駿台予備学校
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2号館(神田駿河台) | |
創立者 | 山崎寿春 |
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団体種類 | 学校法人 |
設立 | 昭和56年 |
所在地 | 東京都千代田区神田駿河台 |
活動地域 | 日本全国 |
活動内容 | 大学サポート事業、教育研究セミナー |
活動手段 | 教育事業 |
ウェブサイト | http://www2.sundai.ac.jp/yobi/ |
駿台予備学校(すんだいよびがっこう)は、日本国内で展開している大手予備校である。河合塾と代々木ゼミナールと並んで三大予備校または3Yと教育業界において称される事が多い。略称は駿台(すんだい)。許認可の関係上、校舎によって学校法人駿河台学園、学校法人駿河台南学園、駿台教育振興株式会社の3法人のいずれかに属する。旧称は駿台高等予備校。キャッチコピーは「第一志望は、ゆずれない。」。所在地は東京都千代田区神田駿河台。
なお、厳密に「駿台予備学校」とは「学校法人 駿河台学園」が運営する専修学校または各種学校をいい、「駿台教育振興株式会社」が運営するものについては「駿台○○校」または「駿台現役フロンティア○○校」というが、本項では一括して取り扱うこととする。
また本項ではこのほか、海外校を運営する「駿台国際教育センター」や、中学・高校受験塾である「駿台フロンティアJr.」についても取り扱う。
目次
1 概要
2 沿革
3 校舎一覧
3.1 駿台予備学校(専修・各種学校)
3.1.1 専修学校(一般課程)
3.1.2 各種学校
3.2 駿台教育振興設置校
3.2.1 駿台
3.2.2 駿台現役フロンティア
4 全国入試模試センター
5 平成15年度センター試験成績データ流出事件
6 駿台国際教育センター
7 駿台フロンティアJr.
8 主な講師
9 元講師
10 脚注
11 参考文献
12 関連項目
13 外部リンク
概要
学校法人駿河台学園、学校法人駿台甲府学園、学校法人駿河台南学園、駿台教育振興株式会社(旧・駿台教育文化センター株式会社)、駿台文庫株式会社等のグループ関連法人は、事実上一体的に運営されており、人事採用や異動も一括して行われている。学校法人駿河台大学(駿河台大学)や学校法人駿台甲府学園(駿台甲府小学校・中学校・高等学校)とは姉妹関係にあり、駿台グループを形成している。なお、東京都北区に所在する「学校法人駿台学園」(駿台学園中学校・高等学校)とは無関係。
沿革
1918年 - 英文学者の山崎寿春が前身となる東京高等受験講習会を開設[1]。
1930年 - 各種学校として東京府の認可を受けた[1]。
1980年 - 専修学校制度の発足を機に旧称の駿台高等予備校を駿台予備学校と改称。
1981年 - 東京都より正式に専修学校の認可を受けた(京都校は1982年京都府認可)。
1987年 - 駿河台大学法学部を設置する。
校舎一覧
駿台予備学校(専修・各種学校)
専修学校・各種学校ともに「駿台予備学校○○校」が正式名である。
専修学校(一般課程)
首都圏
- お茶の水校(本校)[2]、市谷校舎[3](医学部進学専門校舎)、池袋校、大宮校、横浜校、立川校
- 以下は、駿台教育振興設置の「駿台」を専修学校化したものである。
- 千葉校[4]、津田沼校[5]
- 千葉校[4]、津田沼校[5]
九州
- 福岡校
各種学校
北海道・東北
- 札幌校、仙台校
中部
- 名古屋校[6]
関西
- 京都校、京都南校[7]、大阪校、大阪南校[8]、上本町校、神戸校
中国
- 広島校[9]
駿台教育振興設置校
駿台
2014年度はいずれも首都圏に設置されていたが、2015年度に西大寺校、浜松校が追加された。
首都圏
- 町田校、あざみ野校、柏校
- 過去には千葉校と津田沼校も存在したが、いずれも前述のとおり専修学校化し、「駿台予備学校」となった。
- 2017年12月に横浜校の高卒コースが横浜2号館に移転したとともに、現役生校舎を横浜1号館(旧横浜校)に移転し、2018年3月をもって横浜みらい校を閉校とした。
- 2019年2月に駿台予備学校柏校新校舎が開校する予定である。
東海地区
- 浜松校 - 日本入試センターより「代々木ゼミナール浜松校」を買収
関西
- 西大寺校 - もともと現役フロンティア校だったが、2015年度より高卒生クラスを設置
駿台現役フロンティア
首都圏
- 自由が丘校、吉祥寺校、藤沢校
東海地区
- 丸の内校[6]
関西
- 京都駅前校[7]、茨木校、豊中校、堺東校、西宮北口校(2011年11月11日開校)
全国入試模試センター
駿台予備学校が開催する模擬試験に関連する業務を取り扱っている。
平成15年度センター試験成績データ流出事件
2003年1月25日、駿台予備学校は同校の提供する合格判定サービス「インターネット選太君」が第三者によって成績データを取得できる状態であった事を公表、同サービスを停止した。同サービスはクライアントソフトがサーバ上の成績データをFTPプロトコルで取得する仕様だが、各高校の利用するパスワードは共通であり、またサーバ側にもクライアントによってアクセス範囲を制限する機構がなかった。この影響で駿台に自己採点データを提出した受験者の個人情報(カナ、高校名、クラス名、出席番号など)と全科目の自己採点結果19万7,000人分が流出したとされる。
駿台国際教育センター
駿台国際教育センターは、駿台の海外校と帰国生クラス(お茶の水に設置)の運営をしている。
- 海外の駿台
香港校、シンガポール校、蘇州校、上海校、浦東校(上海)、マレーシア校、駿台ミシガン国際学院(ミシガン州の認可を受けた全日制私立学校)ニューヨーク校、ニュージャージー校
駿台フロンティアJr.
系列会社の駿台教育振興株式会社が運営する難関中学受験指導、難関高校受験指導、および中高一貫進学指導を行う塾である(旧称・駿台リンデンスクール)。
- 首都圏
- お茶の水校、四谷校、池袋校、自由が丘校、町田校、鷺沼校、横浜校、藤沢校、津田沼校、柏校
- 関西地区
- 京都校、烏丸御池校、京都駅前校、上本町校、なかもず校、西宮北口校(2011年11月11日開校)、神戸校
主な講師
表三郎(英語)
竹岡広信(英語)
山本義隆(物理)
安田亨(数学)- 霜栄(現代文)
- 中野芳樹(現代文)
秋本吉徳(古文)
鳥光宏(古文)- 関谷浩(古文)
飯塚敏夫(古文・漢文)
福井紳一(日本史)
茂木誠(世界史)
大島保彦(英語)- 小林俊昭(英語)
- 坂井孝好(英語)
- 雲幸一郎(数学)
- 森茂樹(数学)
- 小林隆章(数学)
元講師
山崎寿春(英語) - 創設者 明治大学教授
岡田實麿(英語) - 明治大学教授 岡田美知代の兄
鈴木長十(英語) - 学監を歴任
伊藤和夫(英語)
奥井潔(英語)
入不二基義(英語)
今井宏(英語) - 代々木ゼミナールを経て、現在は東進ハイスクール講師
中田義元(数学)
根岸世雄(数学)
土師政雄(数学)
秋山仁(数学) - 東京理科大学理数教育研究センター長
高橋正治(古文) - 清泉女子大学教授
高橋いづみ(古文)
神津陽(小論文) - 評論家
大槻義彦(物理) - 早稲田大学教授
坂間勇(物理) - 茨城大学助教授
長岡亮介(数学)- 長岡恭史(数学) - 現在東進ハイスクール講師
脚注
- ^ ab学園について | 新卒採用情報 2018 - 学校法人駿河台学園 2017年6月14日閲覧
^ 千代田区神田駿河台に所在。正式校名は単に「駿台予備学校」であるが、他校舎との区別の意味でも通称として「駿台予備学校 お茶の水校」と称されることが多い。
^ 駿台予備学校では唯一「校舎」と称される。これは、市谷校舎がお茶の水校の分校扱いであるためである。
^ 駿台教育振興設置の「駿台千葉校」を専修学校化し、2016年4月より「駿台予備学校千葉校」として開校した。
^ 前身は駿台教育振興設置の「駿台津田沼校」であり、ユザワヤ津田沼店のビルに所在していた。その後、学校法人高宮学園より「代々木ゼミナール津田沼校」だった校舎を買収し、2016年4月より「駿台予備学校津田沼校」として開校した。なお、「駿台フロンティアJr.津田沼校」は引き続きユザワヤ内に所在している。
- ^ ab2013年4月1日より名古屋校が名駅周辺に移転したことに伴い、2013年3月31日まで使用されていた旧名古屋校は翌4月1日より現役フロンティア生(高校生)専用の校舎になると同時に、丸の内校と名称を変えた。
- ^ ab京都駅前校の開校に伴い、京都南校は2010年度から高3・高卒専門校舎になった。
^ 高卒専門校舎
^ 駿台予備校が広島に進出へ
参考文献
- "駿台予備校ジュニア失踪 豪州「大スキャンダル」が伏線 (ワイド特集 誰にも言えない由々しい話)." 週刊文春 42(45), 36-38, 2000-11-30. 文芸春秋. See profile at CiNii.
- "スクープ 駿台予備校学園長 長男に「遺産ゼロ円」って." 週刊現代 52(12), 162-165, 2010-03-27. 講談社. See profile at CiNii.
関連項目
駿台模試、実戦模試 - 模擬試験
- 三大予備校
- 駿河台大学
駿台甲府小学校・中学校・高等学校 - 姉妹校- データネット
- 駿台文庫
新井貴子(2012年度ミス日本グランプリ受賞者 2012年度のキャンペーンのイメージモデルとしてコマーシャル出演)- 岐洲匠
外部リンク
駿台
- 駿台予備学校
- 駿台海外校
- 東大進学塾エミール
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