円卓の騎士
Multi tool use
円卓の騎士 (えんたくのきし、英: Knights of the Round Table )とは、アーサー王物語においてアーサー王に仕えたとされる騎士。円卓の騎士に関するもっとも古い記述はウァースの著作にみられる。
その名はキャメロットの城にある円卓を囲んだことに由来する。上座下座のない円卓が用いられたのは、卓を囲む者すべてが対等であるとの考えからである。
目次
1 伝説
2 円卓の騎士の一覧
3 その他の騎士
4 円卓の騎士が登場する作品
伝説
新たな円卓の騎士は空席ができたときにのみ迎えられる。その者は以前の騎士より勇気と武勲を示さなければならず、それができなければ魔術師マーリンが円卓にかけた魔法により弾かれてしまう。
聖杯伝説の一形態では、円卓にはイエス・キリストと12人の使徒を模して13の席があったとされる。「キリスト」に対応するアーサー自身が一つの席に座り、残りの席に一人ずつ騎士たちが座っていたが、13番目の席のみは例外的に誰も座っていなかった。なぜなら、この13番目の席はキリストを裏切ったイスカリオテのユダの席であるため、魔術師マーリンが席に呪いをかけており、座る者は呪いに冒されるからである。そのためこの席は「危険な座」と呼ばれ、新王が足を乗せると叫び声を上げるという、アイルランドのファルの石からできているとされる。しかし、円卓の騎士の一人であるランスロットの息子ガラハッドが呪いを恐れずにこの席に座り、呪いに打ち勝って12番目の騎士になった。彼が聖杯を手にして天に召されたのちは再び空席となった。
円卓の騎士の一覧
狭義には、円卓に座ることを許された騎士を円卓の騎士と呼ぶ。12人とされることがあるが、人数は文献によって相違があり、構成員をすべて挙げない文献も多い。また広義には、アーサー王配下の他の騎士たちも円卓の騎士と呼ぶ。例えばトマス・マロリーの『アーサー王の死』には「300人の円卓の騎士」といった表現がある。以下に円卓の騎士として著名な人物を挙げる(英語版に準拠)。
アーサー王
ランスロット卿
ガウェイン卿
パーシヴァル卿
ガラハッド卿
ケイ卿
ベディヴィア(ベディヴィエール)卿
トリスタン卿
ガレス卿
ボールス卿
ラモラック卿 - ペリノア王の息子。
ユーウェイン卿
パロミデス卿
アグラヴェイン卿 - オークニーのロット王とアーサー王の異父姉モルゴース王妃の息子。
ペリノア王
モルドレッド卿- アーサー王とモルゴース王妃の息子。
その他の騎士
一部の文献によれば以下の人物も円卓の騎士に含まれる(英語版に準拠)。
アグロヴァル卿 - ペリノア王の息子。
アレミラ卿
アレスタント卿
エクター卿 - ケイ卿の父、アーサー王の養父。
エクター・ド・マリス卿 - ベンウィックのバン王の息子、ランスロット卿の弟。
エレック卿
カドー卿
カラドック卿 - 通称、剛腕のカラドック。
ガルハール卿 - ランスロット卿の友人。
ガヘリス卿 - ロット王とモルゴース王妃の息子。
グリフレット卿
ゲライント卿
コンスタンティン3世 - カドー卿の息子。アーサー王の後を継ぎブリテン王となる。
サグラモール卿
ディナダン卿
トー卿 - ペリノア王の息子。
ドラゴネット
ブルーノ卿
フローレンス卿 - ガウェイン卿の息子。
ペレアス卿 - 湖の乙女の夫。
ホエル卿
マーハウス卿
ライオネル卿
ルーカン卿
「アーサー王伝説に登場する人物一覧」も参照
円卓の騎士が登場する作品
ウィキメディア・コモンズには、円卓の騎士 に関連するカテゴリがあります。
「アーサー王に関する書籍の一覧」および「アーサー王に関する作品一覧」を参照
アーサー王物語
主要人物
アーサー - イグレイン - イズールト - エクター - エレイン - グィネヴィア - コンスタンティン3世 - トリスタン - パーシヴァル - バン - マーク - マーリン - 湖の乙女 - モーガン・ル・フェイ - モルゴース - モルドレッド - ユーサー - ロット
その他の円卓の騎士
アグラヴェイン - アグロヴァル -アンボー- エクター・ド・マリス - エレック - ガウェイン - ガヘリス - ガラハッド - ガレス - グリフレット - ケイ - サグラモール - ディナダン - トー - パロミデス - ファリアン - ブルーノ - ベディヴィア - ペリノア - ペレアス - ボールス - マーハウス - ユーウェイン - ライオネル - ラモラック - ランスロット - ルーカン
その他の人物
漁夫王 - ヴォーティガン - キルッフ - タリエシン - ベイリン - ヘラヴィーサ - マルジン - ルキウス - ローエングリン - ディンドラン - リトー - フェルギュス - グリグロワ - 人物一覧
事物や場所など
エクスカリバー - アロンダイト - 聖杯 - 円卓 - ベイドン山の戦い - カムランの戦い - アヴァロン - キャメロット - ティンタジェル城 - ドゥムノニア - コーンウォール - ウェールズ - 赤い竜 - 白い竜
主要作品
マビノギオン - ブリタニア列王史 - ランスロまたは荷車の騎士 - トリスタンとイゾルデ - ガウェイン卿と緑の騎士 - パーシヴァル - アーサー王の死 - 関連書籍一覧 - 関連作品一覧
関連項目
ケルト - ケルト神話 - 中世文学 - 騎士道文学 - 聖杯伝説 - 騎士道 - 宮廷愛
DTjPSQTmpVqa 7vSDs9y fQY9HPQpDgcBe DHG1VVhl8vXEDRfcY4MXs4mQeOUXtm3
Popular posts from this blog
Full-time equivalent From Wikipedia, the free encyclopedia Jump to navigation Jump to search Full-time equivalent ( FTE ) or whole time equivalent ( WTE ) is a unit that indicates the workload of an employed person (or student) in a way that makes workloads or class loads comparable [1] across various contexts. FTE is often used to measure a worker's or student's involvement in a project, or to track cost reductions in an organization. An FTE of 1.0 is equivalent to a full-time worker or student, while an FTE of 0.5 signals half of a full work or school load. [2] Contents 1 U.S. Federal Government 2 In education 2.1 Example 3 Notes 4 References U.S. Federal Government [ edit ] In the U.S. Federal Government, FTE is defined by the Government Accountability Office (GAO) as the number of total hours worked divided by the maximum number of compensable hours in a full-time schedule as...
さくら ももこ 本名 非公開 [1] 生誕 ( 1965-05-08 ) 1965年5月8日 日本・静岡県清水市 (現・静岡市清水区) 死没 ( 2018-08-15 ) 2018年8月15日(53歳没) 日本・東京都目黒区 国籍 日本 職業 漫画家 エッセイスト 作詞家 活動期間 1984年 - 2018年 ジャンル 少女漫画 青年漫画 児童漫画 代表作 『ちびまる子ちゃん』 『コジコジ』 受賞 1989年:第13回講談社漫画賞少女部門 (『ちびまる子ちゃん』) 1990年:第32回日本レコード大賞 (『おどるポンポコリン』作詞) 公式サイト さくらプロダクション テンプレートを表示 さくら ももこ (1965年5月8日 - 2018年8月15日 [2] )は、日本の漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。また、自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。血液型はA型。身長159cm。一男の母親。 代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の単行本の売上は累計3000万部を超える。また、エッセイストとしても独特の視点と語り口で人気が高く、初期エッセイ集三部作『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』はいずれもミリオンセラーを記録。 目次 1 経歴 2 人物・交遊関係 3 主な作品 3.1 漫画 3.2 エッセイ 3.3 作詞 3.4 詩集 3.5 雑誌・ムック本 3.6 翻訳 3.7 絵本、ドラマ脚本他 3.8 ラジオ出演 3.9 その他 4 関係人物 4.1 アシスタント 4.2 さくらももこを演じた人物 5 脚注 5.1 注釈 5.2 出典 6 外部リンク 経歴 年譜形式の経歴は推奨されていません 。人物の伝記は流れのあるまとまった文章で記述し、年譜は補助的な使用にとどめてください。 ( 2018年8月 ) 清水市立(当時)入江小学校...
この項目では、世界を基準とした、国際貨物輸送用の海上コンテナ ・ 航空コンテナについて説明しています。日本を基準とした、日本のコンテナ輸送については「日本のコンテナ輸送」を、またそれ以外の コンテナ (曖昧さ回避)については「コンテナ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 このページには主題の特異性により、多くの関連画像が含まれていますので、パソコンで標準倍率100%で閲覧した場合に、本文と掲載画像全体のバランスがほぼ取れる様に構成されています。 その為、高倍率( 例えば、150%等 )他、スマートホン等の閲覧環境によっては、 過剰な本文の改行空白や、画像バランス崩れ等の一部弊害 が予想されますので、ご了承下さい。 ( 2016年10月 ) 連続で20字以上に渡って青色リンク している箇所、例えば『なお、長さが45フィートタイプのコンテナも近年では新たにISO規格化され、欧米などで普及しつつある』 等には、文節全体のスペース不足や文面の構成上、掲載画像による煩雑さを避けるため、文言に関連した画像が埋め込まれていますので、参考にして下さい。 ( 2016年10月30日 ) 珍しいバナナ専用輸送に使われている、全長40ft型の冷凍コンテナ。 コンテナは、積込む貨物の内容によって適合するコンテナの種類が多く、また全長も20ft型及び、40ft型の二種類を中心として複数のタイプがある。 広大なコンテナターミナル敷地にひしめくコンテナ群。 (アメリカ・ニュージャージー州・ポートエリザベス) ガントリークレーンでコンテナ船に積まれる海上コンテナ 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災での、即応対応ができた災害救援活躍の事例。 神戸市灘区森後町三丁目の宮前商店街付近で、震災後、わずか二日後に始まっていた海上タンクコンテナを利用した、飲料水の給水活動風景。 当時、海上コンテナ取り扱い量が日本一を誇っていた港町・神戸ならではの奇策的な対処法として、神戸市の公式記録に残されている。 日付 1995年1月19日撮影。 基本的なコンテナ埠頭のイラスト。 【左側】港によっては、20.000TEU以上ものコンテナを積載している、超大型船でも荷役できる15m以上も水深の深い岸壁がある。 【中央】港に...