東北自動車道
高速自動車国道 (有料) | |
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.mw-parser-output .jaexpsign{display:inline-block;min-width:2em;text-align:center;background-color:#00702C;border-radius:4px;color:white;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold} E4 東北自動車道 | |
地図 | |
路線延長 | 679.5 km(国内最長) |
開通年 | 1972年(昭和47年)- 1987年(昭和62年) |
起点 | 川口市(川口JCT) |
主な 経由都市 | さいたま市、館林市、宇都宮市、福島市、仙台市、盛岡市、鹿角市、弘前市 |
終点 | 青森市(青森IC) |
接続する 主な道路 (記法) | 記事参照 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
東北自動車道(とうほくじどうしゃどう、TOHOKU EXPRESSWAY)は、埼玉県川口市の川口ジャンクション (JCT) から青森県青森市の青森インターチェンジ (IC) へ至る高速道路(高速自動車国道)である。略称は東北道(とうほくどう、TOHOKU EXPWY)。高速道路ナンバリングによる路線番号は「E4」が割り振られている[注釈 1]。
目次
1 概要
2 インターチェンジなど
3 歴史
4 路線状況
4.1 車線・最高速度
4.2 道路施設
4.2.1 サービスエリア・パーキングエリア
4.2.2 主なトンネルと橋
4.2.2.1 トンネルの数
4.2.3 道路照明灯
4.3 道路管理者
4.3.1 ハイウェイラジオ
4.4 交通量
4.4.1 渋滞など
5 地理
5.1 通過する自治体
5.2 接続する高速道路
6 ギャラリー
7 脚注
7.1 注釈
7.2 出典
8 参考文献
9 関連項目
10 外部リンク
概要
埼玉県川口市を起点とし、群馬県、栃木県、福島県、宮城県、岩手県、秋田県を経由し青森県青森市へ至る、延長679.5キロメートル (km) の路線である。東日本の大動脈の1つであるとともに日本最長の高速国道であり、全線が東日本高速道路(NEXCO東日本)の管轄路線である。
全体的には関東平野から東北地方にかけて、内陸部をほぼ南北に貫く路線である。なお、大部分の区間にかけて国道4号・東北新幹線・東北本線とほぼ並走するルートを辿る。ただし国道4号・東北新幹線は二戸周辺や、青森県南部地方を経由するのに対し、滝沢IC以北は十和田湖の南側、秋田県北部、および青森県津軽地方を経由するため、国道4号・東北新幹線とは離れている[注釈 2]。
宮城県白石市の国見SA - 白石IC間に北緯38度線があり、標識で表示されている。同様に岩手県平泉町に北緯39度線、岩手県八幡平市の松尾八幡平IC - 安代IC間に北緯40度線[注釈 3]の標識が設置されている。前述の通り、山脈の山麓部を通過していくため、路線を通しての標高はあまり高くない[注釈 4]。
なお、安代JCTは川口方面と八戸自動車道方面が本線で、川口方面と青森方面が分岐側となっている。
国土開発幹線自動車道としての予定路線名および、高速自動車国道法に基づく法定路線名(正式名)は東京都練馬区・青森間を結ぶ「東北縦貫自動車道弘前線」である[2]。東北自動車道は、この高速自動車国道「東北縦貫自動車道弘前線」のうち、起点・東京都練馬区から川口市までの区間[注釈 5]を除いた、川口JCT以北より青森ICまでの区間を営業路線名(通称名)とする道路名となっている[注釈 6]。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示す。
- 施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
- 未開通区間の名称はすべて仮称である。
スマートインターチェンジ (SIC) は背景色■で示す。- 路線名の特記がないものは市町道。
バスストップ (BS) のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。- 略字は、JCTはジャンクション、ICはインターチェンジ、SAはサービスエリア、PAはパーキングエリア、TBは本線料金所、CBはチェーン脱着場(チェーンベース)をそれぞれ示す。
IC 番号 | 施設名 | 接続路線名 | 川口 から (km) | BS | 備考 | 所在地 | |
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首都高速(S1)川口線 銀座・湾岸線方面 | |||||||
1 | 川口JCT | C3 東京外環自動車道 | 0.0 | 東京外環道のJCT番号は「70」 | 埼玉県 | 川口市 | |
2 | 浦和IC | 国道122号 | 3.2 | 青森方面出口、東京方面入口 | さいたま市 | ||
国道463号(越谷浦和バイパス) 国道122号 | 4.8 | 青森方面入口、東京方面出口 | |||||
- | 浦和TB | 本線料金所 | 5.0 | ||||
3 | 岩槻IC | 国道16号(岩槻春日部バイパス) | 10.5 | ||||
3-1 | 蓮田SA/SIC | 埼玉県道162号蓮田白岡久喜線 | 18.1 | 東京方面出入口のみ 仙台方面出入口は準備段階調査[3] | 蓮田市 | ||
- | 白岡BS | - | 20.5 | ◆ | 休止中 | 白岡市 | |
3-2 | 久喜白岡JCT | C4 首都圏中央連絡自動車道 | 24.1 | 一部は白岡市 圏央道のJCT番号は「70」 | 久喜市 | ||
4 | 久喜IC | 埼玉県道3号さいたま栗橋線 | 25.5 | ||||
5 | 加須IC | 国道125号 | 33.4 | 加須市 | |||
5-1 | 羽生IC | 埼玉県道84号羽生栗橋線 | 39.4 | 羽生市 | |||
- | 羽生PA | - | 40.6 | ||||
6 | 館林IC | 国道354号(東毛広域幹線道路) | 46.0 | 群馬県 | 館林市 | ||
7 | 佐野藤岡IC | 国道50号(佐野バイパス) | 55.0 | 一部は栃木市 | 栃木県 | 佐野市 | |
7-1 | 佐野SA/SIC | 栃木県道352号佐野SAスマートインター線 | 57.9 | ◆ | |||
7-2 | 岩舟JCT | E50 北関東自動車道 | 61.8 | 栃木都賀JCTまで E50 北関東道との重複区間 北関東道のJCT番号は「7-1」 | 栃木市 | ||
- | 岩舟BS/CB | - | 63.6 | ◆ | BSは休止中 | ||
8 | 栃木IC | 栃木県道32号栃木粕尾線 | 72.7 | ||||
8-1 | 栃木都賀JCT | E50 北関東自動車道 | 75.4 | ||||
<8-2> | 都賀西方PA/SIC | - | 79.3 | SICは2020年度供用開始予定 | |||
- | 磯町BS/CB | - | 84.8 | ◆ | BSは休止中 | 鹿沼市 | |
9 | 鹿沼IC | 国道121号 | 91.5 | ◆ | |||
<9-1> | 大谷SIC(仮称) | 栃木県道70号宇都宮今市線 | 97.5 | 2020年供用開始予定 | 宇都宮市 | ||
- | 大谷PA | - | 99.3 | ||||
10 | 宇都宮IC | 国道119号(宇都宮北道路) E81 日光宇都宮道路 | 103.0 | ||||
10-1 | 上河内SA/SIC | 栃木県道348号上河内スマートインター線 | 110.9 | ||||
11 | 矢板IC | 国道4号(氏家矢板バイパス) 栃木県道30号矢板那須線 | 120.2 | 矢板市 | |||
<11-1> | 矢板北PA/SIC | - | 127.5 | SICは2020年度供用開始予定 | |||
- | 田野原BS/CB | - | 131.0 | ◆ | BSは休止中 | ||
12 | 西那須野塩原IC | 国道400号 | 139.1 | 那須塩原市 | |||
12-1 | 黒磯板室IC / 黒磯PA | 栃木県道351号黒磯板室インター線 | 145.4 | ||||
13 | 那須IC | 栃木県道17号那須高原線 | 152.5 | 那須町 | |||
13-1 | 那須高原SA/SIC | 栃木県道349号那須高原スマートインター線 | 160.5 | ||||
14 | 白河IC | 国道4号 | 169.7 | 福島県 | 西郷村 | ||
- | 西郷BS | - | 171.1 | ○ | |||
14-1 | 白河中央SIC | 国道294号 | 176.1 | 白河市 | |||
- | 阿武隈PA | - | 178.7 | ||||
15 | 矢吹IC | E80 あぶくま高原道路 国道4号 | 186.3 | 矢吹町 | |||
15-1 | 鏡石PA/SIC | 福島県道289号下松本鏡石停車場線 | 193.9 | スマートICは6-22時 | 鏡石町 | ||
16 | 須賀川IC | 福島県道67号中野須賀川線 | 198.2 | 須賀川市 | |||
- | 安積PA | - | 206.0 | 郡山市 | |||
17 | 郡山南IC | 福島県道47号郡山長沼線 | 207.7 | ||||
<17-1> | 郡山中央SIC | 福島県道55号郡山矢吹線 | 211.8 | 2019年1月13日供用開始予定[4] | |||
18 | 郡山IC | 国道49号 | 216.4 | ||||
18-1 | 郡山JCT | E49 磐越自動車道 | 220.2 | ||||
19 | 本宮IC | 国道4号 | 223.1 | 本宮市 | |||
- | 安達太良SA | - | 226.3 | ||||
- | 大玉BS/CB | - | 229.0 | ◆ | BSは休止中 | 大玉村 | |
20 | 二本松IC | 国道459号 福島県道355号須賀川二本松線 | 236.0 | ○ | 二本松市 | ||
20-1 | 福島松川PA/SIC | 福島県道52号土湯温泉線 | 244.7 | ◆ | 福島市 | ||
21 | 福島西IC | 国道115号(福島西バイパス) | 254.9 | ○ | |||
- | 吾妻PA | - | 257.7 | ||||
21-1 | 福島JCT | E13 東北中央自動車道 | 261.1 | - | |||
22 | 福島飯坂IC | 国道13号 | 264.9 | ||||
<22-1> | 桑折JCT | E13 東北中央自動車道(事業中) | 269.4 | 2020年度開通予定 | 桑折町 | ||
- | 桑折BS | - | 270.0 | ◆ | BSは休止中 | ||
23 | 国見IC | 福島県道46号白石国見線 | 276.0 | 国見町 | |||
- | 国見SA | - | 281.9 | ||||
- | 越河BS/CB | - | 285.9 | ◆ | BSは休止中 | 宮城県 | 白石市 |
- | 白石西BS/CB | - | 295.0 | ◆ | BSは休止中 | ||
24 | 白石IC | 国道4号(白石バイパス) | 299.5 | ||||
- | 蔵王PA | - | 304.1 | 蔵王町 | |||
25 | 村田IC | 宮城県道14号亘理大河原川崎線 | 311.8 | 村田町 | |||
26 | 村田JCT | E48 山形自動車道 | 314.5 | ここから仙台南ICまで E48 が重複付与されている | |||
<26-1> | 菅生PA/SIC | - | 319.6 | SICは事業中[3] | |||
27 | 仙台南IC | E48 仙台南部道路 国道286号 | 326.8 | 仙台市 | |||
28 | 仙台宮城IC | 国道48号 (仙台西道路/愛子バイパス) | 332.4 | ||||
- | 仙台宮城BS/CB | - | 332.9 | ◆ | BSは休止中 | ||
28-1 | 泉PA/SIC | 宮城県道35号泉塩釜線 | 342.6 | ||||
29 | 泉IC | 国道4号 | 346.1 | ||||
29-1 | 富谷JCT | E6 仙台北部道路 | 349.3 | 仙台北部道路富谷ICとの直通不可 | 富谷市 | ||
- | 鶴巣PA | - | 354.4 | 大和町 | |||
30 | 大和IC | 宮城県道3号塩釜吉岡線 | 357.1 | ||||
30-1 | 大衡IC | 宮城県道57号大衡落合線 | 360.3 | 出入り口となる交差点に大衡簡易PAがある | 大衡村 | ||
30-2 | 三本木PA/SIC | 国道4号(三本木バイパス) | 366.8 | ○ | 大崎市 | ||
31 | 古川IC | 国道47号(石巻新庄道路〈候補路線〉) | 375.1 | ||||
31-1 | 長者原SA/SIC | 宮城県道266号化女沼公園線 (市道経由) | 381.0 | ||||
- | 高清水BS | - | 386.0 | ◆ | 休止中 | 栗原市 | |
32 | 築館IC | 国道4号 | 391.2 | ||||
- | 築館BS | - | 393.0 | ◆ | 休止中 | ||
<32-1> | 栗原IC[5][6] | みやぎ県北高速幹線道路 | 事業中 | ||||
- | 志波姫PA | - | 396.8 | ||||
33 | 若柳金成IC | 宮城県道4号中田栗駒線 | 403.0 | ||||
- | 金成PA | - | 408.8 | ||||
34 | 一関IC | 国道342号 | 420.3 | 岩手県 | 一関市 | ||
<34-1> | 平泉SIC | 424.6 | 2021年3月供用開始予定 | ||||
- | 中尊寺PA | - | 423.4 | ||||
425.5 | 平泉町 | ||||||
35 | 平泉前沢IC | 国道4号 | 431.8 | ||||
- | 前沢SA | - | 437.5 | 奥州市 | |||
35-1 | 奥州SIC | 岩手県道236号衣川水沢線 | 442.7 | ||||
36 | 水沢IC | 国道4号(金ヶ崎バイパス) | 449.3 | ||||
36-1 | 北上金ヶ崎IC/PA | 岩手県道50号北上金ケ崎インター線 | 458.0 | 北上市 | |||
37 | 北上JCT | E46 秋田自動車道 | 461.8 | ここから花巻JCTまで E46 が重複付与されている。 | |||
38 | 北上江釣子IC | 国道107号 | 464.7 | ||||
- | 花巻PA/SIC | - | 472.6 | SICは準備段階調査[7] | 花巻市 | ||
38-1 | 花巻南IC | 岩手県道12号花巻大曲線 | 474.5 | ||||
38-2 | 花巻JCT | E46 釜石自動車道 | 478.6 | ||||
39 | 花巻IC | 岩手県道37号花巻平泉線 | 481.3 | ||||
- | 紫波SA | - | 489.2 | 紫波町 | |||
40 | 紫波IC | 岩手県道46号紫波インター線 | 494.1 | ||||
40-1 | 矢巾PA/SIC | 岩手県道120号不動盛岡線 (市道経由) | 501.3 | 矢巾町 | |||
41 | 盛岡南IC | 岩手県道36号上米内湯沢線 (宮古盛岡横断道路(計画路線)) | 505.1 | 盛岡市 | |||
42 | 盛岡IC | 国道46号(盛岡秋田道路(計画路線)) | 512.1 | ||||
<42-1> | 滝沢中央SIC | 市道茨島土沢線 | 516.1 | 建設中 2019年3月供用開始予定 | 滝沢市 | ||
- | 滝沢PA | - | 520.1 | ||||
43 | 滝沢IC | 国道4号 | 522.1 | ||||
44 | 西根IC | 国道282号 | 532.2 | 八幡平市 | |||
- | 岩手山SA | - | 537.3 | 下り線最後の給油所 | |||
45 | 松尾八幡平IC | 岩手県道45号柏台松尾線 | 541.7 | ||||
- | 前森山PA | - | 544.2 | ||||
- | 畑PA | - | 556.6 | ||||
46 | 安代JCT | E4A 八戸自動車道 | 563.3 | ||||
47 | 安代IC | 国道282号 | 564.6 | ○ | |||
- | 田山PA | - | 573.2 | ○ | |||
- | 湯瀬PA | - | 585.2 | ○ | 秋田県 | 鹿角市 | |
48 | 鹿角八幡平IC | 国道282号 | 590.7 | ||||
- | 花輪SA | - | 593.7 | ○ | |||
49 | 十和田IC | 国道103号 | 602.6 | ○ | |||
49-1 | 小坂IC | 秋田県道2号大館十和田湖線 | 610.7 | ○ | 小坂町 | ||
- | 小坂PA | - | 613.5 | ||||
49-2 | 小坂JCT | E7 秋田自動車道 | 617.0 | ||||
- | 坂梨トンネル | - | 長さ 約4,265 m 東北道最長のトンネル | ||||
青森県 | 平川市 | ||||||
50 | 碇ヶ関IC | 国道7号 | 630.7 | ○ | |||
- | 阿闍羅PA | - | 635.8 | 大鰐町 | |||
- | 大鰐BS | - | 640.0 | ○ | |||
51 | 大鰐弘前IC | 国道7号 | 643.7 | ||||
- | 津軽SA | - | 646.5 | 平川市 | |||
52 | 黒石IC | 国道102号(弘前黒石I.C連絡道路) | 653.6 | 黒石市 | |||
- | 牡丹平BS | - | 654.9 | ○ | |||
- | 高舘PA | - | 660.8 | ||||
- | 羽黒平BS | - | 665.5 | ○ | 青森市 | ||
53 | 浪岡IC/JCT | 青森県道285号浪岡藤崎線 国道7号(浪岡バイパス) E64 津軽自動車道 | 667.6 | 浪岡JCT(予定) | |||
54 | 青森JCT | E4A 青森自動車道 | 677.4 | 青森道 - 青森IC間の直通不可[8] | |||
青森IC | 国道7号(青森環状道路) | 679.5 |
歴史
1972年(昭和47年)11月13日 : 岩槻IC - 宇都宮IC間開通。
1973年(昭和48年)
8月9日 : 宇都宮IC - 矢板IC間開通。
11月26日 : 白河IC - 郡山IC間開通。
11月27日 : 白石IC - 仙台南IC間開通。
1974年(昭和49年)12月20日 : 矢板IC - 白河IC間開通。
1975年(昭和50年)
4月1日 : 郡山IC - 白石IC間開通。
11月28日 : 仙台南IC - 泉IC間開通。
1976年(昭和51年)12月9日 : 泉IC - 古川IC間開通。
1977年(昭和52年)
11月15日 : 古川IC - 築館IC間開通。
11月19日 : 一関IC - 盛岡南IC間開通。
1978年(昭和53年)12月2日 : 築館IC - 一関IC間開通。
1979年(昭和54年)
9月27日 : 大鰐弘前IC - 青森IC間開通。
10月13日 : 紫波IC開通。
10月18日 : 盛岡南IC - 滝沢IC間開通。
1980年(昭和55年)
3月26日 : 浦和IC - 岩槻IC間開通。
10月8日 : 滝沢IC - 西根IC間開通。
10月29日 : 碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC間開通。
1981年(昭和56年)8月4日 : 本宮IC開通。
1982年(昭和57年)
3月1日 : 岩槻IC - 加須IC間6車線化。
3月29日 : 若柳金成IC開通。
10月19日 : 西根IC - 安代IC間開通。
1983年(昭和58年)
10月1日 : 加須IC - 佐野藤岡IC間6車線化。
10月20日 : 安代IC - 鹿角八幡平IC間開通。
1984年(昭和59年)
6月1日 : 佐野藤岡IC - 栃木IC間6車線化。
8月11日 : 栃木IC - 鹿沼IC間6車線化。
9月27日 : 鹿角八幡平IC - 十和田IC間開通。
11月6日 : 郡山南IC開通。
1986年(昭和61年)
7月24日 : 花巻南IC開通。
7月30日 : 十和田IC - 碇ヶ関IC間開通。
1987年(昭和62年)9月9日 : 川口JCT - 浦和IC間開通により全線開通、川口JCTで首都高速川口線と接続。
1988年(昭和63年)10月13日 : 村田JCT開通により山形自動車道と接続。
1989年(平成元年)9月7日 : 安代JCT開通により八戸自動車道と接続。
1990年(平成2年)
10月12日 : 小坂IC開通。
10月31日 : 郡山JCT開通により磐越自動車道と接続。
1992年(平成4年)
3月21日 : 羽生IC開通。
11月27日 : 川口JCTで東京外環自動車道と接続。
1994年(平成6年)8月4日 : 北上JCT開通により秋田自動車道と接続。
1996年(平成8年)10月8日 : 北上金ヶ崎IC開通。
1999年(平成11年)
3月19日 : 鹿沼IC - 大谷PA間6車線化。
11月24日 : 大谷PA - 宇都宮IC間6車線化。
2000年(平成12年)7月27日 : 栃木都賀JCT開通により北関東自動車道(宇都宮上三川方面)と接続。
2001年(平成13年)8月1日 : 仙台南ICで仙台南部道路と接続。
2002年(平成14年)
3月17日 : 浦和IC(川口方面)出入口開通。
11月7日 : 花巻JCT開通により釜石自動車道と接続。
11月25日 : 浪岡ICで津軽自動車道と接続。
2003年(平成15年)9月28日 : 青森JCT開通により青森自動車道と接続。
2004年(平成16年)
11月1日 : 泉TB廃止。
12月24日 : 長者原SAスマートIC社会実験開始(2006年〈平成18年〉9月30日終了)[注釈 7]。
12月27日 : 福島松川PAスマートIC社会実験開始(2006年〈平成18年〉9月30日終了)[注釈 8]。
2005年(平成17年)
4月22日 : 上河内SA、那須高原SAスマートIC社会実験開始(2005年〈平成17年〉9月25日終了)[注釈 9]。
10月1日 : 日本道路公団民営化に伴い、東日本高速道路株式会社の管轄となる。
2006年(平成18年)
2月24日 : 上河内SA、那須高原SAスマートIC社会実験再開。同時に上り線にも設置。
4月26日 : 泉PAスマートIC社会実験開始(2007年〈平成19年〉3月31日終了)。- 10月1日 : 福島松川スマートIC、長者原スマートIC供用開始。
2007年(平成19年)
4月1日 : 上河内スマートIC、那須高原スマートIC、泉PAスマートIC供用開始(24時間)。
9月14日 : 鏡石PAスマートIC社会実験開始(2009年〈平成21年〉3月31日終了)。
2009年(平成21年)
3月29日 : 黒磯板室IC開通。- 4月1日 : 鏡石PAスマートIC供用開始(6-22時)。
- 6月30日 : 佐野SAスマートIC、上河内SAスマートICへの福島方面出入口追加、那須高原SAスマートICへの福島方面出入口追加の連結を許可[9]。
8月8日 : 白河中央スマートIC供用開始(24時間)。
9月18日 : 三本木スマートIC供用開始(24時間)。
2010年(平成22年)
3月27日 : 富谷JCT開通により仙台北部道路と接続。
4月17日 : 岩舟JCT開通により北関東自動車道(佐野田沼方面)と接続。
12月18日 : 大衡IC開通。上河内SAスマートIC、那須高原SAスマートICに福島方面出入口を追加しフルIC化。
2011年(平成23年)
3月11日 : 東北地方太平洋沖地震の影響で路線が大きな損傷を受け、川口JCT - 碇ヶ関IC間で通行止め。
4月10日 : 応急復旧工事を終え、全線開通。
4月28日 : 佐野SAスマートIC供用開始(24時間)。
5月29日 : 久喜白岡JCT開通により首都圏中央連絡自動車道(白岡菖蒲方面)と接続。
9月5日 : 3月11日の地震被害による本復旧工事を開始(2012年〈平成24年〉12月22日まで)[10]。
12月1日 : 2012年3月31日まで、東日本大震災の復興支援として、白河IC - 安代ICは全日全車種、安代IC - 青森ICは土・日・祝日の普通車・軽自動車等(ETC搭載車限定)で無料措置を実施[11]。
2012年(平成24年)2月4日 : 蓮田SAスマートIC供用開始(24時間)。
2013年(平成25年)11月30日 : 小坂JCT開通により秋田自動車道と接続。
2016年(平成28年)
9月11日 : 福島JCT開通により東北中央自動車道と接続。
10月13日 : 岩手県公安委員会は、花巻南IC - 盛岡南ICで試験的に最高速度を110 km/hに引き上げる方針を定めた。2017年度以降1年以上継続して効果を検証したうえで、他の区間でも引き上げが可能か検討する[12]。
2017年(平成29年)12月1日 : 警察庁が花巻南IC - 盛岡南IC間(約30 km)の最高速度を試験的に100 km/hから110 km/hに引き上げる[13][14]。
2018年(平成30年)
3月24日 : 矢巾スマートIC供用開始[15]。
4月21日 : 奥州スマートIC供用開始[16]。
2019年(平成31年)1月13日 : 郡山中央スマートIC供用開始予定[4]。
路線状況
車線・最高速度
区間 | 車線 | 最高速度 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
上下線 | 上り線 | 下り線 | |||
川口JCT - 浦和TB | 6 | 3 | 3 | 80 km/h | |
浦和TB - 宇都宮IC | 100 km/h | ||||
宇都宮IC - 蔵王PA | 4 | 2 | 2 | ||
蔵王PA - 泉IC | 80 km/h | ||||
泉IC - 一関IC | 100 km/h | ||||
一関IC - 前沢SA | 80 km/h | ||||
前沢SA - 花巻南IC | 100 km/h | ||||
花巻南IC - 盛岡南IC | 110 km/h | ||||
盛岡南IC - 西根IC | 100 km/h | ||||
西根IC - 大鰐弘前IC | 80 km/h | ||||
大鰐弘前IC - 青森JCT | 100 km/h | ||||
青森JCT - 青森IC | 3 | 1 | 2 | (上り)70 km/h (下り)60 km/h |
川口JCT - 宇都宮IC間の6車線区間は103 kmにもおよび、1つの高速国道では全国最長の6車線区間である[注釈 10]。
基本的に直線の多い高速道路であるが、仙台近郊、岩手県南部、岩手県八幡平地区 - 青森県津軽南部の区間では急カーブ、トンネル、急勾配の連続する線形である。そのため、これらの区間では、臨時規制時を除き常時80 km/h規制となっている。
かつては福島トンネル(東北道で最も東京寄りのトンネル)が80 km/h、坂梨トンネル(東北道最長のトンネル)が70 km/hにそれぞれ規制されていたが、現在は前者が100 km/h、後者が80 km/hにそれぞれ緩和された。なお、福島トンネルを除くすべてのトンネルが80 km/hに規制されている。
警察庁は2016年(平成28年)3月24日、一部区間の最高速度を試験的に110 km/hに引き上げると発表した。試験区間は花巻南IC - 盛岡南IC間の30.6 kmである[17]。
花巻南IC - 盛岡南IC間は2017年(平成29年)12月1日に試験的に最高速度が110 km/hに引き上げられた[13][14]。
道路施設
サービスエリア・パーキングエリア
売店は、すべてのサービスエリア (SA)、羽生パーキングエリア (PA) から吾妻PAまでのすべてのパーキングエリアおよび、蔵王PAから滝沢PAまでの半数のパーキングエリアに設置されている。この中で、コンビニが、蓮田SA(上り線)・羽生PA(下り線)・黒磯PA・鏡石PA・吾妻PA・津軽SA(上り線)に設置されている。24時間営業の売店は紫波SAを除く蓮田SAから岩手山SAまでのすべてのSA、コンビニ化されている羽生PA・黒磯PA・鏡石PA・吾妻PA・菅生PA・津軽SA(上り線)にある。
レストランは、蓮田SAから岩手山SAまでのすべてのサービスエリアと羽生PA(下り線)・菅生PAに設置されていて、一部24時間営業を行っているレストランがある。蔵王PA・泉PA・三本木PA・志波姫PA・中尊寺PA・花巻PAと前森山PA以北のすべてのPAはトイレと自動販売機のみとなっている。
ガソリンスタンドは、蓮田SAから岩手山SAまでのすべてのサービスエリアと安積PA・吾妻PA(下り線)・菅生PA・鶴巣PA・花輪SA(上り線)に設置されており、深夜営業をしていない吾妻PA(下り線)、花輪SA(上り線)以外はすべて24時間営業。下り線は岩手山SAが最終給油所となり、それより北は青森道・八戸道を含めて終点まで給油所は設置されていない。
主なトンネルと橋
福島トンネル(福島松川PA - 福島西IC) : 上り線880 m 下り線910 m- 一関トンネル(一関IC - 中尊寺PA) : 上り線722 m 下り線1,002 m
- 平泉トンネル(中尊寺PA - 平泉前沢IC) : 上り線1,103 m 下り線1,123 m(毛越寺、中尊寺の裏山を貫く)
- 竜ヶ森トンネル(前森山PA - 畑PA): 上り線1,919 m 下り線1,922m
- 亀田山トンネル (十和田IC - 小坂IC) : 上り線1,192m 下り線1,252m
坂梨トンネル(小坂JCT - 碇ヶ関IC) : 上り線4,254 m 下り線4,265 m(東北自動車道最長トンネル、秋田・青森県境)
トンネルの数
区間 | 上り線 | 下り線 |
---|---|---|
川口JCT - 福島松川PA | 0 | 0 |
福島松川PA - 福島西IC | 1 | 1 |
福島西IC - 一関IC | 0 | 0 |
一関IC - 中尊寺PA | 1 | 1 |
中尊寺PA - 平泉前沢IC | 1 | 1 |
平泉前沢IC - 前森山PA | 0 | 0 |
前森山PA - 畑PA | 1 | 1 |
畑PA - 安代JCT | 1 | 1 |
安代JCT - 安代IC | 0 | 0 |
安代IC - 田山PA | 2 | 2 |
田山PA - 湯瀬PA | 4 | 4 |
湯瀬PA - 鹿角八幡平IC | 2 | 2 |
鹿角八幡平IC - 十和田IC | 0 | 0 |
十和田IC - 小坂IC | 1 | 1 |
小坂IC - 小坂JCT | 0 | 0 |
小坂JCT - 碇ヶ関IC | 2 | 2 |
碇ヶ関IC - 阿闍羅PA | 0 | 0 |
阿闍羅PA - 大鰐弘前IC | 1 | 1 |
大鰐弘前IC - 青森IC | 0 | 0 |
合計 | 17 | 17 |
総延長が長い割にトンネルは少ない。特に関東地方および宮城県の区間にはトンネルは1本もない。安代JCT以北は東北道最長の坂梨トンネルをはじめトンネルが多く、この区間だけで東北道の全トンネル数の3分の2以上を占める。
道路照明灯
- 川口JCT - 久喜IC
- 羽生IC - 羽生PA
- 蔵王PA - 仙台南IC下り線、盛岡・青森方面
道路管理者
2005年(平成17年)10月の道路公団民営化後は全区間が東日本高速道路(NEXCO東日本)の営業範囲となっており、白河ICを境に南側をNEXCO東日本関東支社が、北側をNEXCO東日本東北支社がそれぞれ管轄している。
NEXCO東日本関東支社
- 加須管理事務所 : 川口JCT - 佐野藤岡IC
- 宇都宮管理事務所 : 佐野藤岡IC - 宇都宮IC
- 那須管理事務所 : 宇都宮IC - 白河IC
NEXCO東日本東北支社
- 郡山管理事務所 : 白河IC - 本宮IC
- 福島管理事務所 : 本宮IC - 白石IC
- 仙台管理事務所 : 白石IC - 泉IC
- 古川管理事務所 : 泉IC - 一関IC
- 北上管理事務所 : 一関IC - 花巻IC
- 盛岡管理事務所 : 花巻IC - 安代IC
- 十和田管理事務所 : 安代IC - 碇ヶ関IC
- 青森管理事務所 : 碇ヶ関IC - 青森IC
ハイウェイラジオ
- 浦和(川口JCT - 浦和IC)
- 蓮田(蓮田SA - 久喜IC)
- 羽生(羽生PA - 館林IC)
- 館林(館林IC - 佐野藤岡IC)
- 大谷(鹿沼IC - 宇都宮IC)
- 安積(須賀川IC - 安積PA)
- 安達太良(安達太良SA - 二本松IC)
- 福島(福島トンネル - 福島西IC)
- 蔵王(白石IC - 村田IC)
- 菅生(菅生PA - 仙台南IC)
- 三本木(三本木PA - 古川IC)
- 前沢(平泉前沢IC - 水沢IC)
- 矢巾(紫波IC - 矢巾PA)
コールサインは「ハイウェイラジオ東北道○○」と放送される。(例: 浦和であれば「ハイウェイラジオ東北道浦和」)
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17年(2005年)度 | 平成22年(2010年)度 | 平成27年(2015年)度 |
---|---|---|---|
川口JCT - 浦和第二IC | 84,255 | 84,278 | 93,057 |
浦和第二IC - 浦和第一IC | 84,113 | 85,032 | 95,066 |
浦和第一IC - 岩槻IC | 94,813 | 96,253 | 95,066 |
岩槻IC - 蓮田SA/SIC | 86,307 | 86,264 | 88,519 |
蓮田SA/SIC - 久喜白岡JCT | 85,265 | ||
久喜白岡JCT - 久喜IC | 79,964 | ||
久喜IC - 加須IC | 75,858 | 77,411 | 76,679 |
加須IC - 羽生IC | 69,401 | 72,228 | 72,516 |
羽生IC - 館林IC | 68,739 | 72,174 | 72,745 |
館林IC - 佐野藤岡IC | 61,411 | 64,923 | 65,952 |
佐野藤岡IC - 佐野SA/SIC | 56,382 | 64,395 | 62,396 |
佐野SA/SIC - 岩舟JCT | 63,717 | ||
岩舟JCT - 栃木IC | 67,220 | 76,947 | |
栃木IC - 栃木都賀JCT | 56,100 | 66,784 | 75,707 |
栃木都賀JCT - 鹿沼IC | 44,496 | 47,536 | 50,630 |
鹿沼IC - 宇都宮IC | 40,308 | 42,133 | 44,905 |
宇都宮IC - 上河内SA/SIC | 36,499 | 38,247 | 42,500 |
上河内SA/SIC - 矢板IC | 37,468 | 41,770 | |
矢板IC - 西那須野塩原IC | 33,942 | 33,299 | 38,441 |
西那須野塩原IC - 黒磯板室IC | 28,928 | 28,475 | 34,764 |
黒磯板室IC - 那須IC | 26,689 | 32,801 | |
那須IC - 那須高原SA/SIC | 25,997 | 24,081 | 29,972 |
那須高原SASIC - 白河IC | 23,747 | 29,734 | |
白河IC - 白河中央SIC | 25,572 | 23,298 | 29,971 |
白河中央SIC - 矢吹IC | 24,615 | 31,870 | |
矢吹IC - 鏡石PA/SIC | 27,177 | 25,400 | 32,607 |
鏡石PA/SIC - 須賀川IC | 25,734 | 32,921 | |
須賀川IC - 郡山南IC | 28,375 | 26,407 | 33,182 |
郡山南IC - 郡山IC | 28,855 | 26,719 | 33,677 |
郡山IC - 郡山JCT | 36,507 | 35,125 | 43,949 |
郡山JCT - 本宮IC | 38,269 | 38,439 | 45,967 |
本宮IC - 二本松IC | 39,902 | 39,465 | 46,672 |
二本松IC - 福島松川PA/SIC | 37,949 | 38,179 | 45,255 |
福島松川PA/SIC - 福島西IC | 37,697 | 37,380 | 44,145 |
福島西IC - 福島JCT | 32,210 | 31,512 | 37,078 |
福島JCT - 福島飯坂IC | |||
福島飯坂IC - 国見IC | 30,810 | 29,792 | 35.024 |
国見IC - 白石IC | 30,361 | 29,417 | 34.632 |
白石IC - 村田IC | 30,764 | 30,274 | 35,413 |
村田IC - 村田JCT | 34,826 | 34,411 | 39,814 |
村田JCT - 仙台南IC | 40,168 | 40,871 | 46,214 |
仙台南IC - 仙台宮城IC | 33,188 | 35,888 | 37,740 |
仙台宮城IC - 泉PA/SIC | 28,879 | 28,879 | 32,492 |
泉PA/SIC - 泉IC | 29,933 | 32,348 | |
泉IC - 富谷JCT | 33,398 | 33,383 | 37,279 |
富谷JCT - 大和IC | 36,314 | 44,990 | |
大和IC - 大衡IC | 33,096 | 33,589 | 42,326 |
大衡IC - 三本木PA/SIC | 33,589 | 41,022 | |
三本木PA/SIC - 古川IC | 32,026 | 38,316 | |
古川IC - 長者原SA/SIC | 26,954 | 26,342 | 32,847 |
長者原SASIC - 築館IC | 26,701 | 25,554 | 32,112 |
築館IC - 若柳金成IC | 23,755 | 22,640 | 28,514 |
若柳金成IC - 一関IC | 22,055 | 21,133 | 26,705 |
一関IC - 平泉前沢IC | 22,383 | 21,548 | 26,828 |
平泉前沢IC - 奥州SIC | 22,475 | 21,888 | 27,252 |
奥州SIC - 水沢IC | |||
水沢IC - 北上金ヶ崎IC | 24,914 | 24,393 | 29,162 |
北上金ヶ崎IC - 北上JCT | 25,475 | 25,025 | 29,855 |
北上JCT - 北上江釣子IC | 23,659 | 23,253 | 27,720 |
北上江釣子IC - 花巻南IC | 23,646 | 23,177 | 27,750 |
花巻南IC - 花巻JCT | 23,922 | 23,297 | 27,885 |
花巻JCT - 花巻IC | 24,131 | 23,866 | 29,555 |
花巻IC - 紫波IC | 24,944 | 24,423 | 30,250 |
紫波IC - 矢巾PASIC | 24,345 | 23,540 | 28,860 |
矢巾PASIC - 盛岡南IC | |||
盛岡南IC - 盛岡IC | 20,826 | 19,191 | 21,912 |
盛岡IC - 滝沢IC | 18,657 | 17,279 | 20,780 |
滝沢IC - 西根IC | 16,341 | 15,462 | 18,308 |
西根IC - 松尾八幡平IC | 14,872 | 14,059 | 16,555 |
松尾八幡平IC - 安代JCT | 13,772 | 13,772 | 15,987 |
安代JCT - 安代IC | 8,388 | 8,113 | 9,312 |
安代IC - 鹿角八幡平IC | 7,963 | 7,498 | 8,875 |
鹿角八幡平IC - 十和田IC | 7,804 | 7,498 | 8,488 |
十和田IC - 小坂IC | 6,557 | 6,961 | 7,512 |
小坂IC - 小坂JCT | 6,428 | 6,130 | 7,603 |
小坂JCT - 碇ヶ関IC | 8,078 | ||
碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC | 7,510 | 7,287 | 8,408 |
大鰐弘前IC - 黒石IC | 5,620 | 5,276 | 6,243 |
黒石IC - 浪岡IC | 6,862 | 7,087 | 7,776 |
浪岡IC - 青森JCT | 8,480 | 9,797 | 9,519 |
青森JCT - 青森IC | 3,051 | 2,980 | 3,526 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
2002年度(平成14年度)(2003年度JH年報)
- 区間別日平均交通量 : 29,745台(前年度比97.9%)
川口JCT - 栃木都賀JCTまでは各区間5万台以上あるのに対して、安代JCT - 青森ICまでは各区間1万台未満である。
- 総交通量
- 年間 : 92,692,976台(前年度比98.8%)
- 日平均 : 253,953台
渋滞など
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2010年8月) |
ゴールデンウィーク (GW) やお盆の時期においては、大規模な渋滞が発生することは他の高速道路と同様である。GWやお盆の帰省ラッシュには40-60 kmに及ぶ長い渋滞が発生する。
季節に関係なく、渋滞の発生しやすい地点は上りの川口JCT、上下線の岩槻IC、利根川橋、渡良瀬川橋、久喜IC、加須IC、羽生IC、館林IC、佐野藤岡IC、栃木IC、八幡沢橋、宇都宮IC、上河内SA、鬼怒川橋、矢板IC、矢板北PA、箒川橋、西那須野塩原IC、黒磯板室IC、那須IC、那須高原SA、福島トンネルなどである。渋滞が発生しやすい時間帯は下り線は朝-午前、上り線は夕-夜である。行楽シーズン、夏場は下り線の那須IC出口で路肩や本線にはみ出すぐらいの渋滞になることがある。また、大型ショッピングセンターやアウトレットモールの最寄のIC(盛岡IC、黒磯板室IC、佐野藤岡ICなど)ではIC出口の料金所を先頭に本線上までの渋滞が発生する場合も多い。季節に関係なく、土日と祝日には上りの栃木IC以南の渋滞が栃木都賀JCTを過ぎて北関東道西行きへ5 km程度伸びることがある。さらに、朝や夕方には東京外環道内回りや首都高速川口線上りの渋滞が川口JCTを過ぎて東北道の浦和IC付近まで伸びてくることもある。
また、郡山JCTより南の区間は磐越自動車道と常磐自動車道がバイパス路線として機能しており、これにより例年であれば渋滞がある程度緩和されていた。しかし、東日本大震災直後の2011年(平成23年)のGWでは福島第一原子力発電所事故の影響で原発付近を通過する常磐道・磐越道を避ける車両が東北道に集中したためか、下り線の栃木IC付近を先頭に川口JCTまで70 km以上渋滞するなど東北道では例年以上に激しい渋滞が発生した一方で、常磐道ではほとんど渋滞が発生しなかった。
2015年(平成27年)3月の常磐道の全通後は東北道から常磐道への交通の転換がみられており、GWやお盆をはじめとする最混雑期に例年発生していた東北道の福島トンネルなどの渋滞が減少している。
最近では、下り線で北東北の岩手山SAから青森ICまでの約140 kmの区間にガソリンスタンドがないため、岩手山SAでは特に給油目的の車が殺到し渋滞となる事が多い。さらに、かつてガソリンスタンドがあった花輪SAや津軽SAのガソリンスタンド閉鎖の告知が道中に掲示されてはいるが、その事に気付かず給油に訪れたドライバーが立ち往生したり、燃料切れにより路上で停車する問題も起きている[18]。
地理
通過する自治体
埼玉県
川口市 - さいたま市(緑区 - 岩槻区) - 蓮田市 - 白岡市 - 久喜市 - 加須市 - 羽生市
群馬県
邑楽郡明和町 - 館林市 - 邑楽郡板倉町
栃木県
佐野市 - 栃木市 - 鹿沼市 - 宇都宮市 - さくら市 - 塩谷郡塩谷町 - 矢板市 - 那須塩原市 - 那須郡那須町
福島県
西白河郡西郷村 - 白河市 - 西白河郡泉崎村 - 西白河郡矢吹町 - 岩瀬郡鏡石町 - 須賀川市 - 郡山市 - 本宮市 - 安達郡大玉村 - 二本松市 - 福島市 - 伊達郡桑折町 - 伊達郡国見町
宮城県
白石市 - 刈田郡蔵王町 - 柴田郡村田町 - 仙台市(太白区) - 名取市 - 仙台市(太白区 - 青葉区 - 泉区) - 富谷市 - 黒川郡大和町 - 黒川郡大衡村 - 大崎市 - 栗原市
岩手県
一関市 - 西磐井郡平泉町 - 奥州市 - 胆沢郡金ケ崎町 - 北上市 - 花巻市 - 紫波郡紫波町 - 紫波郡矢巾町 - 盛岡市 - 滝沢市 - 八幡平市
秋田県
鹿角市 - 鹿角郡小坂町
青森県
平川市 - 南津軽郡大鰐町 - 弘前市 - 平川市 - 黒石市 - 青森市
接続する高速道路
首都高速川口線(川口JCTで直結)
C3 東京外環自動車道(川口JCTで接続)
C4 首都圏中央連絡自動車道(久喜白岡JCTで接続)
E50 北関東自動車道(岩舟JCT、栃木都賀JCTで接続)
- ※岩舟JCTは高崎・関越道方面、栃木都賀JCTは水戸・常磐道方面に接続
E81 日光宇都宮道路(宇都宮ICで接続)
E80 あぶくま高原道路(矢吹ICで接続)
E49 磐越自動車道(郡山JCTで接続)
E13 東北中央自動車道(福島JCT、桑折JCTで接続 : 建設中)
E48 山形自動車道(村田JCTで接続)
E48 仙台南部道路(仙台南ICで接続)
仙台西道路(仙台宮城ICで接続)
E6 仙台北部道路(富谷JCTで接続)
E46 秋田自動車道(北上JCTで接続)
E46 釜石自動車道(花巻JCTで接続)
E4A 八戸自動車道(安代JCTで接続)
E7 秋田自動車道(小坂JCTで接続)
E64 津軽自動車道(浪岡ICで国道7号交差点を介して接続)
E4A 青森自動車道(青森JCTで接続)
仙台市周辺の東北道は、仙台都市圏環状自動車専用道路の一部を構成する。
ギャラリー
東北新幹線との交差部分(埼玉県白岡市)
埼玉県と群馬県の境を渡る利根川橋(群馬県邑楽郡明和町)
起点から300 kmの標識(宮城県白石市)
宮城県白石市内を通過中の東北新幹線上り車内より撮影
小坂パーキングエリアにある全通記念碑
脚注
注釈
^ 岩舟JCT - 栃木都賀JCT間は「E50」、福島JCT - 桑折JCT間は「E13」、村田JCT - 仙台南IC間は「E48」、北上JCT - 花巻JCT間は「E46」がそれぞれ重複付番されている[1]。
^ またこの辺りの区間は滝沢ICから青森県平川市までは国道282号およびJR花輪線と、平川市から終点の青森ICまでは国道7号およびJR奥羽本線と各々並走する。
^ あわせて看板の下に北緯40度を通る松尾・北京の地名も併記されている。
^ 標高の最高地点は松尾八幡平IC - 安代IC間の竜ヶ森トンネル南側出入口付近で標高475メートル (m)。目印として「東北自動車道 最高地点475 m」の看板が設置されている。
^ この間は東京外環道の一部。
^ 高速自動車国道の東北縦貫自動車道は、弘前線と八戸線の2路線が東京都練馬区から岩手県八幡平市まで重複しており、東北自動車道の川口JCT - 安代JCT間は、東北縦貫自動車道弘前線・八戸線が重複する道路でもある。
^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)3月31日まで。
^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)3月31日まで。
^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)8月28日まで。
^ 連続した6車線区間としては、首都高湾岸線 幸浦出入口 - 東関東道 成田IC間の106 kmが最長。
出典
^ “高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. 2018年1月27日閲覧。
^ 浅井建爾 2015, p. 169.
- ^ ab“スマートインターチェンジの新規事業化、準備段階調査の箇所を決定 〜高速道路の有効利用や地域経済の活性化に向けて〜 (PDF)”. 国土交通省道路局 (2017年7月21日). 2017年7月21日閲覧。
- ^ ab“E4東北自動車道『郡山中央スマートインターチェンジ』が平成31年1月13日(日)15時に開通します (PDF)”. 郡山市・東日本高速道路株式会社 (2018年12月14日). 2018年12月14日閲覧。
^ “(仮称)栗原インターチェンジの連結許可について (PDF)”. 宮城県土木部道路課 (2018年8月10日). 2018年8月15日閲覧。
^ “東北道とみやぎ県北高速を接続「栗原IC」整備許可 築館ICの北4km”. 河北新報 (2018年8月11日). 2018年8月15日閲覧。
^ “スマートインターチェンジの準備段階調査について (PDF)”. 国土交通省道路局 (2018年8月10日). 2018年8月10日閲覧。
^ “ご利用時に注意が必要なICやJCT(NEXCO東日本エリア)”. 東日本高速道路. 2014年2月22日閲覧。
^ “高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について” (プレスリリース), 国土交通省, (2009年6月30日), http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000081.html
^ NEXCO東日本 東日本大震災本復旧工事昼夜連続車線規制:本復旧工事のお知らせ - ウェイバックマシン
^ “東北道、完全無料化決定 12月から”. 河北新報 (河北新報社). (2011年10月23日). オリジナルの2011年10月24日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20111024060905/https://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111023t71023.htm
^ “東北道と新東名の一部区間 最高速度110キロに”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2016年10月13日). オリジナルの2016年10月13日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20161013042044/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161013/k10010728371000.html 2016年10月13日閲覧。
- ^ ab“東北道で最高速度引き上げ試行、12月1日から 警察庁、新東名に続き”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年11月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23058080S7A101C1CC1000/ 2017年11月3日閲覧。
- ^ ab“東北道 最高速度110 km/h 試行開始 (PDF)”. 岩手県警察 (2017年11月2日). 2017年11月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年11月3日閲覧。
^ “E4東北自動車道『矢巾スマートインターチェンジ』が3月24日(土)に開通します。 〜〜岩手県で初めてのスマートインターチェンジ〜〜” (PDF) (プレスリリース), 矢巾町・岩手県・東日本高速道路株式会社, (2018年2月27日), http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/tohoku/h30/0227b/pdfs/pdf.pdf 2018年2月27日閲覧。
^ “E4東北自動車道『奥州スマートインターチェンジ』が4月21日(土)に開通します。” (PDF) (プレスリリース), 奥州市・岩手県・東日本高速道路株式会社, (2018年3月6日), http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/tohoku/h30/0306/pdfs/pdf.pdf 2018年3月6日閲覧。
^ “高速道の最高速度120キロまで容認 新東名や東北道で試行”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2016年3月24日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24H04_U6A320C1MM0000/ 2016年5月10日閲覧。
^ “140キロ「空白地帯」も 高速ガソリンスタンドの撤退相次ぐ”. フジサンケイビジネスアイ. (2012年6月22日). http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120622/mca1206220503004-n1.htm 2012年6月23日閲覧。
参考文献
- 浅井建爾 『日本の道路がわかる辞典』 日本実業出版社、2015年10月10日、初版。ISBN 978-4-534-05318-3。
関連項目
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- 麻雀のローカル役#東北自動車道
- 国道122号
- 国道282号
- 国道7号
- 花輪線
- 奥羽本線
外部リンク
- 東日本高速道路
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