ウィ・ウィル・ロック・ユー
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2015年2月) |
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クイーン の シングル | ||||||||
初出アルバム『世界に捧ぐ』 | ||||||||
A面 | 伝説のチャンピオン(両A面) | |||||||
リリース | 1977年10月7日 | |||||||
規格 | レコード (7インチ) | |||||||
ジャンル | スタジアム・ロック[1][2][3][4][5] | |||||||
時間 | 2分02秒 | |||||||
レーベル | EMI、Elektra | |||||||
作詞・作曲 | ブライアン・メイ | |||||||
プロデュース | クイーン, マイク・ストーン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
クイーン シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(We Will Rock You)は、イギリスのロックバンド、クイーンの楽曲である。
目次
1 概要
2 この楽曲を使用している作品
2.1 スポーツ
2.2 CM
2.3 ドラマ・バラエティ・アニメ・映画
2.4 楽曲
3 出典
概要
作詞・作曲はブライアン・メイ。シングル「伝説のチャンピオン」との両A面でのリリース。アルバム『世界に捧ぐ』(1977)のためにレコーディングされた楽曲[8]。ローリング・ストーン誌が2004年に発表した「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の第330位にランクインしている[9]。
冒頭の「ドンドンチャ」のリズムは、教会を改造したスタジオで録音された。メンバー一人一人が1拍目・2拍目は床を踏み鳴らし、3拍目は手拍子を打ち、4拍目は休符。これを何回もオーバーダビングして、ドラム・ベースを使わずにリズムを表現している。曲の最後にブライアン・メイによるギターソロが一つのフレーズを3回繰り返すようにして入っている[10]。
ライヴではテンポを上げて、ギター、ベース、ドラムのスリー・ピースでの8ビートのハードロック調にアレンジして演奏されることもあった。こちらは通称「Fast Version」と呼ばれ、ライヴ盤『ライヴ・キラーズ』や『グレイテスト・ビデオ・ヒッツ1』などで聴くことができる(ブライアン・メイの『ライブ・アット・ブリクストン・アカデミー』にも収録されている)。また、フレディ・マーキュリーが観客を目一杯煽って(「Do it!」-「やれ!」「行け!」「歌え!」という意味)「We will we will rock you」の部分を歌わせるのも、クイーンのライヴではいわゆる「お約束」だった。なお、2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、スタジオ音源とライブ音源がミックスされた音源が使用されている[11]。この音源は映画のサウンドトラック盤に、「ウィ・ウィル・ロック・ユー (ムービー・ミックス) - We Will Rock You (Movie Mix)」として収録されている。
2000年、イギリスのグループ、5iveをフィーチャーし「We Will Rock You / 5ive feat. Queen」という名前でシングルをリリース。UKチャート1位をマークし、同年のブリット・アウォーズではクイーンと5iveのライブが実現した。
この曲のプロモーションビデオは、ロジャー・テイラーの自宅の庭にて「永遠の翼」(『世界に捧ぐ』)と続けて撮影された[12]。
この楽曲を使用している作品
スポーツ
日本サッカー応援歌であり、サッカーゲーム・ウイニングイレブンシリーズにも使用されている。また、アルビレックス新潟でも使用している。
格闘技ではアンディ・フグ、ゲーリー・グッドリッジらが入場曲として使用しており、2000年、フグが逝去した際には彼の葬儀でも流された。
プロレスでは1980年代後半のNWAにて、リック・ルードとレイジング・ブルのタッグチームが入場曲としていた[13]。- 米国MLB公式戦でバッターが打席に入る時、イントロが流れる。
全日本F3選手権のスタート3分前に使用されている。
CM
東芝gigabeatのCM(さまざまなアレンジが施されていることが多い)
ペプシコーラのCMソング(ブリトニー・スピアーズ、ビヨンセ、ピンクによるカヴァー。CMにはブライアンとロジャーも出演した)
日産・ステージアCMソング(ケイコ・リー、メイシー・グレイによるカヴァー)
キリンチューハイ氷結CMソング(倖田來未によるカヴァー)
日本たばこ産業のコーヒー「ルーツ」のCMソング。
キリンビバレッジ・メッツ(飲料)(1990年代)
ソフトバンク - ウィ・ウィル・ロック・ユー(音源:ライブ・イン・モントリオール 1981)
大塚製薬ポカリスエットのCMソング(2015年)
ドラマ・バラエティ・アニメ・映画
日本テレビ系列ドラマ『anego』のオープニングテーマ曲。- 1994年の映画『D2 マイティ・ダック』で使用された。
- 2001年のアメリカ映画『ROCK YOU!』で使用された。
- 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』内の企画「山崎邦正 VS モリマン」における、モリマンの入場曲。
- 日本テレビ系列ドラマ『1ポンドの福音』のイメージソング。
- 2015年のアニメ作品『モンスターストライク』の第1期エンディングテーマ曲(GLORIAによるカヴァー)*
- 映画『ピクセル』の劇中歌として使用された。
楽曲
Dragon Ashのシングル楽曲「陽はまたのぼりくりかえす」のイントロ部でサンプリング音源として使用。
H Jungle with tのシングル楽曲「FRIENDSHIP」のイントロ部、Bメロにおいて、サンプリング音源として使用。
出典
^ Furniss, Matters (2012). Queen – Uncensored On the Record. Coda Books Ltd.. p. 52. ISBN 978-1-9085-3884-0. https://books.google.com/?id=BCeTqWXP6eoC&pg=PT52&dq=%22we+will+rock+you%22.
^ Gaar, Gillian G. (2012年12月4日). “Album reviews of Queen's second box set of reissues”. Goldmine. http://www.goldminemag.com/reviews/album-reviews-of-queens-second-box-set-of-reissues 2019年1月2日閲覧。.
^ Huang, Hao (2012). Music in the 20th century. 3. Coda Books Ltd.. p. 508. ISBN 978-1-9085-3884-0. "Queen (...) proved expert at creating crowd-pleasing and long lasting anthems such as "We Will Rock You" and "We Are the Champions" — popular songs for the burgeoning stadium-rock circuit."
^ Konow, David (2002). Bang Your Head: The Rise and Fall of Heavy Metal. Three Rivers Press. p. 72. ISBN 978-0609807323. "Two years later, in 1977, they would practically invent the arena-rock anthem with "We Will Rock You." The song was designed for maximum audience participation, where everyone would stomp and clap along to its beat. Even today, whenever you stomp and clap that thunderous beat at a sporting event, Queen gets royalties."
^ Serwer, Jesse (2012年10月16日). “The 77 Best Rock Samples in Rap History – 41. Dame Dash Presents Dream Team f/ Kanye West, Beanie Sigel, Cam'Ron, Young Chris and Twista "We Are the Champions" (2002)”. Complex. http://www.complex.com/music/2012/10/the-77-best-rock-samples-in-rap-history/dame-dash-we-are-the-champions 2019年1月2日閲覧. "The distinctive stomp-stomp-clap drum pattern from "We Will Rock You"—the apotheosis of arena rock"
^ “Toutes les Chansons N° 1 des Années 70” (フランス語). InfoDisc. 2014年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月2日閲覧。
- ^ ab“Queen – Awards”. AllMusic. All Media Network. 2018年1月2日閲覧。
^ “Queen – News of the World”. AllMusic. All Media Network. 2019年1月2日閲覧。
^ “We Will Rock You”. Rolling Stone. 2007年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月2日閲覧。
^ “Queen's Brian May Rocks Out To Physics, Photography”. Fresh Air. NPR (2010年8月3日). 2019年1月2日閲覧。
^ “クイーン、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックのリリースが決定”. NME.com (ニュー・ミュージカル・エクスプレス). (2018年9月5日). https://nme-jp.com/news/60707/ 2019年1月18日閲覧。
^ Baillie, Katie (2017年10月6日). “Betty the tea lady can be heard stamping her feet on Queen's We Will Rock You”. Metro. https://metro.co.uk/2017/10/06/betty-the-tea-lady-can-be-heard-stamping-her-feet-on-queens-we-will-rock-you-6981461/ 2019年1月2日閲覧。
^ “Old-School Wrestling: 8 Entrance Themes We Loved And 7 We Hated”. The Sportster (2016年9月30日). 2018年12月17日閲覧。
|