大泉町
おおいずみまち 大泉町 | |
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小泉城 | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 群馬県 |
郡 | 邑楽郡 |
団体コード | 10524-4 |
法人番号 | 6000020105244 |
面積 | 18.03km2 |
総人口 | 41,692人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 2,312人/km2 |
隣接自治体 | 太田市、 邑楽郡邑楽町、千代田町 埼玉県熊谷市 |
町の木 | けやき |
町の花 | チューリップ、サルビア |
大泉町役場 | |
町長 | 村山俊明 |
所在地 | 〒370-0595 群馬県邑楽郡大泉町日の出55番1号 北緯36度14分52.2秒東経139度24分17.7秒座標: 北緯36度14分52.2秒 東経139度24分17.7秒 |
外部リンク | 大泉町の公式サイト |
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |
ウィキプロジェクト |
大泉町(おおいずみまち)は、群馬県邑楽郡の町である。
目次
1 概要
2 地理
2.1 隣接している自治体
3 歴史
3.1 沿革
3.2 平成の大合併
4 行政
5 人口
6 産業
6.1 町にある主な企業
7 姉妹都市・提携都市
7.1 海外
8 地域
8.1 警察署
8.2 消防署
8.3 教育
8.3.1 学校
8.3.2 図書館・スポーツ施設
9 交通
9.1 鉄道
9.2 道路
9.3 路線バス
9.3.1 廃止された路線バス
10 名所・旧跡・観光
11 出身有名人
12 脚注
13 参考文献
14 関連項目
15 外部リンク
概要
人口は約4万人で、群馬県内では最も人口の多い町である。また、人口密度は北関東3県(茨城県、栃木県、群馬県)の市町村の中で最も高い。また、外国人人口の比率も県内一の14.8%(2012年12月)[1]で、人口の約1割はブラジルやペルー出身の日系人という特徴を持っており、隣接する太田市とともに日系人労働者が多い。
SUBARU大泉工場や味の素冷凍食品関東工場、パナソニック(旧三洋電機東京製作所)、凸版印刷群馬工場など工業が盛んで、これらの企業からの税収があるため、交付金不交付団体を続けていたが、2010年度の交付金の再算定で400万円の財源不足となり34年ぶりに交付団体に転落した[2]。なお、財政力指数に関しては2006年までは群馬県内で一番の高さであったが、2007年に多野郡上野村に抜かれ、第2位が当町、第3位が邑楽郡明和町と続く。県内の自治体で生産年齢人口割合が最も高い自治体でもある。2011年度には再び不交付団体となっている[3]。
地理
町域の面積は約1841ヘクタールで、関東平野の一角にあり地形は平坦である。遠望に群馬県を代表する上毛三山の赤城山・榛名山・妙義山を望む[4]。
河川:利根川(町の南部を流れる)
隣接している自治体
群馬県
- 太田市
邑楽郡邑楽町、千代田町
埼玉県
- 熊谷市
歴史
第二次世界大戦前には中島飛行機の工場があり、戦後は三洋電機や富士重工業の工場となった。1990年の出入国管理法の改正によってブラジル、ペルーの日系人が日本国内で自由に働けるようになったため、人手不足から町では日系人を積極的に誘致し、これら外国人の住民登録者が5859人、全人口の約14.8%(2012年12月現在)を占めるようになった[5]。
多文化共生コミュニティセンター
ブラジリアンプラザ
日伯学園(ブラジル学校)
沿革
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、邑楽郡に小泉村と大川村が成立。
1902年(明治35年)7月25日 - 小泉村が町制により小泉町となる。
1957年(昭和32年)3月31日 - 邑楽郡小泉町と大川村が合併し、大泉町となる。
平成の大合併
2004年(平成16年)
7月10日 - 邑楽郡邑楽町・千代田町と法定合併協議会設置。
9月18日 - 法定合併協議会休止。
2008年(平成20年)7月4日 - 太田市と任意合併協議会設置。
2009年(平成21年)
4月13日 - 合併反対派の次期町長の当選に伴い、合併が白紙となる。
5月1日 - 任意合併協議会解散。
行政
- 町長:村山俊明(2013年5月5日就任、2期目)
人口
大泉町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大泉町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 大泉町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
大泉町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
2016年10月1日現在推計人口41,455人。
産業
2013年度の製造品出荷額は約5440億円[6] で、県内では太田市、伊勢崎市、高崎市に次いで第4位、郡部では第1位で第2位の邑楽町の約2.3倍の出荷額を誇る。
町にある主な企業
パナソニック株式会社(アプライアンス社)- 株式会社SUBARU 群馬製作所 大泉工場
マルハニチロ株式会社 群馬工場(旧アクリフーズ群馬工場、旧アクリフーズの登記上の本店所在地)
雪印ビーンスターク株式会社 群馬工場
凸版印刷株式会社 群馬工場
味の素冷凍食品株式会社
姉妹都市・提携都市
海外
グアラチンゲター市(ブラジル連邦共和国サンパウロ州)
1992年10月15日提携[7]- 民間交流をきっかけに、グアラチンゲター市からの要請を受け姉妹都市提携。しかし、グアラチンゲター市は遠く、言語(ポルトガル語)の壁や治安の問題があること、青少年交流が困難であること、4年ごとに市長・市議会の顔ぶれが一新されてしまうことなどの問題から、交流は休止状態となっている[8][9]。
地域
警察署
- 大泉警察署
- 朝日2丁目にあり、当町と邑楽郡邑楽町、邑楽郡千代田町を管轄している。
消防署
- 大泉消防署
- 坂田1丁目にあるパナソニックの南西側にあり、「太田市消防本部」に所属している。
教育
学校
- 小学校
- 大泉町立北小学校
- 大泉町立南小学校
- 大泉町立西小学校
- 大泉町立東小学校
- 中学校
- 大泉町立北中学校
- 大泉町立南中学校
- 大泉町立西中学校
- 高等学校
- 群馬県立西邑楽高等学校
- 群馬県立大泉高等学校
- 専門学校
- 大泉保育福祉専門学校
図書館・スポーツ施設
- 大泉町立図書館
- いずみ総合公園町民体育館
- いずみ総合公園町民野球場
- いずみサッカー場
- 御正作公園ソフトボール場
- 大泉スバル運動公園
- とね運動場
- 西体育館
交通
鉄道
東武小泉線:東小泉駅 - 小泉町駅 - 西小泉駅
道路
工業都市由来の幅23mの幹線道路を軸に、碁盤の目状に張り巡らせた道路網が整備され、多くは街路樹が配されている[4]。
高速道路
- 町内に高速道路は通っていない。最寄りのインターチェンジは北方の北関東自動車道・太田桐生ICである。また、東方には東北自動車道・館林ICが、南方には関越自動車道・東松山ICが存在する。
一般国道
国道354号 - 町内を走る区間は東毛広域幹線道路として整備が進められている。
県道
- 群馬県道38号足利千代田線
- 群馬県道313号太田大泉線
- 群馬県道314号古戸館林線
- 群馬県道361号矢島大泉線
群馬県道142号綿貫篠塚線 - 東毛広域幹線道路開通により国道354号が一本化され、国道指定解除になった区間である。
- 町道
- ハナミズキ通り(町道2-33号)
西小泉駅から南側へ延びる2級路線町道33号線で、坂田2丁目(西小泉駅前)から坂田1丁目間(大泉中央公園前)の1.2 km区間が1987年(昭和62年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定された町を代表する道路である[10]。その名の通り、ハナミズキの街路樹が植えられている。道路西側沿いに、東武鉄道敷地跡を町が借用して1978年度(昭和53年度)から5か年計画で完成させた自然と芸術の散歩道の「いずみ緑道」があり、町民の憩いの場となっている[10]。
- パナソニックを囲む町道は片側2車線道路として整備されている。
- ハナミズキ通り(町道2-33号)
路線バス
太字は大泉町内の代表的停留所名。
広域公共バスあおぞら:大泉・千代田線 (太田記念病院 - 太田駅南口 - 西小泉駅バスターミナル - 千代田町役場前)
朝日自動車:西小泉駅 - 妻沼仲町 - 熊谷駅
メープル号:太田駅南口 - BUSターミナルおおた - 大泉町役場前 - 館林市役所前 - 成田空港(関東自動車・千葉交通)
桐生駅南口 - 太田駅南口 - BUSターミナルおおた - 大泉町役場前 - 館林市役所前 - 羽田空港(東京空港交通・日本中央バス)- 前橋バスセンター - 桐生駅南口 - 太田駅南口 - BUSターミナルおおた - 大泉町役場前 - 館林市役所前 - 金山駅南口 - 名古屋駅太閤通口 - JR奈良駅 - 大阪OCAT(日本中央バス)
廃止された路線バス
町内循環バスさわやか(2005年-2014年)
名所・旧跡・観光
小泉氏 - 藤原秀郷流。家紋は三つ巴。
富岡氏 - 藤原秀郷流。家紋は三つ巴。
城之内公園 - 1489年に築城された小泉城跡の公園。
いずみ緑道 - 城之内公園から西小泉駅を通りいずみ総合公園までの全長4kmの緑地ゾーン。戦前に計画されていた、西小泉駅から熊谷駅を結ぶ鉄道予定地がこのいずみ緑道 [1] とハナミズキ通り [2] となって残されている。
龍泉院 - 富岡氏の命により1534年建立。- 小泉神社
- 社日稲荷神社
間之原遺跡 - 当町北部から太田市竜舞にかけて広がる、縄文前期の遺跡。
出身有名人
- 青田純子(フルート奏者)
石毛善衛 - 競馬騎手、調教師。- 江原大介(役者)
小淵雅 - プロバスケットボール選手(bjリーグ・琉球ゴールデンキングス所属)- 齊藤千花(ソプラノ歌手)
紫吹淳(女優・元宝塚歌劇団月組男役トップスター)
内藤理沙(美少女クラブ31のメンバー)- 細谷清吉(郷土史学者、元群馬県立太田高等学校教諭)
森浩美(作詞家)
横山翔平 - プロサッカー選手(Jリーグ・ザスパクサツ群馬所属)
脚注
^ 外国人住民4万489人 朝日新聞2013年4月17日
^ 大泉町、交付団体に - 2010年12月8日閲覧。
^ 平成23年度普通交付税の再算定結果 総務省
- ^ ab「日本の道100選」研究会 2002, p. 60.
^ 平成21年12月末における外国人登録の状況について
^ 平成25年工業統計調査結果
^ “海外姉妹友好提携状況”. 群馬県 (2013年12月). 2016年12月8日閲覧。
^ “平成15年 第6回大泉町議会定例会会議録 第1号”. 大泉町議会 (2003年6月17日). 2016年12月8日閲覧。
^ “平成25年 第1回大泉町議会定例会会議録 第1号”. 大泉町議会 (2013年3月4日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ ab「日本の道100選」研究会 2002, pp. 60-61.
参考文献
- 「日本の道100選」研究会 『日本の道100選〈新版〉』 国土交通省道路局(監修)、ぎょうせい、2002年6月20日。ISBN 4-324-06810-0。
関連項目
- 両毛
- 東毛
外部リンク
- 大泉町
- 大泉町多文化共生コミュニティセンター
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