函館スプリントステークス
函館スプリントステークス | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 函館競馬場 |
創設 | 1994年7月17日[1] |
2017年の情報 | |
距離 | 芝1200m |
格付け | GIII |
賞金 | 1着賞金3900万円 |
出走条件 | サラ系3歳以上(国際)(特指) |
負担重量 | 別定 |
出典 | [2][3] |
函館スプリントステークス(はこだてスプリントステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が函館競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
目次
1 概要
1.1 競走条件
1.2 賞金
2 歴史
2.1 歴代優勝馬
3 脚注・出典
3.1 参考文献
3.2 注釈
3.3 出典
3.3.1 各回競走結果の出典
4 外部リンク
概要
1994年に夏季競馬の短距離重賞の充実を図る目的で、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として「札幌スプリントステークス(さっぽろスプリントステークス)」の名称で創設[4]。1997年から札幌競馬と函館競馬の開催順が入れ替えられたことにより、施行場を函館競馬場に変更のうえ現名称となった[4]。2006年からはサマースプリントシリーズの第1戦に指定されている[4]。
創設時から外国産馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬は1996年から、外国馬は2009年からそれぞれ出走可能になった[1][5]。
競走条件
以下の内容は、2017年現在[2][3]のもの。
出走資格:サラ系3歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(2頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量:別定
- 3歳52kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
- 日本馬:収得賞金3,000万円超過馬は超過額2,000万円毎に1kg増
- 外国馬:GI競走1着馬5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
賞金
2017年の1着賞金は3900万円で、以下2着1600万円、3着980万円、4着590万円、5着390万円[2][3]。
歴史
- 1994年 - 4歳以上の馬による重賞競走(GIII[注 1])として「札幌スプリントステークス」の名称で創設、札幌競馬場の芝1200mで施行[4]。
- 1996年 - 特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[1]。
- 1997年
- 施行場を函館競馬場に変更[4]。
- 名称を「函館スプリントステークス」に変更[4]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
- 2006年 - サマースプリントシリーズに指定[4]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[6]。
- 2009年
国際競走に変更され、外国調教馬が8頭まで出走可能となる[5]。- 格付表記をGIII(国際格付)に変更[5]。
歴代優勝馬
コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
競走名は第3回まで「札幌スプリントステークス」[4]。
回数 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 1994年7月17日 | 札幌 | 1200m | ゴールドマウンテン | 牡5 | 1:09.3 | 武豊 | 佐山優 | グリーンファーム |
第2回 | 1995年7月16日 | 札幌 | 1200m | ノーブルグラス | 牝4 | 1:09.4 | 小島太 | 上原博之 | 芳賀満男 |
第3回 | 1996年7月14日 | 札幌 | 1200m | ノーブルグラス | 牝5 | 1:08.9 | 安田富男 | 上原博之 | 芳賀満男 |
第4回 | 1997年7月13日 | 函館 | 1200m | マサラッキ | 牡4 | 1:08.8 | 河内洋 | 増本豊 | 丸井正貴 |
第5回 | 1998年7月19日 | 函館 | 1200m | ケイワンバイキング | 騙4 | 1:09.0 | 横山典弘 | 奥平真治 | 北村和哉 |
第6回 | 1999年7月18日 | 函館 | 1200m | シンコウフォレスト | 牡6 | 1:09.4 | 四位洋文 | 栗田博憲 | 安田修 |
第7回 | 2000年7月2日 | 函館 | 1200m | タイキトレジャー | 牡4 | 1:08.7 | 横山典弘 | 藤沢和雄 | (有)大樹ファーム |
第8回 | 2001年7月1日 | 函館 | 1200m | メジロダーリング | 牝5 | 1:09.5 | 武幸四郎 | 大久保洋吉 | (有)メジロ牧場 |
第9回 | 2002年6月30日 | 函館 | 1200m | サニングデール | 牡3 | 1:10.3 | 福永祐一 | 瀬戸口勉 | 後藤繁樹 |
第10回 | 2003年7月6日 | 函館 | 1200m | ビリーヴ | 牝5 | 1:09.3 | 安藤勝己 | 松元茂樹 | 前田幸治 |
第11回 | 2004年7月4日 | 函館 | 1200m | シーイズトウショウ | 牝4 | 1:09.4 | 池添謙一 | 鶴留明雄 | トウショウ産業(株) |
第12回 | 2005年7月3日 | 函館 | 1200m | シーイズトウショウ | 牝5 | 1:09.0 | 池添謙一 | 鶴留明雄 | トウショウ産業(株) |
第13回 | 2006年7月2日 | 函館 | 1200m | ビーナスライン | 牝5 | 1:09.1 | 秋山真一郎 | 堀宣行 | (有)ターフ・スポート |
第14回 | 2007年7月1日 | 函館 | 1200m | アグネスラズベリ | 牝6 | 1:08.9 | 角田晃一 | 西浦勝一 | 渡辺孝男 |
第15回 | 2008年7月6日 | 函館 | 1200m | キンシャサノキセキ | 牡5 | 1:08.4 | 岩田康誠 | 堀宣行 | 吉田和美 |
第16回 | 2009年7月5日 | 札幌 | 1200m | グランプリエンゼル | 牝3 | 1:08.5 | 熊沢重文 | 矢作芳人 | 北側雅司 |
第17回 | 2010年7月4日 | 函館 | 1200m | ワンカラット | 牝4 | 1:08.2 | 藤岡佑介 | 藤岡健一 | 青山洋一 |
第18回 | 2011年7月3日 | 函館 | 1200m | カレンチャン | 牝4 | 1:08.0 | 池添謙一 | 安田隆行 | 鈴木隆司 |
第19回 | 2012年6月17日 | 函館 | 1200m | ドリームバレンチノ | 牡5 | 1:09.4 | 松山弘平 | 加用正 | セゾンレースホース(株) |
第20回 | 2013年6月16日 | 函館 | 1200m | パドトロワ | 牡6 | 1:08.5 | 勝浦正樹 | 鮫島一歩 | 吉田照哉 |
第21回 | 2014年6月22日 | 函館 | 1200m | ガルボ | 牡7 | 1:08.5 | 津村明秀 | 清水英克 | 石川一義 |
第22回 | 2015年6月21日 | 函館 | 1200m | ティーハーフ | 牡5 | 1:08.3 | 国分優作 | 西浦勝一 | H.H.シェイク・モハメド |
第23回 | 2016年6月19日 | 函館 | 1200m | ソルヴェイグ | 牝3 | 1:07.8 | 丸田恭介 | 鮫島一歩 | (株)G1レーシング |
第24回 | 2017年6月18日 | 函館 | 1200m | ジューヌエコール | 牝3 | 1:06.8 | 北村友一 | 安田隆行 | (有)サンデーレーシング |
第25回 | 2018年6月17日 | 函館 | 1200m | セイウンコウセイ | 牝5 | 1:07.6 | 池添謙一 | 上原博之 | 西山茂行 |
脚注・出典
参考文献
- 「函館スプリントステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』 日本中央競馬会、2006年、933-954頁。
注釈
^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
出典
- ^ abc『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』
- ^ abc“重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 23 (2017年). 2017年2月12日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月14日閲覧。
- ^ abc“平成29年第1回函館競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2016年6月14日閲覧。
- ^ abcdefgh“レースについて:函館スプリントステークス 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2016年6月14日閲覧。
- ^ abc“第1回 札幌競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2092-2094 (2009年). 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 19069)
^ 2007年の成績表参照。
各回競走結果の出典
- 『中央競馬全重賞競走成績集【古馬関東編】』 第1回 - 第12回
- JRA年度別全成績
- (2017年)“第1回 函館競馬 第2日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2017年6月19日閲覧。(索引番号:17023)
- (2016年)“第1回 函館競馬 第2日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月20日閲覧。(索引番号:17023)
- (2015年)“第1回 函館競馬 第2日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月14日閲覧。(索引番号:17023)
- (2014年)“第1回 函館競馬 第4日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月14日閲覧。(索引番号:17047)
- (2013年)“第1回 函館競馬 第2日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月14日閲覧。(索引番号:17023)
- (2012年)“第1回 函館競馬 第4日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月14日閲覧。(索引番号:16047)
- (2011年)“第1回 函館競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年6月14日閲覧。(索引番号:19071)
- (2010年)“第1回 札幌競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 9. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 19069)
- (2009年)“第1回 函館競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 9. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 19069)
- (2008年)“第1回 函館競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2007年)“第1回 函館競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2006年)“第1回 函館競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2005年)“第1回 函館競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2060-2061. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2004年)“第1回 函館競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2060-2061. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2003年)“第1回 函館競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 2049-2050. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 18071)
- (2002年)“第1回 函館競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 1899. 2016年6月14日閲覧。(索引番号: 17071)
- netkeiba.comより(最終閲覧日:2014年8月24日)
- 札幌スプリントステークス
1994年、1995年、1996年
- 函館スプリントステークス
1997年、1998年、1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年
- 札幌スプリントステークス
外部リンク
今週の注目レース(第25回函館スプリントステークス) - 日本中央競馬会
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