プランク質量
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プランク質量 Planck mass | |
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記号 | mP |
値 | 6995217647000000000♠2.176470(51)×10−8 kg |
相対標準不確かさ | 2.3×10−5 |
プランク質量(プランクしつりょう、英: Planck mass)は、プランク単位系における質量の単位である。プランク質量 mP の値は以下である[1]。
- mP=cℏG=2.176 470(51)×10−8kg{displaystyle m_{mathrm {P} }={sqrt {frac {chbar }{G}}}=2.176 470(51)times 10^{-8},{mbox{kg}}}
ここで、括弧内に書かれた数字は、最後の2桁についての標準不確かさを示す。つまり、6995217647000000000♠(2.176470±0.000051)×10−8 kg という意味である。c は真空中の光速度、ℏ{displaystyle hbar }はディラック定数、G は万有引力定数である。
プランク質量はコンプトン波長をπ{displaystyle pi }で割ったものとシュヴァルツシルト半径とが一致する質量である。その長さはプランク長である。
他の自然単位の値が非常に小さいか大きいかであるのとは異なり、プランク質量の値はほぼ人間が取り扱えるスケール内にある。すなわち、1プランク質量は一般的なコピー用紙(坪量 64g)を 1mm×0.3mm に切ったものの質量くらいである。
脚注
^ “CODATA Value: Planck mass” (英語). NIST. 2015年6月28日閲覧。
関連項目
- 質量
- プランク単位系
- プランク粒子
外部リンク
- 法則の辞典『プランク質量』 - コトバンク