全日本高等学校女子サッカー選手権大会
全日本高等学校女子サッカー選手権大会 | |
---|---|
開始年 | 1992 |
主催 | 日本サッカー協会 |
参加チーム数 | 32 |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 | 藤枝順心(3回目) |
最多優勝 | 常盤木学園(5回) |
サイト | 全日本高等学校女子サッカー選手権大会 |
全日本高等学校女子サッカー選手権大会(ぜんにほんこうとうがっこうじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、財団法人日本サッカー協会が主催する高校生年代の女子サッカー大会である。
目次
1 概要
2 スポンサー
3 試合会場
4 試合方式
5 テレビ放送
6 出場枠
7 結果
8 統計
8.1 高校別成績
8.2 都道府県別成績
9 得点王
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
概要
1992年に第1回が神戸市で開催された。第13回(2004年)からは7月末頃に磐田市で継続開催され、決勝戦はヤマハスタジアム(第21回のみ磐田スポーツ交流の里・ゆめりあサッカーグラウンド)で行われていたが、2014年度(2015年)からは、再び神戸市を中心とする兵庫県で開催されている[1]。
2005年からは「スポーツ拠点づくり推進事業」に承認されている。
2009年には全国高等学校体育連盟サッカー専門部女子部会が設立され、2012年に全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会としての種目が採用されたため、2012年度から翌年1月開催に変更[2]。2014年度から全国高等学校体育連盟が主催に加わり、全国高等学校選抜大会扱いとして開催されるようになった。
スポンサー
(2016年度)
- 主催 日本サッカー協会、全国高等学校体育連盟、神戸市、神戸市教育委員会
- 主管 兵庫県サッカー協会、兵庫県高等学校体育連盟
- 後援 スポーツ庁、兵庫県、兵庫県教育委員会、スポーツニッポン新聞社、神戸新聞社(デイリースポーツ)
- 協賛 第一三共ヘルスケア、ダイハツ工業、ナイキ、マイナビ、明治(五十音順)
- 協力 モルテン
試合会場
(2017年度)
- 準々決勝まで
三木総合防災公園陸上競技場、同第2陸上競技場、同第1球技場、同第2球技場(三木市)
いぶきの森球技場A、Cコート(神戸市西区)
洲本市五色台運動公園サッカー場メイングラウンド、サブグラウンド(洲本市)
しあわせの村多目的運動広場(神戸市北区)
- 準決勝・決勝
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)
(過去)
ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)※2014年度~2016年度の準決勝・決勝で使用された。2017年度はハイブリッド芝導入工事中のため使用されなかった。
試合方式
- 全試合ともトーナメント方式(3位決定戦なし)
- 準々決勝まで40分ハーフ(ハーフタイム10分)→同点の場合はPK戦
- 準決勝・決勝は45分ハーフ(ハーフタイム15分)
- 準決勝は同点の場合は即PK戦、決勝は同点の場合は20分間の延長戦→さらに同点の場合はPK戦
テレビ放送
2012年度(第21回)よりTBS系列(一部地域のみ)・BS-TBS・TBSチャンネル2・TBSホームページで試合の中継放送や大会ダイジェスト番組が放送されている。
- TBS系列
- 基本は関東ローカルだが、1回戦~準々決勝までは当日の夕方にダイジェスト番組を放送、準決勝・決勝は一部系列局で試合中継を行う。[3]第24回では決勝戦を初めて全国ネットで放送した。
- BS-TBS
- 第21回大会は1回戦~準々決勝の各1試合を録画中継放送していたが、第22回大会は1回戦~決勝戦までいずれも当日夜ダイジェスト版での放送となった。第23回は準決勝の第1試合を生中継、他は前年同様ダイジェスト番組を放送。
- 第23回大会では全国大会に先駆けて行われた地域予選3大会の代表決定戦(関東・茨城県、東海・三重県、関西・滋賀県のダイジェスト版を放送した。[4]
- TBSチャンネル2(通常は有料放送だが、第22回の全ての試合開催時刻、および第23回は2回戦に当たる1月4日に限り無料開放放送となる)
- 1回戦~準々決勝の全試合を中継放送[5]。
- TBS番組ホームページ
- 1回戦~決勝の全試合の模様を生中継している。ただ実況音声は配信されていない。
出場枠
9地域から32校が参加、2016年度以降は下記の通り。
- 北海道:2校
- 東北:3校
- 関東:7校
- 北信越:3校
- 東海:3校
- 関西:4校
- 中国:3校
- 四国:2校
- 九州:4校
- 開催地域(通常は兵庫県)より1校
結果
回 | 年度 | 決勝戦 | 開催地 | ||||||
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優勝校 | 結果 | 準優勝校 | |||||||
1 | 1992年 | 聖和学園 | 宮城 | 1 - 0 | 埼玉 | 埼玉 | 神戸 | ||
2 | 1993年 | 本庄第一 | 埼玉 | 3 - 1 | 啓明女学院 | 兵庫 | 神戸 | ||
3 | 1994年 | 埼玉 | 埼玉 | 2 - 1 | 啓明女学院 | 兵庫 | 神戸 | ||
4 | 1995年 | 埼玉栄 | 埼玉 | 2 - 1 | 埼玉 | 埼玉 | 神戸 | ||
5 | 1996年 | 埼玉 | 埼玉 | 5 - 1 | 啓明女学院 | 兵庫 | 神戸 | ||
6 | 1997年 | 啓明女学院 | 兵庫 | 3 - 0 | 埼玉 | 埼玉 | 神戸 | ||
7 | 1998年 | 聖和学園 | 宮城 | 0 - 0 aet (PK 4 - 2) | 神村学園 | 鹿児島 | 神戸 | ||
8 | 1999年 | 湘南女子 | 神奈川 | 4 - 2 | 神村学園 | 鹿児島 | 神戸 | ||
9 | 2000年 | 啓明女学院 | 兵庫 | 1 - 0 | 湘南学院 | 神奈川 | 神戸 | ||
10 | 2001年 | 聖和学園 | 宮城 | 1 - 1 aet (PK 5 - 3) | 湘南学院 | 神奈川 | 神戸 | ||
11 | 2002年 | 常盤木学園 | 宮城 | 2 - 0 | 聖和学園 | 宮城 | 磐田 | ||
12 | 2003年 | 鳳凰 | 鹿児島 | 1 - 0 | 常盤木学園 | 宮城 | 越谷/妻沼 | ||
13 | 2004年 | 神村学園 | 鹿児島 | 2 - 1 | 常盤木学園 | 宮城 | 磐田 | ||
14 | 2005年 | 神村学園 | 鹿児島 | 3 - 3 aet (PK 4 - 3) | 常盤木学園 | 宮城 | 磐田 | ||
15 | 2006年 | 藤枝順心 | 静岡 | 2 - 1 | 常盤木学園 | 宮城 | 磐田 | ||
16 | 2007年 | 鳳凰 | 鹿児島 | 3 - 1 | 神村学園 | 鹿児島 | 磐田 | ||
17 | 2008年 | 常盤木学園 | 宮城 | 0 - 0 aet (PK 5 - 3) | 鳳凰 | 鹿児島 | 磐田 | ||
18 | 2009年 | 常盤木学園 | 宮城 | 3 - 1 | 神村学園 | 鹿児島 | 磐田 | ||
19 | 2010年 | 日ノ本学園 | 兵庫 | 1 - 0 | 常盤木学園 | 宮城 | 磐田 | ||
20 | 2011年 | 常盤木学園 | 宮城 | 3 - 1 | 大阪桐蔭 | 大阪 | 磐田 | ||
21 | 2012年 | 常盤木学園 | 宮城 | 2 - 0 | 神村学園 | 鹿児島 | 磐田 | ||
22 | 2013年 | 日ノ本学園 | 兵庫 | 4 - 1 | 藤枝順心 | 静岡 | 磐田 | ||
23 | 2014年 | 日ノ本学園 | 兵庫 | 0 - 0 aet (PK 4 - 2) | 常盤木学園 | 宮城 | 神戸 | ||
24 | 2015年 | 藤枝順心 | 静岡 | 3 - 2 | 神村学園 | 鹿児島 | 神戸 | ||
25 | 2016年 | 十文字 | 東京 | 1 - 0 | 大商学園 | 大阪 | 神戸 | ||
26 | 2017年 | 藤枝順心 | 静岡 | 2 - 0 | 作陽 | 岡山 | 神戸 |
統計
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年3月) |
高校別成績
高校名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
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常盤木学園 | 5 | 6 | 2002,2008,2009,2011,2012 | 2003,2004,2005,2006,2010,2014 |
聖和学園 | 3 | 1 | 1992,1998,2001 | 2002 |
藤枝順心 | 3 | 1 | 2006,2015,2017 | 2013 |
日ノ本学園 | 3 | 0 | 2010,2013,2014 | |
神村学園 | 2 | 6 | 2004,2005 | 1998,1999,2007,2009,2012,2015 |
埼玉平成 | 2 | 3 | 1994,1996 | 1992,1995,1997 |
啓明学院 | 2 | 3 | 1997,2000 | 1993,1994,1996 |
鳳凰 | 2 | 1 | 2003,2007 | 2008 |
湘南学院 | 1 | 2 | 1999 | 2000,2001 |
本庄第一 | 1 | 0 | 1993 | |
埼玉栄 | 1 | 0 | 1995 | |
十文字 | 1 | 0 | 2016 | |
大阪桐蔭 | 0 | 1 | 2011 | |
大商学園 | 0 | 1 | 2016 | |
作陽 | 0 | 1 | 2017 |
- 高校名は現在の校名で統一。
都道府県別成績
都道府県名 | 優 | 準 |
---|---|---|
宮城 | 8 | 7 |
兵庫 | 5 | 3 |
鹿児島 | 4 | 7 |
埼玉 | 4 | 3 |
静岡 | 3 | 1 |
神奈川 | 1 | 2 |
東京 | 1 | 0 |
大阪 | 0 | 2 |
岡山 | 0 | 1 |
得点王
回 | 選手 | 学年 | 得点数 | 試合数 | 所属校 | 成績 | 進路 |
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19 | 道上彩花 | 1年 | 5 | 常盤木学園 | 準優勝 | INAC神戸レオネッサ | |
20 | 2年 | 10 | 5 | 優勝 | |||
21 | 星山彩香 | 3年 | 8 | 2 | 大谷室蘭 | ベスト16 | 武蔵丘短期大学 |
22 | 入江未希 | 3年 | 8 | 5 | 日ノ本学園 | 優勝 | ベガルタ仙台レディース |
23 | 白木星 | 3年 | 7 | 5 | 常盤木学園 | 準優勝 | 浦和レッズ・レディース |
24 | 児野楓香 | 3年 | 6 | 5 | 藤枝順心 | 優勝 | 日本体育大学 |
25 | 平川杏奈 | 2年 | 8 | 4 | 修徳 | 3位 | ニッパツ横浜FCシーガルズ |
26 | 小林和音 | 3年 | 6 | 4 | 福井工大福井 | 3位 | 武蔵丘短期大学 |
脚注
^ “全日本高等学校女子サッカー選手権大会の神戸市等での開催”. 神戸市. (2013年12月24日). http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2013/12/20131224840801.html 2014年1月16日閲覧。
^ “第21回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 大会概要 ~今年度より冬開催が決定~”. JFA. (2012年9月27日). http://www.jfa.or.jp/match/topics/2012/92.html 2012年9月27日閲覧。
^ TBSのほか第22回までの開催地の地元だったSBSテレビで準決勝の第2試合と決勝を生中継、並びに準決勝・決勝に進出した地元の系列局では当該試合を放送した。MBCは第21回決勝が同日夕方にダイジェスト版、第22回準決勝が第1試合のみ録画中継にて放送、MBSは第22回決勝(兵庫県の日ノ本学園決勝進出し優勝)を1月17日深夜録画中継にて放送された。また第23回(同左)は開催地の地元局であるMBSテレビでは放送予定がないため、同局協力による事実上の裏送りにより、準決勝の第2試合をニアライブ、決勝戦を生中継にて放送された。
^ 関西大会については後日MBSでも近畿ローカルにて放映された
^ 試合によって生放送と録画放送が分かれる
関連項目
- 選抜高校女子サッカー大会
- 全国高等学校サッカー選手権大会
- 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
- 国民体育大会サッカー競技
外部リンク
公式ウェブサイト - 日本サッカー協会
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