地獄へ道づれ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2016年11月) |
「地獄へ道づれ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クイーン の シングル | ||||||||
初出アルバム『ザ・ゲーム』 | ||||||||
B面 | 自殺志願(US) ドラゴン・アタック(UK) | |||||||
リリース | 1980年8月22日 | |||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||
録音 | 1980年 | |||||||
ジャンル | ファンク[1][2] ディスコ[3] | |||||||
時間 | 3分32秒 | |||||||
レーベル | EMI | |||||||
作詞・作曲 | ジョン・ディーコン | |||||||
プロデュース | クイーン レイノルド・マック | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
| ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
クイーン シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「地獄へ道づれ」(Another One Bites the Dust)は、イギリスのロック・バンドであるクイーンの楽曲。
目次
1 解説
2 プロモーションビデオ
3 リミックス・バージョン
4 脚注
解説
1980年にEMIよりシングルとしてリリースされ、その後アルバム『ザ・ゲーム』に収録された。
シングルは、アメリカ、スペインなどでチャート1位となるなど、世界的に大ヒットした。特にアメリカにおいては、ビルボード誌が発表したBillboard Hot 100(1980年10月4日付)では1位を獲得[4]し、シングルセールスが200万枚を超え、ブラックミュージックのチャートでも3週連続で2位を記録するなど、グループにおける最大のヒット曲となった。しかし、作曲したベースのジョン・ディーコンは、元々謙虚な性格だった事に加えてメンバー最年少でブライアン・メイとロジャー・テイラーの才能と人柄を尊敬していた事により「この曲が浮かんだ時あまりのバカバカしさにメンバーにも言わなかった。だが、フレディ・マーキュリーが是非レコーディングをしようといってくれた」と明かしており、印象的なベースラインはシックの『グッド・タイムス』に影響を受けて作曲されたと言われている[5][6]。ドラムスのロジャーは、あまりにもディスコ色が強すぎると難色を示した上、ループ手法を使ったドラムを嫌々叩いていたとの説もある。事実、ギターとベースラインはシックの演奏を彷彿させるものがある。シックのバーナード・エドワーズは、当時ジョンはシックのレコーディングスタジオを訪れており、レコーディングを眺めていたジョンは、いかにもセッションに参加したそうにリズムをとっていたと語っている。
前半の曲調としては同じパートを2回繰り返してBメロに入るという流れだが、最初のパートは落ち着いた雰囲気で歌い、2回目はキレのある歌声で高らかに歌い上げる。
また、パロディ歌手のアル・ヤンコビックは『遅刻へ道づれ』(Another One Rides The Bus)というパロディを発表している[7]。
プロモーションビデオ
プロモーション・ビデオの監督はダニエラ・グリーン[8]。内容は、非常にシンプルで暗いスタジオでメンバーが演奏し、マーキュリーがスタンドマイクを片手に歌うというもの。曲の後半にはマーキュリーが角の生えたキャップを被り、リズムを刻んでいる様子が収められている。
現在、このプロモーションビデオはDVD「グレイテスト・ビデオ・ヒッツ1」などで視聴することができる。
リミックス・バージョン
1998年の映画『スモール・ソルジャーズ』用にプラス・マイケルと、フリーが新たにラップボーカルを加え、リミックスした。このリミックスは『グレイテスト・ヒッツIII 〜フレディー・マーキュリーに捧ぐ〜』で聞くことができる。また、2006年にはマイアミ・プロジェクトにより再びリミックスされている。
脚注
^ Schaffner, Nicholas (1982). The British Invasion: From the First Wave to the New Wave. New York: McGraw-Hill. p. 254.
^ Smith, Chris (2006). The Greenwood Encyclopedia of Rock History: From Arenas to the Underground, 1974-1980. Greenwood Press. p. 65. ISBN 0-313-32937-0.
^ Breithaupt, Don; Breithaup, Jeff (2000). Night Moves: Pop Music in the Late '70s. New York: St. Martin's Press. p. 6. ISBN 978-0-312-19821-3.
- ^ ab“The Game – Awards”. AllMusic. All Media Network. 2018年12月1日閲覧。
^ Serpick, Evan. “Queen Biography”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/artists/queen/biography 2018年12月1日閲覧。.
^ “Biography – Chic”. Billboard. 2007年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月1日閲覧。
^ Palmer, Robert (1980年9月26日). “The Pop Life; Confident disk from Jerry Lee Lewis”. The New York Times: p. C14
^ “Queen Promo Videos”. Ultimatequeen.co.uk. 2018年12月1日閲覧。
|