ポストパンク
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ポストパンク | |
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様式的起源 | パンク・ロック、グラムロック、ダブ、ファンク、レゲエ、クラウト・ロック、実験音楽、プロトパンク、電子音楽 |
文化的起源 | 1970年代後半 アメリカ合衆国 イギリス |
使用楽器 | ギター、ベース、ドラムセット、シンセサイザー、キーボード、電子楽器 |
派生ジャンル | オルタナティヴ・ロック、デスロック、ゴシック・ロック、インディー・ロック、ポストパンク・リバイバル、インダストリアル、ダンス・パンク |
サブジャンル | |
ゴシック・ロック | |
関連項目 | |
ポスト・ハードコア、インダストリアル、ニュー・ウェイヴ、ノー・ウェーブ |
ポストパンク(Post-punk)は、1970年代の終わりから勃興した音楽ジャンルである。2000年代においてはガレージロック・リバイバルの流れに沿ったポストパンク・リバイバル(Post-punk revival)として再評価された。
目次
1 経緯
2 音楽的特徴・ニュー・ウェイヴとの差異
3 ポストパンクのバンド一覧
4 外部リンク
経緯
パンクの前身となるガレージ・ロックは1960年代後半にアメリカ西海岸において発祥し、1970年代後半にはロンドンやニューヨークを中心としたパンク・ロックとして、一大ムーブメントを巻き起こした。ポストパンクとはパンク登場後に、その流れを受け継ぐようにして表面化してきた動きである。ポストパンクはニュー・ウェイヴと共に1980年代前半において英国のインディー・ロックにおけるサブ・ジャンルの音楽運動となったが、1980年代中期にはマッドチェスターやテクノミュージックに飲み込まれて衰退していく。その音楽的特徴や精神性は1990年代におけるオルタナティヴ・ロックへと受け継がれていくことになる。2000年代においてはガレージロック・リバイバルの流れの中で多くのポストパンク・ニュー・ウェイヴ風の音楽性を持った若手バンドが登場し、再評価がなされた。
音楽的特徴・ニュー・ウェイヴとの差異
それまでの旧態依然としたロックの否定を出発点としたロンドンパンクの流れをそのまま受け継いでいるためローファイなサウンドを重視しているものの、レゲエ、ファンク、フリー・ジャズ、民族音楽を取り入れるなど音楽的挑戦には貪欲なバンドが多い。ビート感が強くダンスミュージックとしての性格を持つ。
日本ではしばしばポストパンクはポストロックと混同されるが、もちろんその実は全く違うジャンルである。ポストロックはロックの再構築・再解釈を中心とした実験的ロックであり、対してポストパンクは単純に歴史的な意味合いで「(ロンドン)パンクの後を受け継いで勃興したジャンル」であるから「ポスト」パンクという名称を与えられている。
ポストパンクは同時期に勃興していたニュー・ウェイヴと同一視される場合も多く、ポストパンク・リバイバルについても、レコード会社や雑誌によっては「ニュー・ウェイヴ・リバイバル」とも言い表している。敢えてニュー・ウェイヴと対比して言及される際は、ニュー・ウェイヴのアーティスト群の中でも比較的シンセサイザー色が薄く、ガレージ・ロックに似た鋭いギターの音を押し出しつつ内省的な雰囲気を内包したバンド群を指すことが多い。
ポストパンクのバンド一覧
外部リンク
- ListenJapan
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