男女別学






男の子、ソビエト連邦1949




女の子、 スペイン1951


男女別学(だんじょべつがく)とは、学校の児童・生徒・学生が、男子と女子とでは別々の場所で学ぶこと、またはそういう学校のこと(別称では「男女別学校」とも言う)である。日本においては、第二次世界大戦終了前までは、儒教思想に基づいて男女別学による学校教育が現代よりも広く行われていた。対義語は、「男女共学」である。




目次






  • 1 概要


  • 2 脚注


  • 3 関連項目


  • 4 関連図書・関連文献





概要



  • 男女別学の学校で、男子を対象とする学校を「男子校」、女子を対象とする学校を「女子校」と呼ぶ。

  • 現在の日本では、小学校・中学校・高校までは男子校・女子校ともに存在している(ただし小学校は数が少なく、男子小学校となれば立教・暁星ぐらいである)。短期大学・大学・大学院については女子大学は存在するが、男子大学というものは現在は存在しない。なお、アメリカなどでは、古くにできた男子大学が複数存在している。また、朝鮮民主主義人民共和国では金正日朝鮮労働党書記の提案により1977年から中等教育が男女別学となっている。


  • 社会教育において、ボーイスカウトとガールスカウトとに分かれ、男女別学である。しかし、旧共産圏においては、男女別学の伝統がないため、ボーイスカウトにおいても男女共学を実施し、単に「スカウト」と呼称する。ただし、旧共産圏以外でも最近では、ボーイスカウトで男女共学を実施する国もある。日本においても、1995(平成7)年に、ボーイスカウトにおける全部門への女子の加入を認めた(しかしガールスカウト自体は、残っている)。

  • 日本でも男女別学の学校は私立学校を中心に多数存在するが、1990年代中頃からバブル崩壊による長期の不況や少子化の関係で共学化する学校が増えてきている。

  • 日本では、とりわけ北関東地域の名門公立学校(いわゆるナンバースクール)、東京圏の名門私立学校(男子御三家、女子御三家、早稲田の附属校・慶應義塾の一貫教育校等)、京阪神地区の名門私立学校は男女別学である場合が多い。

  • 男子・女子とも募集するが、男子と女子とでは教室(男子クラス・女子クラス)や校舎などが分けられている学校(特に私立学校の一部)がある。そういう学校も「男女別学(または男女別学校)」の範疇に入れられるほか、「男女併学」と称されることがある。別学・共学の、両方のメリットが得られるとも言えます。

  • 中東のアラブ社会では、イスラム教の影響により、2010年代でも男女別学が当たり前で『男女共学』は珍しい。例えば、サウジアラビアでは2011年5月15日に最終的に「世界最大」の女子大になるとしているヌーラ・ビント・アブドルラハマン王女大学がリアド郊外に開校した[1]。さらに、サウジアラビアでの男女別学は単に学校が別であるというのみにとどまらず、女子高の運動会を違法とするなど教育内容も(少なくとも部分的には)別のものになっている[2]



脚注




  1. ^ 「世界最大」の女子大開校 サウジ、学生5万人 東京新聞(共同通信社配信記事)、2011年5月17日。


  2. ^ 女子高の運動会は「違法」 サウジ教育省が調査 産経新聞(共同通信社配信記事)、2010年12月26日。



関連項目



  • 日本の男女別学校一覧


  • 女子高生 - 女子大生 - 女子校生



関連図書・関連文献




  • 中井俊已著『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか』(学研新書、2010年8月3日発行)


  • おおたとしまさ著『男子校という選択』(日本経済新聞出版社、2011年11月8日発行)

  • おおたとしまさ著『女子校という選択』(日本経済新聞出版社、2012年12月10日発行)


  • 中西啓喜著『ジェンダー・トラックの再考:私立女子校のカリキュラム再編の検討から』(2011年7月21日発表)








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