ドラえもん のび太の宇宙漂流記
ドラえもん のび太の宇宙漂流記 | |
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監督 | 芝山努 |
脚本 | 岸間信明 |
原作 | 藤子・F・不二雄[1] |
製作 | シンエイ動画、テレビ朝日、小学館 |
出演者 | レギュラー 大山のぶ代 小原乃梨子 野村道子 たてかべ和也 肝付兼太 ゲスト 白石冬美 野沢雅子 荘真由美 玄田哲章 有本欽隆 内海賢二 |
音楽 | 大江千里 堀井勝美 |
主題歌 | 季節がいく時/SPEED |
編集 | 岡安肇 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1999年3月6日 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 20億円[2] |
前作 | ドラえもん のび太の南海大冒険 |
次作 | ドラえもん のび太の太陽王伝説 |
『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』(ドラえもん のびたのうちゅうひょうりゅうき)は1999年3月6日に公開されたドラえもん映画作品。および、藤子・F・不二雄プロが漫画化し、『月刊コロコロコミック』1998年10月号から1999年3月号に掲載した大長編ドラえもんシリーズの作品。
ドラえもん映画・テレビ20周年記念超大作。大長編シリーズ第19作(まんが版▷映画シリーズ2)。同時上映は『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』と『のび太の結婚前夜』。
キャッチコピーは、「楽しさいっぱいつめこんで'99ドラえもん号、宇宙へ発進!」「僕らの星・地球を守るため、銀河の大冒険がはじまった!!」「地球はぼくが守る」。
第17回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作。
目次
1 概要
2 あらすじ
3 舞台
4 声の出演
5 ゲストキャラクター
5.1 宇宙少年騎士団
5.2 独立軍
5.3 その他
6 登場するひみつ道具
7 用語
8 スタッフ
9 主題歌
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
概要
「マクロスシリーズ」で知られるメカニックデザイナーの宮武一貴とスタジオぬえをスタッフに迎え、主題歌には当時人気だったアイドルグループのSPEEDを起用。また、前作とは違い、ゲストキャラクターの声に芸能人を起用しておらず、声優で固めている。
作品に登場するメカは、主に海の生物をモチーフにしたデザインとなっており、ゲストキャラクターの少年リアンの乗るスタークラブはカニ、戦闘艇のスターノーチラスは古代のオウムガイ、巨大都市宇宙船のマザーシップガイアはこいのぼり、独立軍基地はタコといった具合である。宮武は小学生のときに藤子不二雄の『海の王子』を読んでおり、作中に登場したはやぶさ号を独自で描き直したりしていたという。藤子への恩返しという意味合いもあって、自然とそうなってしまったという[3]。
エンドロールで監督の芝山努直筆の過去20作品(本作品を含む)のプレートが流れる。なお例年の映画では冒頭でのび太が「ドラえも〜ん!」と叫ぶが、今作では珍しくスネ夫とジャイアンが叫ぶ。また、しずかの入浴シーン、全裸描写が本作品で最後。また長年監修をしてきた楠部大吉郎の最後の作品となった。音楽は前年の『南海大冒険』も手掛けた大江千里と堀井勝美が担当。翌年からは堀井が単独で担当するようになり、テレビアニメ第2作第1期としては最終作となった『のび太のワンニャン時空伝』まで続投した。また、本作よりドルビーデジタル5.1chサラウンドが採用された。
今作ではのび太たちとゲストキャラの友情がドラえもんとログ、のび太とリアン、しずかとフレイヤ、ジャイアン・スネ夫とゴロゴロの友情が描かれている。
大長編ではジャイアンとスネ夫が冒険したいと言い、ドラえもん達がそれに反対するシーンがあるが、映画ではのび太とスネ夫の立場が逆になっており、ジャイアンがのび太の意見に賛同している。さらにジャイアンが「ここで(映画が)終わるのは早すぎる」とメタフィクション発言をしている。
この作品ではのび太が二つ以上のひみつ道具を使って危機を乗り越えるアイディアを出すシーンが描かれている。映画ではマザーシップガイアが小惑星に衝突するのを阻止する際、即対処法[4]を出しており、ドラえもんから「冴えてる」と評されている。
従来の作品は、ドラえもんが故障したり、ポケットを紛失したり、バリアなどによって道具の使用を制御されたりしていたが、この作品では、ひみつ道具がふんだんに使用されており、状況に応じたひみつ道具による機転が利いている。また、オリジナルに創作されたひみつ道具は、宇宙探検すごろくをアレンジした『スタークラッシュゲーム』のみである。
本作もまた、これまでの作品同様に映画と漫画版では省略および変更されたシーンがある。このうち漫画においてジャイアンやゴロゴロたちがリアンの宇宙船内で食事をするシーンが、映画では描かれていないことについて、監督の芝山は「映画に食事シーンを入れられなかったのが残念だった」と語っている[5]。またラストシーンも異なり、映画ではドラえもんとのび太が先生にテストの答案を渡されるところでエンディングとなる。漫画版も『コロコロコミック』掲載時は同様だが、単行本化の際は後日談が描き下ろされ、季節が流れて春になり、学校の裏山でドラえもんとのび太がリアンたちのことを思い出すシーンが描かれて完結する。
あらすじ
スネ夫に宇宙旅行のチケットを自慢されたのび太たち。のび太はジャイアンとしずか、そしてスネ夫とともにドラえもんに宇宙旅行を頼みに行く。「本当に宇宙に行けるわけない」と言うドラえもん。かわりに「スタークラッシュゲーム」という最新版の宇宙探検ゲームで遊ぶことになる。
一方そのころ、UFOに乗ってやってきた謎の一行が地球に降り立つ。ジャイアンとスネ夫の2人が「スタークラッシュゲーム」の中で迷子になってしまい、やっとのことでゲームから脱出するとそこはUFOの中だった。既に「スタークラッシュゲーム」を終えていたドラえもん、のび太、しずかの3人はすぐに2人を探しに行くのだった。
舞台
地球から20光年以上離れた宇宙
- ドラえもん史上、類を見ないほどの遠方の舞台であり、どこでもドアも機能しない。ワープ航法無しでは地球に辿り着くまで1億年以上掛かるという。イオン嵐(恒星間にできた磁場断層)やブラックホール、怪物の巣食う惑星など危険に満ち溢れており、本編中には人間の住める惑星は地球を除いて一つも登場しない。
- どこでもドアで一気に地球に帰ることはできないが、1度の移動で地球に帰ろうとせず、10光年以内の星へ次々移動していけば帰れた(地球まで50光年と仮定しても10回も使えば帰れる)だろう。しかし地球の方向も経由する星の名前もわからない状況では無理である。
- ツルーミ系S-56
- 宇宙空間から見る分には美しい星だが、実際は水一滴無い銅の塊のような惑星。金属の身体を持つラウミオンと言う巨大怪虫[6]が蔓延る危険な星である。他にもアルマジロ型の温厚な金属動物も棲んでいる。
- 眩惑の星
- 脳細胞に刺激を与える霧が充満した星。この星を訪れた者は霧によって幻覚症状に陥り、心に抱く願望が幻となって目の前に現れる。そして幸せな気分で油断した所を枯れ木のような化け物に捕食されてしまう。ドラえもんたちの場合、「地球に帰還し、家族と再会する」という思いが幻となった。痛みを受けたり、大きな音を聞くと正気に戻る[7]。なお、本来はロボットには幻覚は効かないはずであり、漫画版ではログにも指摘されているが、ドラえもんは夢をも見られるほどの高性能が仇になって幻の虜となっていた。
- 銀河漂流船団母船・ガイア
- 銀河漂流船団の母船である超巨大移民船。劇中では単純に「船団」と呼ばれることもある。内部には大都市が広がっており、約1000万人もの人々が暮らしている。元々はリアンの先祖たちが、環境の悪化したラグナ星から脱出するために乗り込んだ宇宙船であり、何百年も宇宙を彷徨ううち、同じように星を失った人々が集まり、それらの宇宙船と結合して超巨大母船となった。名前の由来はギリシャ神話の女神ガイアより。
声の出演
ドラえもん - 大山のぶ代
のび太 - 小原乃梨子
しずか - 野村道子
ジャイアン - たてかべ和也
スネ夫 - 肝付兼太
のび太のママ - 千々松幸子
のび太のパパ - 中庸助
先生 - 田中亮一
ゲストキャラクター
宇宙少年騎士団
- リアン
声 - 白石冬美
- 銀河漂流船団から生物の住める星を探すために派遣された宇宙少年騎士団の一人。太陽系に派遣され、地球に降り立った。自然を愛しており、地球の自然に興味を示している。フレイヤいわく、「リアンは植物のことになると目の色が変わる」。リーベルト司令官の息子でもある。当初はドラえもんたちを勝手に船に乗った罪で逮捕するなど高圧的に接していたが、怪物の襲撃から助けられて以降は和解し、彼らを地球に送り返すために尽力する。
- ログ
- 声 - 野沢雅子
- 宇宙少年騎士団所属のロボット。おもに宇宙船の操縦や修理を行う。ドラえもんの持つ道具に何かと興味を示していた(そのため、不用意に「はいどうたづな」に触れてリアンの乗った金属生物を暴走させてしまった[8])。同じロボット同士のドラえもんとは気が合う。一方であくびをしたり、幻を見るなどロボットとは思えないことに突っ込みを入れる描写がある[9]。
- 話すときはほとんど確実に語尾に「――ビビ」と付ける。ただし冒頭で地球の土を調査している場面では「自然の土がこんなにある」と「ビビ」なしのセリフがあった。なお、これが本編中のログの最初のセリフである。
- フレイヤ
- 声 - 荘真由美
- 妖精を思わせる小さな生物。空を飛べる。リアンのことが好き(本人は「ただの友たち」と言っている)で、彼のためなら何でもするという決意を語るシーンがある。調査材料と称してガラクタを集める癖があり、この行動が物語の発端となる。
- 実は独立軍に送り込まれたスパイで、道中、通信機を壊したり、宇宙船を誘導したりと工作を行っていた。一時はモアの命令で、独立軍の脅威と成り得るドラえもんたちを始末しようとしたこともあった。しかしこれらの行動は全てリアンのためを思ってのことであり、彼女自身も良心の呵責に耐え切れず、眩惑の星では怪物に食べられそうになったしずかを助けた。最終的には前線基地から脱出する際に独立軍を裏切り、改めて「新しい仲間」としてリアンたちに迎え入れられた。
- 身体を光らせることができる。遠目には光る何かが飛んでいるようにしか見えない。
- キャラクター・デザインは原作者である藤子・F・不二雄が生前、漫画作品用に描いていたとされるイラストを基に起こされた。
- ゴロゴロ
- 声 - 玄田哲章
- 体格が大きく、力持ちの岩石人間めいた生物。「ゴロゴロ」としかしゃべれない(彼の同胞と思われる人物も会議で登場しているが、こちらは言葉を発している)。巨漢同士、ジャイアンとは気が合った。ジャイアンには「ゴロちゃん」と呼ばれる。
独立軍
- リーベルト司令官
- 声 - 有本欽隆
- 銀河漂流船団における独立軍司令官であり、リアンの父。アンゴルモアに心を操られた末「独立軍」を結成する。その高度な技術を背景に強力な宇宙艦隊を組織し、漂流船団と地球の征服を目論んでいた。
- 独立軍と銀河漂流船団の決戦の際、ドラえもんやリアンたちが基地に乗り込んで来たためにモアからリアンを撃ち殺すように命令を受ける。しかしリアンの父を想う気持ちで洗脳を打ち破り、モアに引導を渡した。映画版ではその後、ドラえもんを「ドラちゃん」と呼んだ。
- アンゴルモア
- 声 - 内海賢二
- リーベルト司令官の側につき、暗躍する謎の人物。主に「モア」と呼ばれる。正体を隠すために全身を布で覆っている。すべての黒幕であり、リーベルトらを洗脳して独立軍を結成させた。
ノストラダムスの予言で語られる、1999年に地球を滅ぼす大王でもある。身体は機械だが、ロボットと呼ぶにはあまりにも粗末な作りである(ジャイアンはこれを「随分簡単なロボット」、スネ夫は「まるで抜け殻みたいだ」と評した)。それは本体が不定形の物体であり、周囲の物質を取り込んで活動するため。- ロボットの身体を破壊された後も、フレイヤが集めたガラクタを取り込んでドラえもんたちに襲い掛かるが、最期は本体を「カチンカチンライト」で固められ、ブラックホールに捨てられた。その正体は最後まで不明だが、ドラえもんが「みんなの心の奥に潜む悪意の塊」と推測した。
- 独立軍兵
- 声 - 大川透
その他
- リアンの母
- 声 - 伊藤美紀
- リーベルトの妻であり、リアンの母。故人。現在はユグドの木に宿っており、リアンにモアの超能力でリーベルトたちが操られていることを告げる。
- マズーラ
- 声 - 渡部猛
- 銀河漂流船団における評議員議長。ナマズのような外見。
- 管制官
- 声 - 中嶋聡彦
- 幹部
- 声 - 広瀬正志
- 評議員
- 声 - 菅原正志、茶風林、けーすけ
- 少年
- 声 - 高戸靖広、遠近孝一
登場するひみつ道具
スタークラッシュゲーム
- ゲームに登場する戦闘機は、漫画版と映画とでデザインが異なる。
- おざしき宇宙船
- おくれカメラ
- 宇宙救命ボート
- 宇宙クリームスプレータイプ
酸素ボンベ(漫画版のみ)
- 映画には登場せず、ドラえもんたちは宇宙クリームスプレータイプのみで宇宙に出ている。
- タイムふろしき
- 通りぬけフープ
どこでもドア
- 10光年以上離れた場所を指定しても効果がないことに初めて言及された
- スペースイーター
- タケコプター
- ハメルンチャルメラ
- ビッグライト
- 材質変換機
- はいどうたづな
遠くの人おこし用目ざまし(映画での名称は「遠くの人目ざまし」)
原子力潜水艦型ゼンマイ式潜地艦(映画での名称は「潜地艦」)- ネンドロン
フエルミラー(セリフのみ)- ひらりマント
- カチンカチンライト
空飛ぶ荷札宇宙用(漫画版での名称は「空飛ぶ荷ふだ」)- 夢確かめ機(会話にのみ登場)
用語
- ラグナ星
- 「惑星ラグナ」とも。300年前までは人々が暮らしていたが、発達し過ぎた物質文明が自然の生態系を乱し、植物が枯れ果て、いつしか呼吸装置無しでは出歩けない死の星となってしまった。そのため、人々は新たな故郷となる星を探すべく移民船で宇宙へ飛び立った。
- 銀河漂流船団
- 母星を脱出したラグナ星人たちが宇宙を彷徨ううちに、同じように星を失った人々と合流し、構成された船団。新たな故郷となる惑星を探して300年もの間、宇宙を漂流している。「武力による移住は行わない」という教えの下、話し合いによる平和的移住を原則としている。そのため、300年間一度も戦争を経験していない。
- 宇宙少年騎士団
- 宇宙船で生まれ育った新世代によって結成された調査団。銀河漂流船団の新たな故郷を見つけるべく、小型宇宙船で各星系を調査している。リアンのチームは地球のある太陽系に派遣された。
- 独立軍
- 銀河漂流船団の軍隊の司令官であるリーベルトが、アンゴルモアに心の隙を突かれて操られた結果、同志たちを集めて密かに結成した宇宙軍隊。無人で稼動する機動戦艦を大量に製造して地球への武力侵攻を目論む。アンゴルモアに洗脳された数名の人員以外は全てロボットで構成されている。
- しかし、銀河漂流船団の宇宙少年騎士団との戦闘の末、ドラえもんやのび太によって、無人機動戦艦を操るアンテナを機能不全に追い込まれたためにほとんどの戦力を失い、リーベルトを操っていたアンゴルモアも倒された結果、事実上壊滅した。
- ユグドの木
- ガイア内部の唯一自然が存在する「聖域」と呼ばれる場所に聳える大樹。元々は生物の死に絶えたラグナ星に唯一残っていた苗木であり、脱出時に一人の少年に発見され、船に持ち込まれて大切に育てられた。現在ではユグドラシルの如く巨大な樹となり、船団では神、あるいは指導者として崇められている。マズーラが「この樹から色々なことを学んできた」と言う通り不思議な力を宿しており、劇中では亡くなったリアンの母の魂を一時的に呼び戻すと言う奇跡を起こしている。
- 神樹の実
- ユグドの木の実であり、コンペイトウのような形をしている。持ち主を危険から守ってくれるとされ、宇宙少年騎士団に一つずつ授けられる。単なるお守りではなく本当に持ち主を危険から守る力があり、作中では眩惑の星でのび太を幻覚から覚まし[10]、モアに洗脳されそうになったリアンを正気に戻すなど、効力を発揮している。
スタッフ
- 原作 - 藤子・F・不二雄[1]
- 脚本 - 岸間信明
- 作画監督 - 富永貞義
- 原作作画 - 萩原伸一[1]
- 美術設定 - 沼井信朗
- 美術監督 - 森元茂
- 撮影監督 - 梅田俊之
- 編集 - 岡安肇/小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
- 音楽 - 大江千里、堀井勝美
- 録音監督 - 浦上靖夫
- 効果 - 庄司雅弘
- プロデューサー - 山田俊秀、木村純一、梶淳
- 監督 - 芝山努
- 演出 - 善聡一郎、パクキョンスン
- メカニカルデザイン - 宮武一貴
- デザイン協力 - スタジオぬえ
- 作画監督補 - 若松孝思
- 色彩設計 - 松谷早苗、稲村智子
- 仕上担当 - 野中幸子
- 特殊効果 - 土井通明
- 基本設定 - 川本征平
- OPコンテ・演出・作画監督 - 藤森雅也
- OP原画 - 船越英之、高野登
- デジタル合成 - 堤規至、末弘孝史
- 効果助手 - 北方将実
- 音響制作 - オーディオ・プランニング・ユー
- 音響デスク - 小澤恵、藤井奈津子
- デジタル光学録音 - 西尾昇
- タイトル - 道川昭
- 現像 - 東京現像所
- 連載 - コロコロコミック
- 協力 - オーディオ・プランニング・ユー、フィズサウンドクリエイション、アトリエローク、旭プロダクション、岡安プロモーション、トミプロダクション、京都アニメーション、夢弦館、スタジオタージ、菁画舎、虫プロダクション、マッドハウス、亜細亜堂、プロダクションIG、スタジオ・ロード、マキプロダクション、スタジオメイツ、ラジカルパーティ、上海フロンティア、じゃんぐるじむ、アニメフィルム
ANB映画部 - 福吉健、山川秀樹- 文芸 - 滝原弥生
- 制作事務 - 杉野友紀、牧野智恵子
- 制作進行 - 広川浩司、吉田成彦、戸塚有紀、吉田有希、八田陽子、大橋永晴、村本克彦、上野弘泰
- 制作デスク - 馬渕吉喜、別紙直樹
- 制作担当 - 小倉久美、大澤正享
- 制作協力 - 藤子プロ、ASATSU-DK
- 制作 - シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
主題歌
- オープニングテーマ「ドラえもんのうた」
- 作詞 - 楠部工 / 編曲·作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 山野さと子(日本コロムビア)
- エンディングテーマ「季節がいく時」
- 作詞・作曲 - 伊秩弘将 / 編曲 - 水島康貴 / 歌 - SPEED(トイズファクトリー)
- その他の曲「ポケットの中に」
- 作詞:武田鉄矢 / 作曲:菊池俊輔 / 歌 - ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずか
- 劇中でドラえもん達が口ずさんでいた曲。
脚注
- ^ abc「原作」としてクレジットされている藤子・F・不二雄は「キャラクター原作」程度の意味で用いられており、この映画作品の原作者ではない。ここでの「原作作画」は漫画版の作画を担当した者をさす。
^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)586頁
^ 『映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記 メイキングブック』小学館〈THIS IS ANIMATION〉、1999年4月20日発行。ISBN 4-09-101547-6
^ フエルミラーでビッグライトを増やす→ビッグライトでひらりマントを大きくする→マントの四方を四つの宇宙船に結び付ける→ビッグライトでひらりマントをさらに大きくしてマザーシップガイアの軌道を変える
^ 『完全総集編 映画原作ドラえもん のび太の宇宙漂流記』インタビューより。
^ 漫画版では毒性の糸を吐くサソリ型。映画版では溶解液と金属の糸を吐く蜘蛛型となっている。
^ のび太はズボンの後ろポケットに神樹の実を入れていて、椅子に座った時に痛みが走ったことで正気に戻った。ドラえもんはのび太に殴られた衝撃、しずかたちはひみつ道具「遠くの人目覚まし」の音で正気に戻った。
^ 映画版の場合。漫画版ではジャイアンが金属生物をバットで殴って暴走させた。
^ 漫画版ではドラえもんが「ぼくは高性能ロボットなんだ!夢だって見られるんだぞ!」と、開き直って反論している。
^ 漫画版では宇宙救命ボートでものび太たちを救っている。
関連項目
- アニメーション映画
外部リンク
- 『映画ドラえもん』オフィシャルサイト
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