芳文社
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒112-8580 東京都文京区後楽1丁目2番12号 |
設立 | 1950年7月10日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010001007119 |
事業内容 | 書籍・雑誌の出版 |
代表者 | 孝壽尚志(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 44億9254万円 (2017年3月期)[1] |
従業員数 | 60名 |
関係する人物 | 孝壽芳春(創業者) |
外部リンク | www.houbunsha.co.jp |
株式会社芳文社(ほうぶんしゃ)は、日本の出版社である。本社ビルは東京都文京区の水道橋駅と東京ドームシティの間にある。
企業キャッチコピーは「漫画の殿堂」。
目次
1 沿革
2 発行雑誌
2.1 青年向け漫画雑誌
2.2 ファミリー4コマ漫画誌
2.3 萌え系4コマ誌
2.4 萌え系ストーリー漫画誌
2.5 ボーイズラブコミック誌
2.6 過去に発行していた雑誌
3 書籍
3.1 コミックス
3.2 コミックアンソロジー
3.2.1 過去に発行していたアンソロジー
4 WEBコミック
5 映像作品
5.1 まんがタイムきらら
5.2 その他
6 アプリゲーム
7 関連人物
8 脚注
8.1 注釈
8.2 出典
9 関連項目
10 外部リンク
沿革
1946年 - 孝壽芳春が軍隊時代の同僚だった上法快男とともに、前身となる尚文館(しょうぶんかん)を設立[2]。出版の知識を得るためアドバイザーとして上法の親戚である加藤謙一を迎え入れた。
1947年 - 少年雑誌『野球少年』を創刊[3]。NHKアナウンサーの志村正順による「誌上放送」が人気企画となった[4]。
1950年 - 尚文館を継承するかたちで孝壽芳春が新たに芳文社を設立。
1956年 - 日本初の漫画週刊誌『週刊漫画TIMES』を創刊。現存するものとしては日本で8番目に古い週刊誌である[5]。
1966年 - 日本初の青年漫画誌『コミックmagazine』を創刊。
1981年 - 日本初の4コマ漫画専門誌『まんがタイム』を創刊[6]。
2002年 - 萌え系漫画雑誌『まんがタイムきらら』を創刊[6]。
2003年 - 孝壽尚志が代表取締役社長に就任。
発行雑誌
2015年4月現在、『週刊漫画TIMES』以外の定期刊行誌は全て月刊。
青年向け漫画雑誌
週刊漫画TIMES(毎週金曜日発売)
ファミリー4コマ漫画誌
まんがホーム(毎月2日発売)
まんがタイム(1981年創刊、毎月7日発売)
まんがタイムスペシャル(毎月22日発売)
まんがタイムオリジナル(1982年創刊、毎月27日発売)
萌え系4コマ誌
まんがタイムきらら(毎月9日発売)
まんがタイムきららMAX(毎月19日発売)
まんがタイムきららキャラット(毎月28日発売)
萌え系ストーリー漫画誌
まんがタイムきららフォワード(毎月24日発売)
ボーイズラブコミック誌
花音(1994年創刊、毎月14日発売)
- ボーイズキャピ!
過去に発行していた雑誌
- 痛快少年→野球少年(1947年-1956年)
痛快ブック(1953年-1961年)- 別冊週刊漫画TIMES(1959年-1990年,1998年-2006年)
- 週刊漫画TIMES増刊
コミックmagazine(1966年-1988年[7]) ※青年劇画誌。- 漫画パンチ(1967年-1985年[8])→まんがスポーツ(1985年-1994年[9])
- 漫画コミック(1968年-1982年[10])
- カラー小説(1969年-1970年[11])
- 劇画Document(1971年)→長編劇画(1971年-1973年[12])→漫画マガジン(1974年-1978年[13])
- 長編コミック傑作集(1970年-[14])→長編コミック(1972年-[15])→漫画ルック(1974年-1978年[16])
- 長編漫画傑作集(19770年-1988年)
- ワイド漫画(1977年-) ※関連会社芳英社
- 現代漫画文庫(1977年-) ※関連会社芳英社
- 問題コミック(1979年-)
- オールコミック(1979年-)
- 大学マガジン(1979年-1981年[17])
- 特選麻雀(1980年-1989年[18])
- まんがセブン(1988年-1989年[19]) ※継続後誌「まんがタイムスペシャル」
- ギャグまん(1983年-1992年[20])
- 快笑ギャグ(1985年-1989年[21])
- LOVING(1987年-1997年[22]) ※レディスコミック誌
- SPECTER(1988年-) ※ホラーコミック誌
- MORLOVE(1989年-1993年[23]) ※レディスコミック誌
- 週刊漫画ゴールド(1990年-1991年[24])→漫画ゴールド(1991年-1995年)
週漫スペシャル(1994年-2010年[25])- わんにゃんCLUB(1994年-)
まんがタイムラブリー(1994年-2011年[26])- まんがタイムキッチュ!!(1994年-)
- 週漫 young スペシャル(1996年-)
- 小説花音倶楽部(1996年-1997年[27])
- 花音EXTRA(1997年-)
- 別冊週漫スペシャル(1998年-2006年[28])
- 花音MAX(1999年-)
- まんがタイムナチュラル
- まんがタイムDash!
- まんがタイムポップ
本当にあった(生)ここだけの話(2004年-2015年[29])
超本当にあった(生)ここだけの話(2007年-2018年[30])
コミックエール!(2007年-2010年[31])- Cita Cita(2008年-2010年[32]) ※ボーイズラブコミック誌
- まんがタイムきらら☆マギカ
まんがタイムきららミラク(奇数月16日発売→2012年3月号より毎月16日発売→2017年10月16日発売の12月号をもって休刊)
まんがタイムジャンボ(1995年-2018年)- 別冊まんがタイム(1983年-1984年)→まんがタイムファミリー(1984年-2018年)
書籍
- MYPAL BOOKS(刊行終了)
コミックス
- 芳文社コミックス
- まんがタイムコミックス
- まんがタイムKRコミックス
- 花音コミックス
- LOVINGコミックス(刊行終了)
- その他、読売新聞に連載中の『コボちゃん』(植田まさし)の単行本発行も蒼鷹社から引き継いで行っている(まんがタイムコミックスレーベル)。
コミックアンソロジー
- いただきます幸せごはん
- ラバコ
過去に発行していたアンソロジー
- つぼみ
- コミックギア
- まんがタイムきららカリノ
WEBコミック
- 週漫電子
- きららベース
- まんがタイム彩
映像作品
まんがタイムきらら
- ひだまりスケッチ
- ドージンワーク
- けいおん!
- かなめも
- GA 芸術科アートデザインクラス
- 夢喰いメリー
- Aチャンネル
- キルミーベイベー
- あっちこっち
- ゆゆ式
- きんいろモザイク
- 桜Trick
- ご注文はうさぎですか?
- ハナヤマタ
- 幸腹グラフィティ
- がっこうぐらし!
- 城下町のダンデライオン
- あんハピ♪
- 三者三葉
- NEW GAME!
- ステラのまほう
- うらら迷路帖
- ブレンド・S
- ゆるキャン△
- スロウスタート
- こみっくがーるず
- はるかなレシーブ
- アニマエール!
その他
魔法少女まどか☆マギカ※コミカライズのみ担当- 恋愛ラボ
アルドノア・ゼロ※コミカライズのみ担当- レーカン!
- わかば*ガール
- 小森さんは断れない!
- 大家さんは思春期!
サクラクエスト※コミカライズのみ担当
アプリゲーム
きららファンタジア (アニプレックス、ドリコムとの共同[33])
関連人物
孝壽尚志 (代表取締役)
小林宏之 (『まんがタイムきらら』グループ編集部リーダー)- 加藤昱夫 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)
- 篠原猛 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)
- 久保田尋木 (『まんがタイムきらら』グループ編集部)
- 中目佳典 (『花音』編集長[34])
上法快男(尚文館共同設立者。芙蓉書房元社長)
加藤謙一(尚文館編集協力者[35]。学童社元社長)- 平田昌兵 (『漫画パンチ』編集長[36][37]。ワニマガジン社元社長)
- 塚田友宏(大陸書房元社長)
脚注
注釈
出典
^ “(株)芳文社”. マイナビ (2018年3月1日). 2018年3月4日閲覧。
^ 加藤丈夫『「漫画少年」物語 編集者・加藤謙一伝』都市出版、2002年、73頁 ISBN 978-4-901783-04-0
^ “焼跡から生まれた雑誌”. 国立国会図書館. 2018年3月6日閲覧。
^ “志村正順”. 公益財団法人野球殿堂博物館. 2018年3月6日閲覧。
^ “沿革”. 東洋経済新報社. 2018年3月6日閲覧。
- ^ ab“きらら×きららプロジェクト (PDF)”. 叡山電鉄. 2018年3月6日閲覧。
^ 「コミックmagazine」、芳文社、1966年全国書誌番号:00008912
^ 「漫画パンチ」、芳文社、1966年全国書誌番号:00022649
^ 「まんがスポーツ」、芳文社、1985年全国書誌番号:00043243
^ 「漫画コミック」、芳文社全国書誌番号:00022638
^ 「カラー小説」、芳文社、1969年全国書誌番号:00004238
^ 「長編劇画」、芳文社、1969年全国書誌番号:00015371
^ 「漫画マガジン」、芳文社、1974年全国書誌番号:00025580
^ 「長編コミック傑作集」、芳文社全国書誌番号:00015372
^ 「長編コミック」、芳文社全国書誌番号:00026501
^ 「漫画ルック」、芳文社全国書誌番号:00026699
^ 「大学マガジン」、芳文社全国書誌番号:00033073
^ 「特選麻雀」、芳文社、-1989年全国書誌番号:00034674
^ 「まんがセブン」、芳文社、1988年全国書誌番号:00071871
^ 「ギャグまん」、芳文社、1983年全国書誌番号:00038421
^ 「快笑ギャグ」、芳文社、1983年全国書誌番号:00043006
^ 「Loving」、芳文社、1987年全国書誌番号:00055479
^ 「Mor love」、芳文社、1989年全国書誌番号:00074889
^ 「週刊漫画ゴールド」、芳文社、1990年全国書誌番号:00079487
^ 「週漫スペシャル」、芳文社、1994年全国書誌番号:00096001
^ 「まんがタイムlovely」、芳文社、1994年全国書誌番号:00098067
^ 「小説花音倶楽部」、芳文社、1996年全国書誌番号:00103888
^ 「別冊週漫スペシャル」、芳文社、1998年全国書誌番号:00109746
^ 「本当にあった(生)ここだけの話」、芳文社、2004年全国書誌番号:01006717
^ 「超本当にあった(生)ここだけの話」、芳文社、2007年全国書誌番号:01017215
^ 「Cita cita」、芳文社、-2010年全国書誌番号:01021622
^ 「Cita cita」、芳文社、-2010年全国書誌番号:01021622
^ “「まんがタイムきらら」の人気キャラクターたちがRPGの世界に大集合!iOS&Android向けスマートフォンゲーム”. PR TIMES. 2018年3月6日閲覧。
^ “編集長、オススメのマンガを教えてください!2017”. イーブックイニシアティブジャパン. 2018年3月14日閲覧。
^ “実録!“漫画少年”誌 昭和の名編集者・加藤謙一伝”. 文京ふるさと歴史館. 2018年3月4日閲覧。
^ 中沢啓治『はだしのゲンはヒロシマを忘れない』岩波書店、2008年、13頁
^ 福間良明他『複数の「ヒロシマ」―記憶の戦後史とメディアの力学』青弓社、2012年
関連項目
- コミック出版社の会
植田まさし - 当社発行の雑誌で漫画家デビュー。
叡山電鉄 - 当社発行の「まんがタイムきらら」と「きらら」繋がりで「きらら」のコラボレーション企画を実施。
外部リンク
芳文社 - 公式ウェブサイト
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