ヒール (プロレス)
プロレスにおけるヒール(Heel)とは、プロレス興行のギミック上、悪役として振舞うプロレスラーのこと。悪役、悪玉、悪党派などとも呼ばれる。通常、ヒールは反則を多用したラフファイトを展開する。金的への攻撃、凶器の使用といった反則はもちろん、レフェリーへの暴行、挑発行為、観客席での場外乱闘、果ては他者の試合への乱入なども行う(但し何を行うかは選手毎に様々であり、ヒールかベビーフェイスかの区別がつき辛い者も存在する。)。ヒールの対義語としては、善玉、正統派を意味するベビーフェイス(Babyface)が存在する。
ヒールは、元々はアメリカのプロレス業界で用いられていたスラングである。日本では元々「悪玉」、「善玉」という日本語の表現が用いられていたが、現在では日本のプロレス業界でも一般的な単語になっており、プロレス以外のスポーツや一般社会や創作物の中でも、敵役的なイメージの人物をヒールと呼ぶことがある。メキシコにおけるルチャリブレでは、ヒールのことを「ルード」、ベビーフェイスを「リンピオ」あるいは「テクニコ」と呼ぶ(いずれも男性形。女子ではルードはルーダと呼ばれる)。
目次
1 歴史
2 さまざまなヒール
3 ヒールターン
4 ヒール軍団
4.1 主なヒール軍団
4.2 海外
4.3 日本
5 脚注
歴史
1920年代、アメリカの都市部で隆盛したレスリング・ショーにおいて「正義」対「悪」という、勧善懲悪的アングルが興行を盛り上げる上で必要と考えられたため、「ベビーフェイス」と同時に「ヒール」が発祥した。
基本的にはどの国でも自国レスラーがベビーフェイス、外国人レスラーがヒールというのが通例であった。アメリカでは人種に基づく差別や偏見が根強く存在し、多くの場合第二次世界大戦で敵国人だった日本人(グレート東郷、ハロルド坂田など)やドイツ人(ギミックではあるがハンス・シュミット、フリッツ・フォン・エリック、ワルドー・フォン・エリックなど)、あるいは共産圏のスラブ系(イワン・コロフ、ニコライ・ボルコフなど)や異文化・異教徒を象徴するアラブ系(ザ・シーク、スカンドル・アクバなど)、正体不明の覆面レスラー(ザ・デストロイヤー、ザ・スポイラーなど)といった、わかりやすいヒールが主流であった。ジャイアント馬場もアメリカ修行時代にはヒールとして活動している。
日本でも力道山時代には、外国人=ヒールという図式のもと、アメリカ人の悪役を日本人である力道山[1]が倒すのが定番の流れだった。戦勝国であるアメリカの大柄なレスラーを、敗戦で意気消沈した日本の小柄な力道山が倒すという展開に当時の日本のファンは熱狂した。
しかし1970年代に入ると、日本のプロレス界ではアメリカ人のドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクの兄弟がベビーフェイスとして人気を得た[2]。スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディなどは本来はヒール的な役回りでありながら、その強さで日本人ベビーフェイス以上の人気を得た。逆に上田馬之助や極悪同盟は日本人でありながら日本国内でもヒールであった。アメリカでも、1980年代末の冷戦終結後は、ロシア人ギミックのニキタ・コロフがベビーフェイスとして活躍している。
1983年にロード・ウォリアーズがNWA世界タッグチーム王座を獲得した以降は単純な勧善懲悪の時代も終わり、1990年代にはストーン・コールド・スティーブ・オースチンやジ・アンダーテイカー、またnWoやD-ジェネレーションXに代表されるような、かっこいいヒール(=アンチヒーロー)が人気を博した。日本では蝶野正洋、鈴木みのる、藤田和之、またノーフィアーやラス・カチョーラス・オリエンタレスが同様の人気を得ている。
さまざまなヒール
ヒールにはいくつかの類型が存在する。
- 狂人ヒール
- ギミック上、正常とは思えないような凶暴な行動やラフファイトでベビーフェイスを攻撃し、観客の反感を買うことを主眼としたキャラクター。
- 昭和期に活躍したアブドーラ・ザ・ブッチャーやタイガー・ジェット・シン、ザ・シーク、ブルート・バーナード、マーク・ルーイン、ジョージ・スティールなどのほか、WWEに所属していたブライアン・ピルマン、サイコ・シッド、ハイデンライク、ケイン、ランディ・オートン、2005年にヒールターンしたあとのエディ・ゲレロや、極悪同盟、全日本プロレスに参戦していたVOODOO-MURDERS、新日本プロレスの飯塚高史などがこれにあたる。
- モンスターヒール
- 常人離れした巨大な体格を活かし、その巨躯とパワーにものを言わせた怪物的なファイトとパフォーマンスで観客に恐怖心を煽り立てるタイプのヒール。
スカイ・ハイ・リー、オックス・ベーカー、アンドレ・ザ・ジャイアント、キングコング・バンディ、ワンマン・ギャング、ビッグバン・ベイダー、ジ・アンダーテイカー、ブロック・レスナー、ウマガ、ブラウン・ストローマン、女子ではモンスター・リッパー、アメージング・コングなどが代表的。アメリカ修業時代のジャイアント馬場(ババ・ザ・ジャイアント)も同タイプ。- エゴイストヒール
- ギミック上、エゴイストとして尊大に振舞うタイプ。自身の経歴や出自、容貌や肉体美などを鼻にかけ、自身を誇大表現・自己賛美したマイクパフォーマンスを行って観客を煽る(観客を見下したような発言も多く、それに対してベビーフェイス側が「みんなをバカにするな」と掴みかかったところで試合開始のゴングが鳴るというパターンが定番)。
- 古くはゴージャス・ジョージやバディ・ロジャース、その影響下にあったニック・ボックウィンクルやリック・フレアー、筋肉マン系のスーパースター・ビリー・グラハムやリック・ルード、色悪系の "ザ・モデル" リック・マーテルやショーン・マイケルズ、"ザ・ミリオンダラー・マン" テッド・デビアス、ジェフ・ジャレット、カート・アングル、ウィリアム・リーガル、クリス・ジェリコ、エッジ、アルベルト・デル・リオ、日本では1994年にヒールターンしてからの蝶野正洋、SMASH参戦以降の華名、DRAGON GATEのBlood Generationなど。
- バカヒール(ヘタレヒール)
- エゴイストヒールに近く、またエゴイストヒールとキャラクターを兼ねることも少なくないが、馬鹿げた発言や大人げのないパフォーマンス、もしくはパフォーマンス失敗、敗戦時での身体を張った恥晒しなどで観客から笑われることを求められるなどの違いがある。試合では漁夫の利を得やすい立場であるが、アングルの展開次第で正統派レスリングの技術を発揮したりなど、単純にバカや滑稽さだけでは収まりきらないキャラクター性まで要求されることも多く、ある種の才能が要求される役回りである。
- アメリカではミスター・マクマホン&シェイン・マクマホン親子、エリック・ビショフ、ホンキー・トンク・マン、JBL、クリスチャン、サンティーノ・マレラ、ドルフ・ジグラー、ヒース・スレイター、日本では冬木弘道、アン・ジョー司令長官、"brother"YASSHI、ヘイト、FMWのブリーフブラザーズ(金村キンタロー&ミスター雁之助)、マシーン軍団、魔界倶楽部、ZAPなどが代表格。
- 外国人ヒール
- 外国人選手がこれに該当。日本では、古くは力道山時代のシャープ兄弟以降、外国人=ヒールという図式はプロレスにおけるもっとも根本的なアングルである(ただし、昭和期の日本でもビル・ロビンソン、ミル・マスカラス、ザ・ファンクスのように外国人ベビーフェイスも存在した)。アメリカにおいては、異教徒としてのアラブ系、異文化民族としての東洋系、冷戦時代におけるスラブ系、第二次世界大戦以来のドイツ系、アメリカにノーと言えるフランス系がヒールとなることが多い。なお、メキシコではかつての日本と同様、アメリカのレスラーはヒールになる場合が多い。
- 昭和期のアブドーラ・ザ・ブッチャーやスタン・ハンセンのように、ヒールのポジションでありながらベビーフェイス的な支持を集めた外国人選手も存在する。
- 外敵ヒール
- 単によそ者というだけで、反則攻撃などヒールらしい振る舞いをするとは限らないが、団体抗争における他団体の選手がこれに該当する。団体(国際プロレス)消滅後であるが、1980年代前半の新日本で活躍した国際軍団、1980年代中期の全日本で活躍したジャパンプロレスなどが代表例。USWA時代のジェリー・ローラーのように、所属団体ではクリーンファイトを繰り広げているが、他団体参戦時にはラフプレイに転じるレスラーもいる(日本では獣神サンダー・ライガーなどがその代表。ライガーは新日本でヒールを演じていた際に、他団体ではベビーフェイスになったことがある)。
- 反逆者ヒール
- 団体のエースや首脳陣(フロント)の動向に反発して敵対する立場のキャラクターを務める。世代抗争などを絡める場合もある。
- かつての新日本プロレスの維新軍、反選手会同盟(のちの平成維震軍)、nWoジャパンやTEAM 2000、C.T.U、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなど。ストーン・コールド・スティーブ・オースチン、内藤哲也などのように、アンチヒーローとして支持を集め、ベビーフェイスに転じる場合もある。また、一時期の高木三四郎のように団体を牽引する立場の人物が反旗を翻すケースも稀に見られる。
- 武闘派ヒール
- レスラーのキャラクターや立ち位置ではなく、ファイトスタイルに基づいた分類で、ラフファイトや反則技、場外乱闘や過激で危険な技といった技術・行為を積極的に取り入れて戦うレスラーのこと。ハウスショー的アングルが少ない団体で多く存在する傾向がある。
- 1990年代の全日本プロレスにおける川田利明、渕正信などがこれに該当した。また、蝶野正洋がヒール転向した当初も「武闘派」と称していた。
- 極悪マネージャー
悪徳マネージャーとも呼ばれる。レスラーではない、第三者の者がヒールレスラーの専属マネージャーとしてリングサイドに陣取り、試合中盤にベビーフェイスの選手の足を引っ張って転倒させたり、凶器をリング内へ投入したり、レフェリーの注意を引きつけて反則行為を助長させる、勝負どころでレフェリーのカウントを妨害するなどして観客の憎悪を煽る行為を行う。大抵の場合ベビーフェイスのレスラーに制裁を受けたり、味方のヒールレスラーに手渡した凶器の誤爆などによって失神するなどし、控え室へ押し戻されるというのがお約束となっている。- アメリカではルー・アルバーノ、ボビー・ヒーナン、ジミー・ハート、ジム・コルネット、ポール・エラリング、ポール・ベアラー、アルマンド・エストラーダ、ポール・ヘイマン、日本マットでは将軍KYワカマツ、星野勘太郎、ビクター・キニョネス、マネージャー・ポリスなど。
- 極悪レフェリー
- ヒールレスラーに買収された、もしくは結託したというギミックで試合中にヒールレスラーに有利なレフェリングを行う(ヒールレスラーの反則行為を無視するなど)。大一番の試合でも同様の行為を行うが、ほとんどの場合試合中のアクシデントでリング外へ落ちたり失神するなどし、サブレフェリー(正式なレフェリー)と交代して中立なレフェリングが行われ、ベビーフェイスが勝利するパターンがアングルの基本線である。
テディ・ロング、 ニック・パトリック、チャールズ・ロビンソン、阿部四郎、伊藤豪、玉岡金太、テッド・タナベなどが代表。なお、ブッチャーやシンの試合を裁くジョー樋口やミスター高橋のように、別にヒールではないが試合を盛り上げるために「凶器に気づかないふり」をしていたレフェリーも存在する。彼らはヒールと見なされることはないものの、「レフェリーどこ見てんだ!」という類の野次を浴びるのはよくある事態であり、またお約束であった。- 極悪経営者・フロント
- 団体経営者、上級社員、顧問弁護士、GMなど、会社や選手を運営管理する立場の者が、その権力を濫用してベビーフェイスの選手を苦しめるヒール・キャラクターとして前面に出てくる場合がある。マクマホン・ファミリー、ポール・ヘイマン、エリック・ビショフ、ジョン・ロウリネイティス、トリプルH、など。レスラーやファンをバカにした尊大な言動を展開するなどエゴイストヒールに近い要素が有るが、基本的にはレスラーではなく試合には出ない。試合の対戦相手やルールをベビーフェイスに極めて不利な様に設定したり、無理難題を押し付けたりなど、通常はリング外で高みの見物をしながら悪徳行為をおこなうのが主であるが、アングルの展開次第では試合に引っ張り出されたり、トリプルHの様にレスラー経験者の場合は自ら率先して試合に乱入したりすることもある。
- また、特に権力を持っているわけではなくレフェリーの様に試合裁定をできるわけでもないが、実況アナウンサーや解説者など、試合運営に本来中立であるはずの者が、ヒールレスラーを露骨に優遇しベビーフェイスを叩く様な解説を行ったり、勝手な判断で試合に介入したりなど、リングサイドで様々な悪事を働く場合がある。行為的には悪徳マネージャーに近いが、マネージャーが担当のレスラーをサポートするのはある意味で理にかなった行為であるが、アナウンサーや解説者はそのような立場ではなく理不尽な行動である。ジェシー・ベンチュラ、ボビー・ヒーナン、テッド・デビアス、ジェリー・ローラー、JBL、マイケル・コールなど。
ヒールターン
かつてベビーフェイスだったレスラーが、ヒールに転向することをヒールターンと呼ぶ。これは興行自体がマンネリ化するのを避けるためであったり、レスラー自身のベビーフェイスでの人気が今一つであったり、陰りが見えてきた場合や、若手レスラーのキャラクター作りのために行われる。
またレスラーが新人・若手・中堅を経てトップレスラーへと上り詰めてゆく過程においては、リング上のパフォーマンスで観客の心理をコントロールするスキルと演技力を身につける必要があり、その実践訓練としてヒール修行は必須で、いわばトップレスラーを目指すにあたって超えるべき関門の1つともいえる。実際、ヒールレスラーのパフォーマンスに憧れてプロレス入りした者も珍しくはなく、自ら志願してヒールターンする場合、あるいは最初からヒールとしてデビューするケースもある。
ヒールにターンする場合、観客が理解しやすい様に、他のベビーフェイスレスラーを襲撃する、リング上で仲間割れを起こす、コスチュームや髪型を変えるなどの派手なパフォーマンスを行うのが常道である。他方で、自団体がエース候補として育てている若手選手がある日突然ヒールターンして狂人やエゴイストの様な振る舞いをするのは、長期的なキャラクターイメージや販売戦略を考えた場合にはさすがにマイナスとなりかねないため、その場合には「若さゆえにフロントに反逆し、世代闘争を掲げて現エースという大きな壁に歯向かう」などという筋書きで、そのアングルにおけるキャラクターの立ち位置はヒールでありつつも、リング上での成長物語的な要素も絡めて単純な悪役像に落とし込まない様にアングルが構成されるのが基本である。
演出上、ヒールターンは選手が自ら行動を起こした場合と、ヒール軍団による勧誘といった場合がよく見られるが、本来は団体経営陣やプロモーターの判断によって決められている。そのため選手によっては不本意ながらヒールに転向しているケースや、それまでベビーフェースもしくはスター選手であった選手が1年以上長期欠場し、後遺症に悩まされ以前のファイトが出来なくなった(もしくは以前の勘を取り戻すまで)場合[3]にもヒールターンが行われることもある。同様に、一度引退した選手が現役復帰する際に試合感覚を取り戻すまでの間[4]にもヒールターンが行われることもある。
これらの事情から、ヒールキャラクターには不向きな性格の者がヒールを演じているケースも少なくない。希にデビュー前の新人をヒールとして売り出すために架空のプロフィール(元不良や暴走族出身など)で紹介し、デビュー戦でラフファイトの試合を行わせていたこともあったが、偽りのプロフィールに嫌気がさしたり、基本的な試合運びができないといった事態により、試合中に負傷してしまい、短期間で引退を余儀なくされてしまった選手もいる。
ヒール軍団
ヒールによって構成されるチームはアングルの一種である団体抗争を演出する上で不可欠の存在である。プロレス史の中には絶大な人気を誇ったヒール軍団も少なくない。また、一つの団体に複数のヒール軍団が存在する事もあり、その場合はヒール同士の抗争も頻繁に起こる。
主なヒール軍団
海外
- ゴールデン・グラハムズ
- ミネソタ・レッキング・クルー
- バリアント・ブラザーズ
- ヒーナン・ファミリー
- ファースト・ファミリー
- スタッド・ステイブル
- ハウス・オブ・フンパーディンク
- ファビュラス・フリーバーズ
- リージョン・オブ・ドゥーム
- ミッドナイト・エクスプレス
- ラシアンズ
- フォー・ホースメン
- ハート・ファウンデーション
- バーシティ・クラブ
- デンジャラス・アライアンス
- デモリッション
- ミリオンダラー・コーポレーション
- ニュー・ワールド・オーダー
- D-ジェネレーションX
- ダッドリー・ボーイズ
- フル・ブラッデッド・イタリアンズ
- ネーション・オブ・ドミネーション
- トゥルース・コミッション
- ヒューマン・オディティーズ
- レイヴェンズ・フロック
- ウエスト・テキサス・レッドネックス
- コーポレーション
- ミニストリー・オブ・ダークネス
- コーポレート・ミニストリー
- ライト・トゥ・センサー
- アライアンス
- ディサイプルズ・オブ・ザ・ニューチャーチ
- メキシクールズ
- スピリット・スクワッド
- レガシー
- ネクサス
- コア
- シールド
- ワイアット・ファミリー
- エボリューション
- オーソリティー
- ロス・インゴベルナブレス
日本
- 狼軍団
- 独立愚連隊
- はぐれ国際軍団
- 維新軍
- マシーン軍団
- ブロンド・アウトローズ→レイジング・スタッフ
- 反選手会同盟→平成維震軍
狼群団→nWoジャパン→TEAM 2000
- C.T.U
- 魔界倶楽部
- UFO
平成海援隊→海援隊☆DX
- デルフィン軍団
- 悪役商会
- ノーフィアー
- RO&D
- VOODOO-MURDERS
- たけしプロレス軍団
- 冬木軍
- 鈴木軍
- ブラック軍団
- ブラック・デビル
- 極悪同盟
- 獄門党
ラス・カチョーラス・オリエンタレス(猛武闘賊)- ZAP
- OZアカデミー
- 平成裁恐猛毒GUREN隊
- 猛毒隊
- 裁恐軍
- G-MAX
- BLACK JOKER
- 卑弥呼
尾崎軍→正危軍
- D-FIX
- Z-SPIRITS
- 悪冠一色
- G・B・H
- CHAOS
- バッドフォース
- 高田モンスター軍
- REAL HAZARD
- VerserK
- MAD BLANKEY
- Blood WARRIORS
- マッスル・アウトローズ
- リーサル・ウエポン
- アメリカ版FMW(ファンク・マスター・オブ・レスリング)
- W★ING同盟
- チーム・ノーリスペクト
- NO MERCY
- nWj
- モンスターアーミー
- 邪道軍
- レボルシオン・アマンドラ
- トリプルテイルズ
- ブラック・ダリア
- 川崎葛飾最強伝説(トラブルメーカー2)
- 木村モンスター軍
- 堀田暴走軍
- ハートムーブ系リフォーム
- BULLET CLUB
- ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
脚注
^ 生まれは朝鮮半島だが、誕生時点では日本領だったことから日本国籍であり、また角界入りした際に長崎県出身とされたため、当時はほとんどその事実は知られていなかった。
^ 対するヒールはザ・シークとアブドーラ・ザ・ブッチャーであった。
^ 例としては全日本女子プロレス時代の北斗晶やFMWの里美和など。北斗の場合ヒールターン後の実績こそ目覚しいものがあるが、試合感覚が完全に戻りきらなかったことが大きく影響し、その後負傷が立て続けに襲いWWWAシングルのベルトには引退するまで1度も手が届かなかった。
^ FMWに復帰した工藤めぐみやコンバット豊田など。その後試合感覚が戻ったあとにベビーフェースへと転向した。