スウィート・ダディ・シキ












































スウィート・ダディ・シキ
プロフィール
リングネーム
スウィート・ダディ・シキ
本名
レジナルド・シキ
ニックネーム
Mr. Irresistible
Negro Gorgeous George
黒い伊達男
身長
180cm
体重
107kg(全盛時)
誕生日
(1938-06-16) 1938年6月16日(80歳) 
出身地
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州の旗 テキサス州
モンゴメリー郡モンゴメリー
トレーナー
サンダー・ザボー
レイ・オルテガ
デビュー
1955年
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スウィート・ダディ・シキSweet Daddy Siki)のリングネームで活躍したレジナルド・シキReginald Siki、1938年[1]6月16日 - )は、アメリカ合衆国の元プロレスラー。テキサス州モンゴメリー出身のアフリカ系アメリカ人。


派手なコスチュームをまとい、黒人でありながら髪をブロンドに染め、試合前に手鏡と櫛でその髪を整えるなどのパフォーマンスから、Negro Gorgeous George(黒いゴージャス・ジョージ)などの異名を持つ[2]。1960年代に一世を風靡したショーマン派黒人レスラーの先駆者的存在であり、ドロップキックの名手としても知られた[1]




目次






  • 1 来歴


  • 2 得意技


  • 3 獲得タイトル


  • 4 脚注


  • 5 外部リンク





来歴


元世界ヘビー級王者サンダー・ザボーのトレーニングを受け、1955年にニューメキシコ州のアルティサにてデビュー[3]。デビュー当時は80kg程度の軽量だったものの、3年間で100kgを超えるウエイトアップに成功[3]、1959年2月にはオハイオにてバディ・ロジャースを破り、NWAイースタン・ステーツ・ヘビー級王座を獲得した[4]


1961年にカナダのトロントに渡り、フランク・タニーが主宰していたメープル・リーフ・レスリングを主戦場に活動。1962年4月4日にはブルドッグ・ブラワーと組んでホイッパー・ビリー・ワトソン&ビリー・レッド・ライオンからNWAインターナショナル・タッグ王座を奪取、9月27日にワトソン&ブルーノ・サンマルチノに敗れるまで戴冠した[5]。地元のテキサスでは1963年2月15日、ヒューストンにてリップ・ホークからNWAテキサス・ヘビー級王座を奪取している[6]


1964年よりニューヨークのWWWFにも参戦し、ベビーフェイスのポジションでドクター・ジェリー・グラハム、ハンス・シュミット、カウボーイ・ビル・ワットなどの大物ヒールと対戦。ボボ・ブラジルとも黒人タッグチームを組み、1965年2月16日に当時ジン・キニスキー&ワルドー・フォン・エリックが保持していたUSタッグ王座に挑戦した[7]


1965年4月には日本プロレスに初来日し、ワールドリーグ戦の第7回大会に「西インド諸島代表」として出場。予選リーグではジャイアント馬場には敗れたものの、芳の里、吉村道明、遠藤幸吉らに勝利するなど、外国人陣営ではドン・マノキャンと並んでフレッド・ブラッシーに次ぐ2位の戦績を残した[8]。また、同年はカルガリーにてドン・レオ・ジョナサンを破り、NWAカナディアン・ヘビー級王座を獲得している[9]


その後もカナダを活動の拠点に、1971年にはハワイにも進出、ムーンドッグ・メインとの異色コンビで10月9日にベアキャット・ライト&サム・スティムボートからNWAハワイ・タッグ王座を奪取した[10]。以後はカントリー・シンガーとしての活動を開始する一方、1980年まで単発的にトロントのメープル・リーフ・レスリングに出場していた[2][7]


しばらくリングから離れた後、1984年にプロレス業界に復帰し、1月6日にカルロス・コロンの主宰するプエルトリコのWWCでペドロ・モラレスから北米ヘビー級王座を奪取[11]。同年10月には、当時カナダ東部地区との提携ルートを持っていたUWFに来日。約20年ぶりの日本マット登場が実現し、藤原喜明らと対戦した[12]。帰国後はWWFのオンタリオでの興行にも出場、キッチナーでは当時のWWF世界タッグ王者ディック・マードックのジョバーを務めている[7]


現役引退後も長年主戦場としていたトロントに居住し、1990年代前半はトレーナーとしてアダム・コープランドらをコーチした[13]。以降もトロントにてカントリー&ウエスタンのバンドやDJなどの音楽活動を行っている[3]



得意技



  • ドロップキック

  • ヘッドバット

  • エアプレーン・スピン

  • ネックブリーカー



獲得タイトル


NWAオハイオ

  • NWAイースタン・ステーツ・ヘビー級王座:1回[4]

メープル・リーフ・レスリング

  • NWAインターナショナル・タッグ王座:1回(w / ブルドッグ・ブラワー)[5]

スタンピード・レスリング


  • NWAカナディアン・ヘビー級王座(カルガリー版):1回[9]

  • スタンピード北米ヘビー級王座:1回[14]


NWAオールスター・レスリング

  • NWAカナディアン・タッグ王座(バンクーバー版):1回(w / キンジ渋谷)[15]

NWAビッグタイム・レスリング

  • NWAテキサス・ヘビー級王座:1回[6]

ミッドパシフィック・プロモーションズ


  • NWA北米ヘビー級王座(ハワイ版):1回[16]

  • NWAハワイ・タッグ王座:1回(w / ムーンドッグ・メイン)[10]


ワールド・レスリング・カウンシル

  • WWC北米ヘビー級王座:1回[11]

アトランティック・グランプリ・レスリング

  • AGPW北米タッグ王座:1回(w / キューバン・アサシン)[17]


脚注




  1. ^ ab『THE WRESTLER BEST 1000』P299(1996年、日本スポーツ出版社)

  2. ^ ab“Page of Fame: Sweet Daddy Siki”. Canadian Pro Wrestling Page of Fame. 2011年9月18日閲覧。

  3. ^ abc“Canadian Hall of Fame: Sweet Daddy Siki”. SLAM! Sports. 2011年6月21日閲覧。

  4. ^ ab“NWA Eastern States Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年9月18日閲覧。

  5. ^ ab“NWA International Tag Team Title [Toronto]”. Wrestling-Titles.com. 2011年9月18日閲覧。

  6. ^ ab“NWA Texas Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年8月25日閲覧。

  7. ^ abc“Matches of Sweet Daddy Siki”. Cagematch. 2011年9月18日閲覧。


  8. ^ “JWA 1965 The 7th Annual World Big League”. Puroresu.com. 2015年8月25日閲覧。

  9. ^ ab“NWA Canadian Heavyweight Title [Calgary]”. Wrestling-Titles.com. 2011年9月18日閲覧。

  10. ^ ab“NWA Hawaii Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年9月18日閲覧。

  11. ^ ab“WWC North American Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年9月18日閲覧。


  12. ^ “The UWFi matches fought by Sweet Daddy Siki in 1984”. Wrestlingdata.com. 2015年2月14日閲覧。


  13. ^ “Edge's WWE Profile”. WWE.com. 2011年9月18日閲覧。


  14. ^ “Stampede Wrestling North American Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年8月25日閲覧。


  15. ^ “NWA Canadian Tag Team Title [British Columbia]”. Wrestling-Titles.com. 2015年8月25日閲覧。


  16. ^ “NWA North American Heavyweight Title [Hawaii]”. Wrestling-Titles.com. 2015年8月25日閲覧。


  17. ^ “AGPW North American Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2016年1月27日閲覧。




外部リンク



  • Profile at Online World of Wrestling

  • Profile at Cagematch

  • Profile at Wrestlingdata




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