小浜町 (長崎県)































































おばまちょう
小浜町





Flag of Obama Nagasaki.png
小浜町旗
Obama Nagasaki chapter.jpg
小浜町章

1970年(昭和45年)1月1日制定

廃止日
2005年10月11日
廃止理由
新設合併・市制施行
小浜町、国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、南串山町 → 雲仙市
現在の自治体
雲仙市
廃止時点のデータ

日本の旗 日本
地方
九州地方
都道府県
長崎県

南高来郡
団体コード
42367-0
面積
50.84km2
総人口
10,640
(2005年5月1日)
隣接自治体
島原市、南高来郡南串山町、北有馬町、西有家町、有家町、布津町、深江町、国見町、千々石町
小浜町役場
所在地
854-0592
長崎県南高来郡小浜町北本町14番地
外部リンク
小浜町(アーカイブ版)
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小浜町(おばまちょう)は、長崎県の島原半島にあった町で、南高来郡に属した。古くからの温泉街を擁し、観光に関する産業が盛んな町である。


2005年10月11日に周辺6町と新設合併、雲仙市として市制を施行し自治体としては消滅した。


現在の雲仙市内における小浜町の地域にあたり、旧町役場は小浜総合支所として業務が行われている。




目次






  • 1 地理


  • 2 歴史


  • 3 地域


    • 3.1 地名




  • 4 行政


    • 4.1 町章




  • 5 教育


    • 5.1 高等学校


    • 5.2 中学校


    • 5.3 小学校




  • 6 交通


    • 6.1 鉄道


    • 6.2 道路


      • 6.2.1 一般国道


      • 6.2.2 有料道路






  • 7 産業


  • 8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


    • 8.1 名所・旧跡・観光スポット


    • 8.2 祭事・催事




  • 9 出身・ゆかりのある人物


  • 10 脚注


  • 11 参考文献


  • 12 関連項目


  • 13 外部リンク





地理


島原半島の南西部に位置し、海岸線を橘湾に接する。



  • 山:普賢岳[1]、絹笠山、妙見岳、国見岳、石割山、野岳、矢岳、高岳、仁田峠

  • 河川:金浜川、古賀川、鬢串川、木指川、飛子川(境川)、浦河内川、陰平川、菜切川

  • 湖沼:諏訪池、鴛鴦ノ池、白雲ノ池、広河原池、空池



歴史




  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡のうち後の町域にあたる小浜村、北串山村がそれぞれ単独村制にて発足。


  • 1924年(大正13年)4月1日 - 小浜村が町制施行。小浜町となる[2]


  • 1955年(昭和30年)2月1日 - 小浜町と北串山村が新設合併し、改めて小浜町が発足。


  • 2005年(平成17年)10月11日 - 国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、南串山町と合併し市制施行。雲仙市が発足し、小浜町は自治体として消滅。



地域



地名


名を行政区域とする。大字は設置していない。旧小浜町・旧北串山村時代は名の名称を十干に置き換えて表記していたが、1955年の合併以降は十干表記を廃止して本来の名の名称を表記し、さらに末尾の「名」の文字が削除された。その際に一部の名が改称している。
()内は旧町村時代の名および十干を表す。


旧小浜町


  • 富津(甲 / 富津名)[3]

  • 北野(乙 / 北野名)

  • 北本町(丙 / 北本村名)[4]

  • 南本町(丁 / 南本村名)[4]

  • 北木指(戊 / 下木指名)

  • 南木指(己 / 上木指名)

  • 雲仙(庚 / 温泉名)[5]

  • マリーナ[6] - 平成初期、北本町・南本町のそれぞれ一部の海岸部埋立地造成により新設。




旧北串山村


  • 金浜(甲 / 金浜名)

  • 木場(乙 / 木場名)

  • 大亀(丙 / 大亀名)[7]

  • 山畑(丁 / 山畑名)

  • 飛子(戊 / 飛子名)



行政



町章



  • 1970年1月1日に制定され、国見岳・妙見岳・普賢岳の山群で「小」を形づくり、波の形は橘湾を表したものである。[8][9]


教育



高等学校


  • 長崎県立小浜高等学校


中学校




  • 小浜町立小浜中学校 - 県内でもトップクラスの成績を誇る吹奏楽部が有名である。

  • 小浜町立雲仙中学校

  • 小浜町立北串中学校



小学校



  • 小浜町立小浜小学校

  • 小浜町立雲仙小学校

  • 小浜町立富津小学校

  • 小浜町立木指小学校
    • 小田山分校


  • 小浜町立北串小学校



交通



鉄道



  • 町内には他地域とを結ぶ鉄道路線はない(最寄り鉄道駅は島原鉄道愛野駅)。なお、1927年から1938年までは雲仙鉄道が存在し、当時の小浜町域に木津ノ浜駅・富津駅・雲仙小浜駅が設置されていたが、経営難により廃止された。


  • 索道
    • 雲仙ロープウェイ




道路



一般国道



  • 国道57号

  • 国道251号

  • 国道389号



有料道路


  • 仁田峠循環自動車道路


産業


  • 特産品 : 湯せんぺい


名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事



名所・旧跡・観光スポット



  • 朝日山遺跡

  • 仁田峠


  • 雲仙温泉

    • 古湯温泉

    • 新湯温泉

    • 小地獄温泉

    • 地獄めぐり 



  • 小浜温泉

  • とけん山自然公園



祭事・催事


  • 全九州花火師競技大会:4月


出身・ゆかりのある人物



  • 松永東(弁護士、衆議院議員)

旧北串山村出身。衆議院議長、文部大臣などを歴任。


脚注


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  1. ^ 島原市にあると思われがちだが、山頂は当町に属する。
    ※参考:長崎県南高来郡小浜町 (42367A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 Geoshapeリポジトリ



  2. ^ 長崎縣告示第百八十五號 南高来郡小浜村町制施行許可 長崎県公報 大正13年3月14日付


  3. ^ もとは「日比名」と称したが、江戸時代中期の延享年間に富津名に改称した。

  4. ^ abもとは「本村名」であったが、1889年の小浜村発足以降に北本村名と南本村名に分割された(分割年月日不詳)。なお、本村名は江戸時代末期まで「羽毛合名」と称していた。


  5. ^ 北串山村との合併後、表記を温泉から雲仙に改称。いずれも「うんぜん」と読む。


  6. ^ 地理院地図(電子国土Web)長崎県雲仙市小浜町マリーナ 国土地理院ホームページ


  7. ^ 『角川日本地名大辞典 42 長崎県』のうち「大亀」の頁では、旧北串山村時代は山畑名の一部であった旨の記述があり、『長崎県南高来郡町村要覧.下編』のうち「北串山村」の頁では山畑名に統合されたとの記述があるが、いずれも当時の村内での行政上の区割りとみられる。


  8. ^ NHKふるさとデータブック p372


  9. ^ 小浜町例規集 小浜町章の制定




参考文献




  • 角川日本地名大辞典 42 長崎県

  • 長崎県南高来郡町村要覧.下編「小浜村」、「北串山村」(1893年)国立国会図書館デジタルコレクション

  • NHK情報ネットワーク 『NHKふるさとデータブック9 [九州 1]』 日本放送協会、1992年5月1日

  • 小浜町 『小浜町例規集』 長崎県南高来郡小浜町。

  • 小浜町 『小浜町勢要覧町制施行70周年記念』 長崎県南高来郡小浜町、1994年3月



関連項目



  • 長崎県の廃止市町村一覧


  • 小浜(その他の用法)



外部リンク




  • 長崎県小浜町ホームページ - ウェイバックマシン(2005年8月29日アーカイブ分)


  • welcome to 雲仙合併協議会! (国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)




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