麟祥院
麟祥院 | |
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本堂 | |
所在地 | 東京都文京区湯島4-1-8 |
位置 | 北緯35度42分29.3秒 東経139度45分53.3秒座標: 北緯35度42分29.3秒 東経139度45分53.3秒 |
山号 | 天澤山(天沢山) 報恩山(旧称) |
院号 | 麟祥院 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
開基 | 春日局 |
正式名 | 天澤山麟祥院 (天沢山麟祥院) 報恩山天澤寺(旧称) |
別称 | 枳殻寺(枳殼寺、枸橘寺、からたち寺) 報恩山天澤寺(旧称) |
公式HP | 臨済宗妙心寺派 天澤山 麟祥院 - rinshouin |
法人番号 | 2010005000505 |
麟祥院(りんしょういん)は、東京都文京区湯島にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は天沢山。徳川家光の乳母として知られる春日局の菩提寺である。周囲にカラタチの生垣をめぐらせていたので「からたち寺」とも呼ばれる。
東洋大学創設者の井上円了が東洋大学の前身である哲学館を麟祥院の書院に設置。東洋大学の発祥の地であり、現在も境内に「東洋大学発祥の地」と書かれた石碑がある。明治時代には他にも数々の学校が境内に併設されていた。また当時の麟祥院には臨済大教校もあり、数々の名僧が学びの為に集っていた。
毎年10月14日に春日忌として春日局の法要を行っている。関東大震災で亡くなった中国人留学生の慰霊碑もある。
1624年に三代将軍家光公の台命で、当地に境内地一万坪寺領三百石の御朱印状を拝領し徳川秀忠の御明御殿を賜り、殿堂を造立し、報恩山天澤寺と号していた。
寛永七年野州宇都宮の興禅寺の渭川和尚の高徳であるのを局が聞き、当山の住職として拝請され開山となった。
目次
1 歴史
2 文化財
3 交通
4 外部リンク
歴史
寛永元年(1624年)、春日局の隠棲所として創建。はじめ、報恩山天沢寺と称したが、春日局の法号をもって「天澤山麟祥院」と号するようになる。
明治20年(1887年)には井上円了が、この寺の境内の一棟を借りて東洋大学の前身である「哲学館」を創立した。そのため「東洋大学発祥之地」でもあり、碑も建てられている。
文化財
- 文京区指定有形文化財
十六羅漢図- 春日局像
- 麟祥院文書・春日局書簡
- 文京区指定史跡
- 春日局墓
交通
東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩7分
東京メトロ千代田線 湯島駅より徒歩7分
外部リンク
- 麟祥院