バンダイナムコエンターテインメント
本社が入居する住友不動産三田ビル (バンダイナムコ未来研究所) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 東証2部 9752 1988年1月 - 1991年9月 東証1部 9752 1991年9月 - 2005年9月28日 |
略称 | BNEI、バンナム[1] |
本社所在地 | 日本 〒108-0014 東京都港区芝5丁目37番8号 |
設立 | 1955年(昭和30年)6月1日 (有限会社中村製作所) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7010701019273 |
事業内容 | コンシューマーゲーム、携帯電話コンテンツの開発、販売 |
代表者 | 代表取締役社長 大下 聡 |
資本金 | 100億円 |
売上高 | 2570億2600万円 (2018年3月期) |
営業利益 | 285億9100万円 (2018年3月期) |
純利益 | 227億4400万円 (2018年3月期) |
純資産 | 896億9900万円 (2018年3月31日現在) |
総資産 | 1344億7400万円 (2018年3月31日現在) |
従業員数 | 710人(2018年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | (株)バンダイナムコホールディングス 100% |
主要子会社 | (株)バンダイナムコスタジオ 100% (株)バンプレスト 100% (株)B.B.スタジオ 100% |
関係する人物 | 創業者・名誉相談役 中村雅哉 |
外部リンク | www.bandainamcoent.co.jp |
株式会社バンダイナムコエンターテインメント(英: BANDAI NAMCO Entertainment Inc.、略:BNEI、バンナム)は、コンシューマーゲームなどのゲームソフトの制作および開発を行う日本の企業。バンダイナムコホールディングスの完全子会社であり、バンダイナムコグループにおける中核企業の一つ。本社は東京都港区。
旧ナムコを母体としており、2006年3月31日にアミューズメント施設事業を新たに設立した株式会社ナムコ(後の株式会社バンダイナムコアミューズメント)に譲渡し、株式会社バンダイのゲーム部門を統合しバンダイナムコゲームス(Namco Bandai Games Inc.→2014年4月1日よりBandai Namco Games Inc.)に変更、そして2015年4月1日に現社名に変更した。キャッチコピーは「アソビきれない毎日を。」。
略称の「バンナム」は、バンダイナムコエンターテインメント発売のゲーム内にも登場している(一例として「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」内の「課長は名探偵」の「バンナムビル」など)。なお、過去にエンターブレイン(現・KADOKAWA)のゲーム雑誌『ファミ通PLAYSTATION+』内コーナーバンダイナムコスポーツにおいて、「バムコ」の名称が用いられていた。
目次
1 概要
2 沿革
3 旧ナムコのキャッチコピー
4 ゲームタイトル
4.1 レーベルの変更
5 出身者
6 関連会社
7 著作権表記
8 その他
8.1 サウンドロゴ
9 提供番組
9.1 現在
10 新規開発事業
11 脚注
11.1 注釈
11.2 出典
12 関連項目
13 外部リンク
概要
1955年6月1日に中村雅哉が有限会社中村製作所(なかむらせいさくじょ)を設立。1971年に「Nakamura Manufacturing Company」の略としてnamcoブランドの使用を開始し、1977年には社名もナムコと改めた(当時の英語名は「NAMCO LIMITED」)。
2005年6月25日の第50回定時株主総会でナムコとバンダイの経営統合の議案が可決承認され、上場会社としてのナムコは9月29日に幕を下ろし、以降は株式会社バンダイナムコホールディングスの子会社となった。
2006年3月31日、バンダイのゲーム部門を統合し、社名をバンダイナムコゲームスに変更した。バンダイナムコホールディングスにおいてゲーム部門を受け持つ企業としての立場を明確にした。
2008年4月1日、バンプレストのゲーム事業の譲受と共にバンプレストレーベルを新設。2009年4月1日、バンダイネットワークスを吸収合併した。同日、ナムコ・バンダイ・バンプレストの各レーベルごとの公式サイトと全レーベルの総合サイトの4つに分散していた公式サイトを統合し、「バンダイナムコゲームス公式サイト」としてリニューアルされた。サイト統合後は、全レーベルのタイトルを一貫して掲載しサイトへのレーベル表示も行わなくなった。
サイト統合以降もレーベル自体を統合した訳ではなく、パッケージ表面およびゲーム起動時に表示するロゴマークについては、各レーベルのものが使い分けられていた(ゲーム起動時に表示されるロゴマークは、2014年1月現在家庭用ゲームではバンダイナムコゲームスのロゴ、各レーベルのロゴの順。ただし「機動戦士ガンダム 戦場の絆」等の一部アーケード作品ではバンダイナムコゲームスレーベルのみ)。2014年4月1日以降に発売されるソフトについては各レーベル表記を廃し、バンダイナムコゲームスレーベルに完全統合された。
社名をそのままアルファベット表記するとBANDAI NAMCO Gamesであり、社名ロゴタイプも同様であるが、当初英文社名は「NAMCO BANDAI Games Inc.」(略称:NBGI)としていた。2014年4月1日より英文社名を日文と同様の「BANDAI NAMCO Games Inc.」(略称:BNGI)に変更した[2][注 1]。なお日本国内では日本語社名の順序に従い、当初から「BNG」或いは「BNGI」と略する場合もあった[3]。
2015年4月1日に、社名を「バンダイナムコゲームス」から「バンダイナムコエンターテインメント」 (BANDAI NAMCO Entertainment Inc.) (略称:BNEI)に変更した[4]。
2018年4月1日に、アーケードゲーム事業を同日付でナムコから商号変更したバンダイナムコアミューズメントへ移管し、バンダイナムコエンターテインメントはコンシューマーゲーム、携帯電話コンテンツの開発、販売の開発に専念することになった。
沿革
1955年6月1日 - 有限会社中村製作所として創業。横浜の百貨店の屋上に、木馬2台を設置[5][6]。
1959年 - 株式会社に改組。
1967年 - 大阪事務所(後の関西支社)を開設[7]。
1971年 - namcoブランドの使用を開始。
1974年 - アタリジャパン[注 2]を買収、アーケードゲームに進出。
1977年 - 株式会社ナムコに社名変更。
1979年 - 日米ゲームメーカーの関係が、これまではナムコとアタリ、またはミッドウェイ(今のミッドウェイゲームズ)とタイトーが親密だったが、各社の事情により『ギャラクシアン』から『パックマン』までは、ナムコとミッドウェイが親密になる。
1984年 - MSXパソコン用のレーベルとして「namcot(ナムコット)」をスタートさせる。同年2月には任天堂と提携してファミリーコンピュータにもソフトを供給する[8]。
1986年 - イタリアントマトを買収[注 3]。
1988年 - 東京証券取引所2部に上場。- 1988年 - 神奈川県横浜市港北区(現・都筑区)に「横浜未来研究所」を開設(2008年閉鎖)[9]。
1991年 - 東京証券取引所1部に上場した。
1992年 - ナムコ・ワンダーエッグ開園(テーマパーク事業進出)。
1994年 - 神奈川県横浜市神奈川区に「横浜クリエイティブセンター」を開設。
1995年 - 家庭用ゲームのレーベルnamcot廃止。業務用レーベルのnamcoに統合される。
1997年 - 日活に出資、子会社化[注 4]
1997年 - CRフィーバーピストル大名を開発。パチンコ・パチスロの液晶基板と映像ソフトの制作を始める。
2001年 - エニックス、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)、およびセガ(現・セガゲームス)と業務提携。
2005年9月30日 - バンダイと共同持株会社・バンダイナムコホールディングスを設立し、同社の100%子会社になる。
2006年3月31日 - バンダイの家庭用ゲーム事業を譲受し、「株式会社バンダイナムコゲームス」に商号変更。アミューズメント施設運営組織・新規事業部門の一部事業部門を新設会社「株式会社ナムコ」(2代)に移管。「ナムコ」の商号を受け継ぐ。
2007年
3月6日 - ソニー・コンピュータエンタテインメントと合弁会社「セリウス」を設立。
5月 - 子会社モノリスソフトの株式80%を任天堂へ譲渡。
6月 - 本社および事業拠点を東京都品川区東品川4-5-15(旧・品川パナソニックビル)に移転。「未来研究所」と命名する(アミューズメント施設運営の〈新〉ナムコは移転せず)。
11月 - 2008年4月1日よりバンプレストのゲーム事業を譲受予定と発表[10]。
2008年
4月1日 - バンプレストを吸収合併しゲーム事業を統合、その際にプライズゲーム用景品部門を母体とした新法人「バンプレスト」を設立。
8月6日 - 2009年4月1日を目処にバンダイネットワークスを統合すると発表。
11月 - 携帯電話コンテンツ事業部署を横浜クリエイティブセンターから本社近隣の品川シーサイドパークタワー(バンダイネットワークスの階上)に移転。
2009年
2月12日 - ディースリーの完全子会社化を目的とした公開買い付けを開始。
3月24日 - ディースリーを完全子会社化。
4月1日 - バンダイネットワークスを吸収合併、同日よりバンダイ・ナムコ・バンプレストの各レーベルおよび総合サイトの4つに分散していた公式サイトを統合、「バンダイナムコゲームス公式サイト」としてリニューアル。石川祝男のバンダイナムコホールディングス社長就任に伴い、鵜之澤伸が社長に就任。
10月1日 - インターネットを利用したオンラインゲームその他ソフトウェア、サービスの企画・開発・運営の子会社として、株式会社バンダイナムコオンラインを設立。
2010年
2月18日 - 制作ユニット毎に売上責任を負わせることを発表。
4月1日 - 統合後初のグループ連結赤字350億円の大半がゲーム部門であったため、鵜之澤が責任を取り副社長に降格。石川が出戻り、バンダイナムコホールディングス社長と兼務する。ディースリーが新ディースリー・パブリッシャーとして再編しバンダイナムコホールディングス傘下に。
2011年
3月14日 - 東北地方太平洋沖地震を受け、バンダイナムコグループとして1億円とグループ社員からの募金を義援金として寄付すると発表。- 4月1日 - 子会社のベックとバンプレソフトを統合、新会社名をB.B.スタジオとする。
DeNAの共同出資の「BDNA」(後にBNDeNA)を設立する[11]。
2012年
- 1月1日 - ナムコ・テイルズスタジオを吸収合併。
- 2月29日 - セリウスを解散。
- 4月2日 - 開発部門(約1000人)を新会社「バンダイナムコスタジオ」に分社。
2014年
- 3月31日 - BNDeNAを解散。
- 4月1日 - 英文社名を「NAMCO BANDAI Games Inc.」から「BANDAI NAMCO Games Inc.」に変更。
2015年4月1日 - 株式会社バンダイナムコエンターテインメントに商号変更。
2016年
2月2日 - 本社を東京都港区芝5丁目37-8(バンダイナムコ未来研究所〈住友不動産三田ビル〉)へ移転[12]。
2月29日 - 関西支社を閉鎖。関西支社で行っていた業務は同年3月1日付で本社やテクニカルセンターへ移管[7]。
10月17日 - テクニカルセンターを東京都品川区勝島から神奈川県横浜市神奈川区へ移転[13]。
2017年
1月22日 - 中村雅哉(バンダイナムコエンターテインメント名誉相談役)が死去。満91歳没[14]。
4月3日 - テクニカルセンターを新会社「バンダイナムコテクニカ」に分社[15][16]。
7月14日 - 国内最大級となるVR体感施設『VR ZONE SHINJUKU』を新宿にオープン[17]。
8月3日 - ドリコムとの共同出資の新会社である「BXD」を設立[18][19]。
2018年
2月9日 - セガ・インタラクティブ、コナミアミューズメントとの間で、アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に合意[20][21][22]。
4月1日 - アミューズメント機器事業部門を分割しナムコ(同日付でバンダイナムコアミューズメントに商号変更)に承継[23][24][25]。
10月1日 - ゲームアプリなどネットワークサービス運営機能を分社し、「バンダイナムコネットワークサービス」を設立[26]。
2019年
4月1日 - 遊技機関連事業を「バンダイナムコセブンズ」へ分社予定[27]。
旧ナムコのキャッチコピー
- 「オモいカルチャーをオモチャーと言う」
- 「自宅で遊べるナムコット」
上記2つは最初期のCMで、1984-85年頃のパックマン、ゼビウス等といったファミコンソフト発売時に放映されたもの。CM曲には細野晴臣の「Non Standard Mixture」の一部が使われており、細野自身もCMに出演していた。
- 「クーソーは、頭のコヤシです」
- 「クーソーしてから、寝てください」
- 「遊びをクリエイトするナムコ」
最後のキャッチコピー「遊びをクリエイトするナムコ」は、以後もナムコブランドのゲームのパッケージのロゴ付近にあしらわれ、2014年のBNGIへのブランド統合まで長く親しまれた。
- 「2001年の大人(クリエイター)達へ」
- 「集まれ前科者」、「大学8年生に届いた採用通知[注 5]」、「『C』が多くてもいいじゃないか」、「■肉■食は、弱肉強食か、焼肉定食か」(求職者向け会社案内より)
ゲームタイトル
バンダイ・ナムコ・バンプレストのゲーム部門を統合する前から各社でゲームソフトの開発が続けられていたため、2006年から2009年3月までは旧バンダイ・旧ナムコ・旧バンプレストのロゴをそれぞれバンダイレーベル、ナムコレーベル、バンプレストレーベルと称し、便宜的な名義(ブランド名)として使用していた。(アーケードゲームにおいては、2014年1月現在ナムコレーベル、およびバンダイナムコゲームスレーベルの二つを使用している)。公式サイトへのレーベル表示を廃止した、2009年4月以降も2013年までパッケージ表面・ゲームソフト起動時に表示するロゴマークについては、前述の戦場の絆等一部アーケード作品を除き、各レーベルのものを引き続き使い分けていたが、2014年以降は一部を除き家庭用作品も、バンダイナムコゲームスレーベルのみが用いられている。
レーベルの変更
一部のゲームは、移植版や続編が登場する際、レーベルが変更される場合がある。以下がその一例である。
- 『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(ナムコレーベル):続編『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』よりバンダイレーベルへ移行
- 『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』(アーケードゲーム、旧バンプレスト・バンプレストレーベル、エクストリームバーサス以降はバンダイナムコゲームスレーベル):家庭用版はバンダイレーベルで発売
- 『機動戦士ガンダム 戦場の絆』(アーケードゲーム、旧バンプレスト、Rev2.0よりバンダイナムコゲームスレーベル):PSP版はバンダイレーベルで発売
- 『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-』(ナムコレーベル):続編『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-』はバンプレストレーベルに変更
- 『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』(バンプレストレーベル):『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』はナムコレーベルに変更
出身者
岩谷徹(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授)
遠藤雅伸(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授、株式会社ゲームスタジオ相談役)
中潟憲雄(有限会社デジフロイド代表取締役)
細江慎治(株式会社スーパースィープ代表取締役)
佐宗綾子(株式会社スーパースィープ取締役)- 大久保良一(株式会社トムキャットシステム代表取締役)
- 高橋由紀夫(株式会社トムキャットシステム取締役)
- 鈴木宏治(株式会社ノイズ代表取締役)
岩崎拓矢(株式会社ILCA代表取締役)
関連会社
- バンダイナムコグループ
- バンダイナムコホールディングス
- バンダイナムコスタジオ
- バンダイナムコテクニカ
- バンダイ
- ナムコ・テイルズスタジオ
- バンプレスト
- B.B.スタジオ
- ベック
- バンダイナムコアミューズメント
- ロケットスタジオ
著作権表記
経営統合後の同社の各ゲーム作品の著作権表記は「©NBGI」(家庭用ゲーム機)または「©NAMCO BANDAI Games Inc.」(アーケードゲーム機)に統一されている。2014年4月に英文社名表記が変更されてからは家庭用・アーケードを問わず「©BANDAI NAMCO Games Inc.」が用いられるようになり、「©BNGI」の方は省略形にとどまっている。
ただし、全ての『ガンダムシリーズ』系のゲーム作品には存在しない(『ガンダム』以外のサンライズ制作のゲーム作品を除く)。これは『コンパチヒーローシリーズ』、『スーパーロボット大戦シリーズ[注 6]』、『Another Century's Episode』シリーズも同様であり、また、『アイビィ・ザ・キウィ?』や3DS版『テトリス』、ディズニーのゲーム作品にも同様である。
その他
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年3月) |
同社が経営統合後の2008年4月以前は提供クレジットでは「バンダイ」と「ナムコ」であり、後者のレーベルのみ「バンダイナムコゲームス」の提供クレジットを使用することがあった。同年4月以降「バンプレスト」から移管され、正式に全てのレーベルで「バンダイナムコゲームス」の提供クレジットが表示されるようになった。なお、2009年3月まではバンダイナムコゲームスのロゴをCMで使用するのはごく稀であり、通常はバンダイ・ナムコ・バンプレストの各社のロゴで表示されていたが、同年4月以降はサイト統合により、前述の戦場の絆等一部のアーケード作品ではバンダイナムコゲームスレーベルを使用している。一部の雑誌やネット上などでは「バンダイナムコゲームズ」と誤植されることがある。[要出典]また、作品に対する登録商標または商標のマーク表示は、旧ナムコが1990年代から行うようになった。
合併以降レーベル統合後の2014年現在においても、旧ナムコおよびナムコレーベルの流れを汲むオリジナルタイトルにのみ慣例的に行われている[注 7]。ただ、任天堂製ハード向けの作品に対してのみ、パッケージ裏面に「Produced by 株式会社バンダイナムコゲームス」とメーカー名が記載されているにもかかわらず、表面の下部に「発売元:株式会社バンダイナムコゲームス」と二重に記載している。また、Amazon.co.jpにおけるメーカー名表記は、2010年半ばまでは当該レーベル毎であったが、同年以降バンダイナムコゲームスで統一された[注 8]。
2007年から2016年2月1日まで入居していた旧本社ビルの元になった旧品川パナソニックビルは、1992年に松下電器産業(現・パナソニック)によって建設されたもので、周辺にビルの日陰を作らないように配慮された結果、台形の外観となった。2006年3月に地元の不動産業者に売却された。旧本社ビルは旧本社における営業最終日当日から解体工事が開始され、跡地にはマンションが建設される予定となっている[28]。
サウンドロゴ
2014年になって、TVCMの最後にサウンドロゴを導入した。内容は白バックで画面中央にメーカーロゴを表示し、「バンダイナムコ」というナレーションが入る。このナレーションの担当は通常のものでは声優の高橋信だが、CMによってはそのゲームの登場キャラクターが担当するものも多い。
提供番組
現在
僕のヒーローアカデミア(読売テレビ制作・日本テレビ)
ゲゲゲの鬼太郎(フジテレビ)
ONE PIECE(フジテレビ)
ガンダムビルドダイバーズ(テレビ東京)
ブラッククローバー(テレビ東京)
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-(テレビ東京)
ウルトラマンR/B(テレビ東京)
特捜警察ジャンポリス(テレビ東京)
新規開発事業
- Kid'sきずな事業 - 絵本『みのりちゃんのすてきなおうち』の出版と『きずなstyle』[29]の運営。
- ハッスル倶楽部 - アーケードゲームをベースとしたリハビリテーション機器の開発・販売。(旧)ナムコの新規開発事業として開始され、2006年のNBGI設立時に一旦ナムコ(2代)へ移管されたが、2009年に再譲受したものの、2013年3月に撤退(修理などのサポートは継続)。「トーキングエイド」シリーズはバンダイナムコの元社員が設立した株式会社ユープラスが継承[30]。
脚注
注釈
^ 商船三井の「MOL」などがよく知られているが、合併した会社などが日本語と英語で記述順を逆にするのは珍しいことではない。
^ 2000年に設立された仏国インフォグラム社の日本法人とは別法人。
^ ポッカクリエイト(ポッカコーポレーション現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)子会社)との折半出資だったが、バンダイとの経営統合時にナムコより株式を譲り受けたキーコーヒーが連結子会社化。決算対象からは外れている。
^ 2005年に株式をインデックスに譲渡し資本関係を解消。
^ 後のナムコ代表取締役社長である橘正裕が旧ナムコに入社した時の実話に基づく。
^ オリジナル作品系では「SRWOG PROJECT」名記。OGシリーズに登場していないオリジナル機体のプラモデルにおいてもこの名記となっている。
^ ただし、統合以前にはバンプレスト系の『アルトネリコ』シリーズ(2の廉価版以降)のような例外もあった。
^ バンプレストレーベルのみ、変更されるまでに時間がかかった。
出典
^ Twitterプロフィールより。
^ “子会社の社名・英文表記の変更に関するお知らせ (PDF)”. バンダイナムコホールディングス (2014年1月24日). 2014年4月21日閲覧。
^ URLを「nbgi.co.jp」でなく「bandainamcogames.co.jp」としている点に顕著である(北米では「namcobandaigames.com」、ヨーロッパでは「namcobandaigames.eu」)。また、現在でもバンダイレーベルで発売されるゲームの公式サイトでは「bngi-channel.jp.」のURLを使用している。
^ 社名変更のお知らせ - バンダイナムコゲームス 2014年12月17日、2015年2月20日閲覧。
^ 1950〜70年代 バンダイナムコゲームス公式サイト 2012年9月23日閲覧。
^ 2004-2006年まで用いられた「50周年シンボルマーク」には、木馬がデザインされていた(ナムコ、木馬をデザインした「50周年シンボルマーク」を公開 2012年9月23日閲覧)。
- ^ ab関西支社営業終了のご案内バンダイナムコエンターテインメント 2016年1月
^ 株式会社QBQ編 『懐かしファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784906735891 p117
^ 2008年8月2日建通新聞 Archived 2010年12月3日, at the Wayback Machine.。
^ バンプレストのゲーム事業を統合 バンダイナムコがグループ再編 - ITmedia News 2012年9月23日閲覧。
^ “バンダイナムコゲームスとディー・エヌ・エー共同出資による新会社設立のお知らせ”. ディー・エヌ・エー. (2011年8月22日). オリジナルの2011年11月3日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111103102122/http://dena.jp/press/2011/08/post-91.php 2011年8月22日閲覧。
^ バンダイナムコホールディングスなどグループ5社の本社機能を2016年1月より順次移転バンダイナムコホールディングス 2015年12月25日
^ テクニカルセンター移転のご案内バンダイナムコエンターテインメント 2016年9月
^ “訃報 (PDF)”. バンダイナムコホールディングス (2017年1月30日). 2017年3月12日閲覧。
^ アミューズメント機器のサービス事業会社 株式会社バンダイナムコテクニカを設立 - バンダイナムコエンターテインメント 2017年1月11日
^ 新設分割公告バンダイナムコエンターテインメント 2017年1月30日
^ 国内最大級! VRアクティビティ16種類の最新エンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』 新宿に7月14日(金)オープン!アミューズメント施設へのVRアクティビティ設置も拡大、VR事業本格化 - バンダイナムコエンターテインメント 2017年6月13日(2017年7月13日閲覧)
^ 株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社設立を伴う業務提携に関するお知らせドリコム 2017年5月19日
^ バンダイナムコエンターテインメントとドリコム共同出資による新会社設立のお知らせバンダイナムコエンターテインメント、ドリコム 2017年5月19日
^ セガ・インタラクティブ,コナミアミューズメント,バンダイナムコエンターテインメントの3社 アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に向けて合意― 2018年夏の提供を予定 ―セガ製品情報サイト 2018年2月9日
^ コナミアミューズメント、セガ・インタラクティブ、バンダイナムコエンターテインメントの3社 アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に向けて合意― 2018年夏の提供を予定 ―コナミアミューズメント 2018年2月9日
^ バンダイナムコエンターテインメント、コナミアミューズメント、セガ・インタラクティブの3社 アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に向けて合意― 2018年夏の提供を予定 ―バンダイナムコエンターテインメント 2018年2月9日
^ 子会社の組織再編についてバンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
^ バンダイナムコグループ中期計画(2018年4月~2021年3月) CHANGE for the NEXT 挑戦・成長・進化バンダイナムコホールディングス 2018年2月9日
^ バンナムHD、子会社再編を実施 ナムコがバンダイナムコアミューズメントに社名変更 バンダイビジュアルとランティス合併 BANDAI SPIRITSを設立,Social Game Info,2018年2月9日
^ バンダイナムコ、ゲームアプリなど運営機能を分社化,ITmedia NEWS,2018年5月14日
^ 「バンダイナムコエンターテインメント」遊技関連事業を分社化 新たな商品・サービス提供目指すアニメ!アニメ! 2019年1月23日
^ “東品川の「バンダイナムコ未来研究所」解体へ 三田に本社機能を移転”. 品川経済新聞 (有限会社ノオト). (2016年2月2日). オリジナルの2016年2月5日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160205081824/http://shinagawa.keizai.biz:80/headline/2510 2018年3月7日閲覧。
^ 『きずなstyle』 Archived 2006年6月17日, at the Wayback Machine.。
^ 「トーキングエイド」シリーズ・リハビリテインメントマシン販売終了のお知らせバンダイナムコエンターテインメント
関連項目
ラジオはアメリカン - かってスポンサーをしていたラジオ番組- NG (ゲーム情報誌)
- Side-BN
大トロ倶楽部 - ファミコン通信(現・ファミ通)で連載されていた片山まさゆきの漫画。バンダイとナムコの社名を合わせて作られた番台菜夢子(ばんだい なむこ)というキャラクターが登場する。同漫画が復刻連載された際のキャラクター紹介で「作者が合併を予期していたかのような名前」と書かれていた。
外部リンク
- バンダイナムコエンターテインメント
876TV - 公式YouTubeチャンネル
バンダイナムコエンターテインメント公式 (@bnei876) - Twitter
バンダイナムコエンターテインメント - Facebook
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