ゴードン・タロック
公共選択学派 | |
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生誕 | (1922-02-13) 1922年2月13日 イリノイ州ロックフォード |
死没 | (2014-11-03) 2014年11月3日(92歳没) アイオワ州デモイン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究機関 | ジョージ・メイソン大学 |
研究分野 | 法と経済学 公共選択論 |
母校 | シカゴ大学 |
影響を 受けた人物 | ヘンリー・サイモンズ ダンカン・ブラック ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス |
実績 | レントシーキング |
ゴードン・タロック(Gordon Tullock, 1922年2月13日 - 2014年11月3日)は、米国の経済学者。ヴァージニア学派の中心的人物の一人で、ジェームズ・M・ブキャナンとともに公共選択論を提唱した。また、レントシーキングの概念を生み出し、その非効率性を指摘したことでも知られる。
目次
1 略歴
2 主要著書
2.1 日本語訳
2.2 原語
略歴
1922年 イリノイ州ロックフォードに生まれる。- 第2次世界大戦中に軍務に携わる。
- 1947年 シカゴ大学法学部で学位(J.D.)を取る。
- 1947年~1951年 イェール大学の大学院で学ぶ。
- 1947年~1956年 米国国務省外務課に勤務する。
- 1951年~1952年 コーネル大学の大学院で学ぶ。(シカゴ大学で博士号を取得)
- 1959年~1962年 サウス・キャロライナ大学で初めて教職につく。
- 1965年 公共選択学会会長になる。
- 1962年~1967年 ヴァージニア大学で教える。
- 1967年~1968年 ライス大学で教える。
- 1968年~1983年 ヴァージニア科学技術大学および州立大学で教える。
- 1980年 南部経済学会会長になる。
- 1983年~1987年 ジョージ・メーソン大学の公共選択学センターで経済学教授を務める(ヴァージニア州フェアファクス)。
- 1987年~1999年 アリゾナ大学へ移る。
- 1999年~2008年 再びジョージ・メーソン大学法律スクールの法律および経済学の教授を務めたが、2008年に退職。
- 2011年 トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞。
- 2014年 アイオワ州デモインで死去。92歳没。
主要著書
日本語訳
- (リチャード・B・マッケンジーと共著)『新経済学読本――人間行動の探求』、学研メディカル秀潤社、1977年
- (ジェームズ・M・ブキャナンと共著)『公共選択の理論――合意の経済論理』、宇田川璋仁・米原淳七郎共訳、東洋経済新報社、1979年
- 『ソシアル・ジレンマ――秩序と紛争の経済学』、宇田川璋仁・黒川和美・田中清和共訳、学研メディカル秀潤社、1980年
- 『政府は何をすべきか――外部性の政治経済学』、加藤寛・大岩雄次郎共訳、春秋社、1984年
- (ジェームズ・M・ブキャナン、加藤寛と共著)『行きづまる民主主義』、勁草書房、1998年
原語
- James M. Buchanan and Gordon Tullock, The Calculus of Consent: Logical Foundation of Constitutional Democracy, Ann Arbor: University of Michigan Press, 1962.
- J・M・ブキャナン、G・タロック 『公共選択の理論-合意の経済論理』 宇田川璋仁監訳、東洋経済新報社、1979年12月。
- Gordon Tullock, The Politics of Bureaucracy, Washington, D.C.: Public Affairs Press, 1965.
- Gordon Tullock, Private Wants, Public Mean, New York: Basic Books, 1970.
- G・タロック 『政府は何をすべきか-外部性の政治経済学』 加藤寛・大岩雄次郎訳、春秋社、1984年6月。
- Gordon Tullock, The Logic of the Law, New York: Basic Books, 1971.
- Gordon Tullock, On Voting: A Public Choice Approach, Cheltenham, U.K.: Edward Elgar Publishing, 1998.
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