切通し








鎌倉市の釈迦堂口切通し
上方を残したトンネル形は例外的





国道246号の切通し
手前の交差点名は「切通し」
(川崎市高津区溝口)


切通し(きりどおし)とは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道である。


トンネル掘削技術が発達していなかった明治時代以前には、切り立った地形の難所に道路を切り開く手段として広く用いられた。現代でも、工事費がトンネル掘削費用と比較し、安くあがる場合には用いられるほか、古い狭隘道路のトンネルを拡幅する際、土被りが浅いなど地理的要因によってはトンネルを取り壊し切通しに作り変える場合があった。


街道整備のために作り、鎌倉市のように封鎖を容易に行えるような狭いものから、何人も横に通れるようなものもある。


この他、町中にも建物を取り壊して新たな通りを作った場合なども切通しと呼ばれることがあり、またそれが町名などになっていることもある。



関連項目








  • 切土 - 掘割について説明している

  • 鎌倉七口

  • 日本の古代道路

  • 湯島切通し坂



外部リンク



  • 切通 - 地名辞典 ONLINE(更新日不明)2018年8月24日閲覧



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