ヒユ科















ヒユ科

W hinatainokoduti1101.jpg

ヒナタイノコズチ
Achyranthes bidentata var. tomentosa


分類





























:

植物界 Plantae
階級なし
:

被子植物 angiosperms
階級なし
:

真正双子葉類 eudicots


:

ナデシコ目 Caryophyllales


:

ヒユ科 Amaranthaceae Juss.


和名
ヒユ科
英名

Amaranth family


  • 本文参照


ヒユ科(Amaranthaceae)は双子葉植物の分類群。ほとんどが草で、世界に70属800種ほど(日本には5属10数種)あり、特に熱帯に多い。花は小さい風媒花で総状・穂状などの花序をなす。花被は5枚、子房上位。



利用


観賞用に栽培するものとして、ケイトウ(鶏頭)、ハゲイトウ(葉鶏頭)、センニチコウ(千日紅)などがある。また、ツルノゲイトウ属の一部の種は水中に適応するため、それらはアクアリウムを彩る水草として用いられる(一方でAlternanthera bettzickianaAlternanthera sessilisといった水中では育たない種まで水草として流通し、初心者が知らずに購入してしまうという問題もある)。


一部のものは食用にされる。ヒモゲイトウ(センニンコク[仙人穀]、属名アマランサスでも呼ばれる)は南米で穀物として利用され、日本でもわずかに栽培された。ハゲイトウに近縁なヒユなどは野菜として利用され、よく似たイヌビユ、ハリビユなどは雑草としてよく見られる。



おもな属




  • イノコヅチ属 Achyranthes - イノコズチ、ヒナタイノコズチ


  • ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属) Alternanthera - ツルノゲイトウ、モヨウビユ、ナガエツルノゲイトウ


  • ヒユ属 Amaranthus - ヒユ、イヌビユ、ハゲイトウ、アマランサス、ハリビユ、アオゲイトウ


  • ケイトウ属 Celosia - ケイトウ、ノゲイトウ


  • インドヒモカズラ属 Deeringia - インドヒモカズラ


  • ハマデラソウ属 Froelichia - ハマデラソウ


  • センニチコウ属 Gomphorea - センニチコウ、キバナセンニチコウ


  • イソフサギ属 Philoxerus - イソフサギ



分類


最新のAPG植物分類体系では、アカザ科もここに含めている。









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